【ネタバレ感想】『サプライズ』は、ありがちなストーリーのグロホラー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『サプライズ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『サプライズ』ってどんな映画?あらすじは?

『サプライズ』は、2011年(日本だと2013年)公開のスプラッターホラー映画。

監督はアダム・ウィンガード。主演はシャーニ・ヴィンソン、A・J・ボーウェン。

あらすじとしては、「両親の結婚35周年を祝う席に集まった、家族とその恋人たち総勢10人。しかし、そこで恐ろしい悲劇が待ち受ける」という物語である。

エリンの彼氏クリスピアンの両親の結婚35周年を祝うため、エリンはクリスピアンとともに両親宅へと急いだ。

両親宅につくと、続々と兄弟たちとその恋人たちが集まってきた。

お互いに挨拶を交わすと、35周年を祝うためのパーティが始まる。

しかし、クリスピアンと長男のドレイクが言い争いになってしまう。

そんな中、長女エイミーの彼氏であるタリクが、窓の外に不審な影を見て、恐る恐る窓際にいくと、外からクロスボウの矢が飛んできて、タリクに命中する。

タリクは絶命し、そのことがきっかけでパーティーは悲鳴に包まれた。

どうやら、窓の外には動物のお面を被った人物が3〜4人ほどうろついているらしく、彼らがこの事件を起こしたようだった。

目的はなんなのか。

『サプライズ』は、ありがちなストーリーのグロホラー映画だった

というわけで『サプライズ』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「ありがちなストーリーのグロホラー映画だなぁ」

という感じである。

全体として、まぁありがちなストーリー展開だ。

遺産目当ての次男クリスピアンと末っ子のフィリックス。

彼らがこの計画を首謀し、結果的にエリン以外の全員が死ぬ…という物語。

物語中盤ぐらいから、「おそらく首謀者はクリスピアンだろうな」と思っていたら、まさにそうなったので特段驚きはしなかった。

スプラッター系映画ということで、かなりグロいシーンが散見される。

『サプライズ』の良い点

『サプライズ』の良い点は、若干サスペンスチックになっているところだろう。

マクドナルドで言う、ハッピーセットのおまけおもちゃみたいな。

特にクオリティが高いわけではないけど、まぁついてるからそれなりに面白いよね…というレベルのサスペンス要素である。

これが超常現象的、または特に理由もない惨殺行為なのだとしたら評価に値しない最低映画になっているところだが、今作ではまだ「遺産目当て」という大義名分が存在したので、そういう意味では良い点だと言えるだろう。

『サプライズ』の悪い点

『サプライズ』の悪い点は、全体的にキャラクターの深堀りが少ない点だ。

例えば、クリスピアンがなぜ奨学金で困っているのか…が理解し難く、別に今回のような最低すぎる残虐計画を行う必要もなかっただろう。

また、長男のドレイクがあんなに挑発的なのも気になるし、彼らを襲ったアニマルマスクのやつらと首謀者たちとの関係性も理解できない。

全体的に点と点が線で結ばれにくい映画だと感じた。

『サプライズ』を総合評価するなら?

『サプライズ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

個人的には及第点レベル。

時間があれば見ても良いかな…というような、そんな感じ。

だが、スプラッター映画でかなりグロいので、なかなか何度もみたいとは思わない映画である。

『サプライズ』はどんな人にオススメ?

『サプライズ』は、ホラー映画が好きな人、またサイコ的映画が好きな人にもおすすめしておこう。

終わりに

『サプライズ』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。