【ネタバレ感想】『アポロ13』は、史実に基づく素晴らしい名作映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『アポロ13』を観終わったので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『アポロ13』ってどんな映画?あらすじは?

『アポロ13』は、1995年公開のヒューマンドラマ映画。

監督はロン・ハワード。主演はトム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン。

あらすじとしては、「実際のアポロ13号に起きた悲劇を再現した映画」となっている。

アポロ13号で月へいく宇宙飛行士として任命されたジム。

同乗する宇宙飛行士、フレッド、ケンとともに訓練を重ねる日々を送っていた。

しかし、ロケット打ち上げ二日前になって、予備チームの1人が風疹にかかってしまう。

ジムとフレッドは抗体を持っていたが、ケンは抗体を持っていなかったため、宇宙空間で風疹を発症するリスクがあるとして宇宙飛行士から降ろされてしまった。

代わりに、予備チームの司令船パイロットをしていたジャックが、ケンの代役として宇宙飛行士に任命されるのだった。

ロケット打ち上げ当日。

3人の宇宙飛行士を乗せたアポロ13号は、打ち上げは順調に成功。しかし、打ち上げてすぐのところで5つあるエンジンのうち、真ん中のエンジンが不調に見舞われる。

しかし、他の4つが正常に運転しているのを加味し、続行するのだった。

ロケット打ち上げから二日後。地球から約32万キロの地点に達したところで、司令部は機械船の酸素タンクを撹拌するように指示を出す。

ジャックが撹拌するためのスイッチを押したところ、急に爆発音が聞こえた。

機体はかなり激しく揺れ、ジム、フレッドもパニックに陥ってしまう。

機械船のコントロール室のパネルは警告表示がたくさん出ていて、なぜこうなってしまったのかが全くわからない状況だった。

突然の不運に見舞われた宇宙飛行士たちを無事に地球へ生還させるべく、管制室のメンバーは知恵を振り絞るのだった。

『アポロ13』は、史実に基づく素晴らしい名作映画だった

というわけで『アポロ13』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「これは素晴らしい映画だ…」

という印象である。とにかく素晴らしい。

まず、『アポロ13』のほぼ全てがかなり史実に基づいたリアリティに溢れる映像だということ。

そして、ダレるようなところもなく、全体としてまとまりがよく仕上がっていること。

もちろん、名優たちの演技も素晴らしい。

全体として特筆すべき悪い点が見当たらず、最初から最後までずっと楽しめる映画だったように思う。

諦めなければ、不可能をも可能にする…という教訓

『アポロ13』を観ていて思ったのは、

「諦めなければ、不可能をも可能にするんだな…」

ということである。

この映画、正直かなり絶望的な要素が散りばめられている。

そもそも、「宇宙空間で事故が発生」という時点で、我々一般人からすれば限りなく絶望的な恐怖である。

打ち上げ時点でのエンジン1基の故障だけで、私なら不安で冷や汗が止まらないだろう…笑。

そのあとの酸素タンク撹拌による爆発、そして電力不足、二酸化炭素量の増加、大気圏突入の際の軌道修正、地球への生還…。

とにかく、全体的に絶望的である…。二酸化炭素量の増加の時なんて、

「丸い筒に四角いもの入れるアイデアを考えろ」

という無茶苦茶すぎる考えが必要になっていた。

しかし、NASA職員たちは知恵を振り絞って、宇宙飛行士たちを無事生還させる…。

諦めなければ、どんなに絶望的な状況でも逆転することができるんだな…という教訓にもなった。

素晴らしい映画である。

『アポロ13』を総合評価するなら?

『アポロ13』を総合評価するなら、星5中の星5評価である。

個人的には最高に面白い映画だった。

見る前から、

「おそらく生還するだろうな」

というのはわかっていたんだけれど、そうだとしてもこんな絶望的な状況でどうやって生還するんだろう…というドキドキはあった。

こういう映画は、結末が最初からわかっていた方が面白いタイプなんだと思う。

全ての映画が結末がわからない方がいい…というわけでもないだろう。

それこそ、トム・ハンクス主演のプライベートライアンなんかがその良い例である。

結末がわかっていた方が映える映画もある。そんなことを思い出させてくれた映画でもあった。

『アポロ13』はどんな人にオススメ?

『アポロ13』は、感動ストーリーを観たい人にオススメだ。

また、人生に自信が持てない人などにもオススメしたい。

宇宙というまだ全体の1%もわかってないような怖すぎる空間で、絶望的な状況に陥るクルーたちに、勇気をもらえることだろう…。

終わりに

『アポロ13』についてレビューしてきた。

余談だが、私は月面着陸が本当にあったのか疑惑を持たれているアポロ11号について、月にちゃんと降り立ったと思っている。

おそらく、アポロ11号の月面着陸が真実かどうか…を疑うに至るまでに、各所でそれなりに「こういう理由で、月面着陸は不可能だ」というのが提示されていることだろう。

それこそ、地球を覆うような形で存在している放射線空間「ヴァン・アレン帯」の存在がその良い例だ。

ここで色々と詳しく解説しようとは思ってないのでここらで幕引きを図るが、アポロ11号が月面着陸したのは明白である。

アポロよ、永遠に。