マトリックス レボリューションズは、完結編としては微妙だった

ふぉぐです。

ついさっき、マトリックス レボリューションズを観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ満載でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




マトリックス レボリューションズってどんな映画?あらすじは?

マトリックス レボリューションズは、2003年公開のSFアクション映画。

監督はウォシャウスキー兄弟(現在はどちらも性転換手術を行い、姉妹)。

主演はキアヌ・リーブス。

あらすじとしては、マトリックス三部作の完結編である。

前作で意識不明になったネオは、ベインと共に医務室へ運ばれていた。

しかし、ネオはなぜかマトリックスに接続している状態の脳波を示していた。だが、マトリックス内でネオは確認できない。

ネオは、マトリックスと現実世界の境界にある「モーヴィル・アヴェニュー」にいた。

モーヴィル・アヴェニューでは、「サティー」という女の子とその両親に会い、「ここはトレインマンという人物に制御されている」ということを聞かされる。

やがて、モーヴィル・アヴェニューに電車がやってきて、そこにトレインマンも乗っていた。

トレインマンはネオの制止を振り切り、サティーとその両親を電車に乗せてどこかへ行ってしまう。

その頃、モーフィアスとトリニティは、トレインマンを支配している「メロビンジアン(前作でフランス語を得意としてたヤツ)」の元にいき、ネオを解放してもらう。

現実世界に戻ったネオは、「船を一隻貸して欲しい」と申し出て、機械達の総本部である「マシン・シティ」をトリニティと目指す。

ベインは…というと、同じ艦隊がEMP(電磁砲的なやつ)でやられたが、なぜかベインだけ生き残っていることに疑問を抱かれていた。

それもそのはず、前作でベインはエージェント・スミスによって脳内を乗っ取られていたからだ。

ペインは、「自分が何をやったかを覚えていない」と言い、ベインの尋問を命じられていたマギーがベインに殺されてしまった。

ベインは、ネオ達が乗っている船に侵入し、ネオの目を失明させる。しかし、ネオはベインをぶち殺し、トリニティとともにマシン・シティにたどり着く。

ザイオンでは、25万体ものセンチネルの大群が押し寄せ、人間VS機械の戦争が勃発していた。

マトリックス レボリューションズは、個人的に完結編としては微妙だった

ぶっちゃけて言わせてもらうと、マトリックス レボリューションズは個人的に完結編としてはちょいと微妙だった。

結局、最後のシーンでアーキテクトが「戻りたい人間は戻す」みたいなことを言っていたが、オラクルたちがいたあの世界は現実なのか、それともマトリックスの世界なのか…。よくわからない。個人的にはあそこはマトリックスだと思うのだけれど。

私が勝手に想像していたエンディングは、マトリックスに縛られていた人間達を、ネオがマトリックスを破壊することで目覚めさせる…みたいな感じかと思っていた。

だが、現実ではそうではなく、ネオがスミスとのタイマンに勝利し、そしてそのスミスは実はオラクルだった…みたいなオチな訳だが。

う〜む…微妙。

とにかく微妙。

マトリックス第1部の、「実は我々が生きているこの世界は仮想空間」という面白すぎる設定を活かしきれていない感じがした。

前作からちょっと路線がおかしい方向にいってはいたのだけれど、今作も期待を裏切ることはなかった。

ザイオンでの戦闘シーンは迫力あるけど…それじゃない感

ザイオンでの戦闘シーンは、かなり迫力がある。

大量のセンチネルが群れをなして人間達を襲う様は、まるでイワシの大群が巨大魚に対抗する感じがしてとても映像的には素晴らしい。

しかし…だ。

マトリックスに求めているものはアクションシーンの素晴らしさではない。

むしろ、もっと哲学的な。

それこそ、攻殻機動隊的な面白さだったはず。

さらに言えば、第1作目でオペレーターのやつが、

「もしかしたら、そのうちザイオンに行けるかもな」

みたいな感じで、ザイオンは幻の都市…といった雰囲気を醸し出していたはずだ。

また、1作目で仲間達を裏切ったアイツも、「俺はこんなところ、もう嫌なんだよ!」的なことを言っていた。

しかし、ザイオンはザイオンで人もたくさんいるし、そこまで嫌なところではなかったはずだ。

その辺の、ストーリーを大きくしすぎて収拾がつかなくなってしまった感が否めないのも残念なところだ。

また、戦闘の舞台がマトリックスからザイオンに変わってしまった点も個人的にいただけない。

会話が抽象的すぎてよくわからない

前作から、登場人物達の会話が抽象的すぎてよくわからなくなっているのもマイナスポイントだ。

「え?ドユコト?」みたいな。

特に、予言者オラクルとの会話や、モーフィアスとの会話はもうわけがわからない。

とりあえず抽象的なこと言ってれば誤魔化せるだろ…?みたいな。

1作目はそれなりに具体的な会話が多かったので、観ていてもかなり面白かったわけだが、前作から今作にかけては抽象的すぎてわけがわからなくなっている。

マトリックス レボリューションズを総合評価するなら?

マトリックス レボリューションズを総合評価するなら、星5中の星2である。

う〜ん、微妙。

マトリックス好きの方には申し訳ないが、第1作目の面白さに比べてしまうと、「完結編」としてはかなり微妙である。

ド派手なアクションシーンだけで、あとはもう深みも何もないストーリーになってしまった。

前作までが許容範囲…と言ったところか。

だが、アクションシーンはめっちゃくちゃド派手で面白かったので、その点を加味して星2とした。

完結編としてだけの評価をするならば、辛口で星1である。

マトリックス レボリューションズはどんな人にオススメ?

マトリックス レボリューションズは、まずは第1作、第2作を見終えた人にオススメしたい。

兎にも角にも「完結編」なので、第2作目までを観た人はぜひ観て欲しい。

だが、スッキリしないエンディング(よくわからないという意味で)なので、その点はご注意願いたい。

終わりに

マトリックスシリーズを前作観終わった。

第1作目はかなり面白いのだが、2作目になってパワーダウン。

3作目はほぼ脳筋アクションシーンという感じで、回を重ねていくうちに収拾がつかなくなったイメージである。

個人的な意見ではあるが、マトリックスのエンディングは、

「マトリックスの仮想空間内にある「The Endボタン」を押すことで、ザイオンに攻めてきているセンチネルも動作をストップし、さらにマトリックスに縛り付けられている人間達も解放できる。

そのボタンさえ押せば全てを終わらせることが「オラクル」から告げられるが、そこにエージェント・スミスがやってきて…」

みたいな方がよかった気がする。

せっかく「仮想現実」を舞台にした映画なのに、銃撃シーンだけなんで現実世界を舞台にしてるんだよ!って感じだ。

1作目が素晴らしい出来だっただけに、非常に残念だった…。