ふぉぐです。
ついさっき、『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』ってどんな映画?あらすじは?
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』は、1994年公開のアニメ映画。
監督は芝山努。主演は大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太。
あらすじとしては、「自在に夢を見れる機械で、自分が勇者になる夢を所望したのび太。特別な夢を見られるカセットをドラえもんに注文してもらうが、そのカセットは妙に現実的なものだった」という物語である。
自分で好きな夢を見られる機械、「夢見る機」で、しずかちゃんを助ける勇者を演じていたのび太は、現実世界と夢とのギャップに気落ちしていた。
ドラえもんに、現実世界は厳しいから、夢を楽しみたい…と所望するが、ドラえもんは厳しくのび太を叱る。
家出したのび太だったが結局ドラえもんとともに帰ってきて、夢見る機で夢の世界に入るのだった。
次の日。学校の宿題をやり忘れていたのび太は、朝のうちに裏山で宿題を終わらせようとする。
しかし、解けるはずもなく投げやりになっているところに、不思議な男性がのび太に近づいてくる。
男性は、「これを食べなされ」といい、知恵の実というさくらんぼのような果物を渡してきた。
のび太は知恵の実を食べると、宿題がスラスラと解けるではないか。
宿題を解いたと同時にのび太は眠ってしまい、起きると「夢だったのか…」とガッカリする。
しかし、宿題はなんとパーフェクトで終わっていて、先生からも褒められた。
のび太は不思議がりながらも、家に帰ろうとするとその男性が道端にいた。
知恵の実をもっともらおうとすると、男性は「君は夢幻三剣士のシロガネの勇者だ」と言い、何処かへさってしまった。
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』は、若干説明不足感の否めない作品だった
というわけで『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「若干説明不足感の否めない作品だった」
という感じである。
全体として、若干説明不足である。
面白くないことはないが、例えば序盤から出てくる不思議な男性「トリホー」の立ち位置がよくわからない。
結局終盤まで正体は明かされないし、なんなら夢見る機を引き取りにきた未来のロボットも若干トリホーっぽかった。
最終的には夢幻三剣士ではなく、夢幻二剣士&魔法使いになってるし…。
物語の基盤は面白いが、装飾をミスった感のある作品だった。
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』の良い点
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』の良い点は、やはりその世界観だろうか。
ドラえもんシリーズにしては珍しく、ファンタジー世界が舞台である。
ファンタジー世界が舞台としつつも、ガッツリドラえもんの道具が出てくるのも良い。それにのび太が怒るのも良い。
世界観はとても良い作品だった。
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』の悪い点
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』の悪い点は、やはりトリホーの存在だろうか。
やや意味ありげな登場をしつつ、結局は特に重要な存在でもないのがやはり痛い。
伏線を張ってはいたが、どういう回収の仕方をすれば良いかわからなくなってしまった…そんな感じである。
また、ラストシーンで学校が裏山の頂上付近にあったのも、おそらく夢と現実がごっちゃになってるよ…という遊び心的なシーンだとは思うのだが、あれもいるのか?と思ってしまった。
を総合評価するなら?
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
うーん、まあ普通。
ドラえもんの映画は総じてつまらないことはありえない。
ちゃんと一定レベルには仕上げてくるし、大人が見ても面白いのである。
ただ、今作は若干消化不良感が強いのが難点である。
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』はどんな人にオススメ?
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』は、ドラえもんシリーズが好きな人におすすめしておこう。
終わりに
『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。