ふぉぐです。
ついさっき、『ドラえもん のび太と銀河超特急』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ドラえもん のび太と銀河超特急』ってどんな映画?あらすじは?
『ドラえもん のび太と銀河超特急』は、1996年公開のアニメーション映画。
監督は芝山努。主演は大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太。
あらすじとしては、「銀河系を走る特急列車に乗ることになったドラえもんたちは、列車盗賊団と出会う。しかし、盗賊団は実はドリーマーズランドという遊園地のアトラクションで、余興のようなものだった。ドラえもんたちはドリーマーズランドで楽しむが、魔の手が忍び寄る」という物語である。
のび太とドラえもんは、「銀河ミステリー列車」で宇宙旅行をする計画を立てた。
というのも、3日前からドラえもんがのび太宅におらず、のび太が心配していたところに、ドラえもんが帰ってくる。
ドラえもんは、銀河ミステリー列車の乗車券を購入しに未来へと行っていたのだった。
ドラえもんは、しずかちゃんやジャイアン、スネ夫もくると思って5枚用意していたが、三人は、別のミステリー列車で旅行に行くことが決まっていたので、二人で遊覧していた。
しかし、次の日になると、ジャイアンたちはのび太の家にやってきて、結局一緒に宇宙旅行の旅へと行くのだった。
列車の行き先は「ハテノハテ星群」にある「ドリーマーズランド」という遊園地で、その余興でダーク・ブラック・シャドウ団のパフォーマンスも繰り広げられた。
ドリーマーズランドでは、数個の星を自由に探索でき、それぞれの星で「恐竜の星」だったり「西部劇の星」だったりと、特有のアトラクションを楽しめるような仕掛けになっていた。
のび太たちはさっそくそれぞれ行きたい星を選んでアトラクションを楽しむが、彼らに魔の手が忍び寄っていた。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』は、ワクワクが止まらないアニメ映画だった
というわけで『ドラえもん のび太と銀河超特急』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ワクワクが止まらないアニメ映画だなあ」
という感じである。
うーん、良い。これは夢が膨らむ映画である。
この映画、私が子供の頃によく見ていたのだが、大人になった今でも十分面白い映画である。
まず、設定が良い。
「ドリーマーズランド」という星を舞台にした遊園地で、西部劇の星だったり恐竜の星だったり。
実際に、もしそんな遊園地があれば絶対に楽しいだろうな…というような要素がたっぷり詰まっている。
子供の夢を膨らませてくれる良い映画だが、大人が見ても楽しめるので最高である。
とてもセンチメンタルにさせてくれる映画だった。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』の良い点
『ドラえもん のび太と銀河超特急』の良い点は、なんと言っても設定である。
前述したが、やはりドリーマーズランドは素晴らしい。
星一つを舞台にさせて、西部劇でヒーローになるのび太のあのシーンはとてもスカッとするし、もしあんなアトラクションがあったら1ヶ月ぐらい休暇をもらって遊んでも良いぐらいのものだろう。
まだまだ…おそらく500年ぐらいにならないとあんな未来は訪れないとは思うが、それでも夢が膨らむ映画だな…と感じた次第である。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』の悪い点
『ドラえもん のび太と銀河超特急』の悪い点は、正直特にない。
強いていうなら、限られた食料を「おかわり!」とか言って食い荒らすジャイアンやのび太に対して「食料は大事だぞ」と思ったぐらいである。
全体的にあまり突っ込みどころもなく、とてもサクサクと見られる良い映画だった。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』を総合評価するなら?
『ドラえもん のび太と銀河超特急』を総合評価するなら、星5中の星5評価である。
最高である。
子どもたちにはぜひ見てもらいたいし、子どもの頃にこの映画を見るのと見ないのとでは想像力の高さに違いが出るのではないか?ぐらい素晴らしい映画である。
ホラーチックな要素もあるし、虚無的な星の雰囲気もあったりするし、子どもたちが「もしあそこの星に行ったらどうなるんだろう…」と想像できる点が素晴らしい。
宇宙という途方もない世界を舞台にしているにもかかわらず、ここまで楽しい作品にできるのはさすがドラえもんである。
『ドラえもん のび太と銀河超特急』はどんな人にオススメ?
『ドラえもん のび太と銀河超特急』は、ぜひ子どもたちにおすすめしたい。
一生に1度は見ておくべき映画である。特に3〜6歳ぐらいの子どもたちなら、どハマりするレベルで面白い映画だろう。
終わりに
『ドラえもん のび太と銀河超特急』についてレビューしてきた。
余談だが、『ドラえもん のび太と銀河超特急』の公開から半年後ほどに、藤子・F・不二雄先生はお亡くなりになられている。
漫画的な「遺作」でいうなら、次作の「ねじ巻き都市冒険記」なのだが、映画的な遺作で言うならば今作なのだろうと思うと、とても感慨深いものがある。
ご冥福をお祈りします。