【ネタバレ感想】『スラムドッグ$ミリオネア』は、結構ダレるヒューマンドラマ映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『スラムドッグ$ミリオネア』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『スラムドッグ$ミリオネア』ってどんな映画?あらすじは?

『スラムドッグ$ミリオネア』は、2008年(日本だと2009年)公開のヒューマンドラマ映画。

監督はダニー・ボイル。主演はデーヴ・パテール、フリーダ・ピントー。

あらすじとしては、「大金持ちになれるクイズ番組で、残るは最終問題だけまで漕ぎ着けた青年は、不正疑惑をかけられて警察に差し出されてしまう。青年は警察でこれまでの自分の生い立ちを話し始める」という物語である。

全問正解で億万長者になれる額の賞金がもらえる「ミリオネア」というクイズ番組に出演したジャマール。

残るは最終問題だけ…というところまで漕ぎ着けたが、スラム出身で無学のジャマールが最終問題まで漕ぎ着けるのはありえない…として、番組司会者がジャマールを警察に突き出す。

ジャマールは警察で拷問を受けるが、本当に不正はやっておらず、警察署内でこれまでの自分の人生を話し始める。

『スラムドッグ$ミリオネア』は、結構ダレるヒューマンドラマ映画だった

というわけで『スラムドッグ$ミリオネア』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「結構ダレるヒューマンドラマ映画だなぁ…」

という感じである。

正直いうと個人的には全然面白さを感じなかった。

アカデミー賞で作品賞を含む8部門を受賞…ということで過度な期待があったのはこちらの責任だが、やはりそれを除いても個人的には全く面白くない映画だった。

全体的にありがちなテーマ設定だし、クイズ部分も大して面白いわけではない。

最後はなんとなく当たっちゃって、「結局何がしたかったんだろう」と疑問符が頭に浮かんでしまう作品だった。

インドの情勢を描いた作品…というわけでもなさそうだし…。

何はともあれ、個人的には全く面白くない映画だった。

『スラムドッグ$ミリオネア』の良い点

『スラムドッグ$ミリオネア』の良い点は、まぁ…最後に主人公がクイズに正解するところだろうか。

『スラムドッグ$ミリオネア』の悪い点

『スラムドッグ$ミリオネア』の悪い点は、全体的な構成、そしてストーリーにあるように思う。

堅実な人生を歩む人には、今作のようにどこかで運を掴むかもしれないよ…という示唆というか享受をしているわけだが、それにしても面白くないのがキツイ。

まずストーリー展開が「ありがち」なのがキツイ。

スラムで育った兄弟が女の子と出会い、その女の子と共にある組織へと入ったら、その組織では歌の上手い子供の目を焼いて(焼くというより…失明させて)、よりお金を恵んでもらえるようにする。

これだけ聞くとありがちなストーリーには聞こえないが、要は「不幸に育った少年たちが、生きるために努力する」というような感じである。ありがち。

そして、途中途中で挟み込まれるクイズのシーンがじれったい。

私としてはクイズのシーンを多めに見たいのに、過去の話が長くてすごく悶々としてしまう。

あの形式を賛美する意見も分からなくはないが、個人的には過去編と現代編(クイズ編)とで分けて、クイズで成り上がる…というどんでん返し的展開の方がよかったように思う。

『スラムドッグ$ミリオネア』を総合評価するなら?

『スラムドッグ$ミリオネア』を総合評価するなら、星5中の星1評価である。

個人的には二度と見ないタイプの映画だろう。

致命的に面白くないのがまずキツイ。

見ていて不快になるシーンもたくさんあるが、まぁそれは映画の表現なので仕方がない。

兎にも角にもつまらないのが一番致命的だ。

『スラムドッグ$ミリオネア』はどんな人にオススメ?

『スラムドッグ$ミリオネア』は、個人的にはおすすめできない。

終わりに

『スラムドッグ$ミリオネア』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。