【ネタバレ感想】『ロードキラー』は、若干無理がありすぎるサイコホラー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ロードキラー』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『ロードキラー』ってどんな映画?あらすじは?

『ロードキラー』は、2001年公開のサイコホラー映画。

監督はジョン・ダール。主演はポール・ウォーカー、スティーヴ・ザーン、リーリー・ソビエスキー。

あらすじとしては、「車運転中に無線でやりとりしていた兄弟に、ラスティ・ネイルというトラック運転手から無線が入る。兄弟は、ラスティ・ネイルをバカにしようとしたが…」という物語である。

兄のフラーが釈放されたということで、弟のルイスはフラーを車で迎えにいくのと同時に、幼なじみのヴェラを訪ねるためにコロラド州へ向かい、そしてネブラスカ州へと帰郷する計画を立てていた。

フラーを乗せて車で走っていると、途中フラーはルイスの車に無断で無線機を搭載する。

大陸横断中暇な兄弟は、その無線で楽しく遊んでいた。

フラーはルイスに、「女の声で男をバカにしようぜ」と提案し、ルイスは嫌々ながらも女の声を出して無線で話をするのだった。

すると、ラスティ・ネイルという人物が見事に引っかかってしまい、兄弟は「今晩会えないかしら」と嘘の提案をして、ラスティ・ネイルをバカにするのだった。

しかし、驚愕の事件が起きた。

ラスティ・ネイルらしき人物がホテルを訪ねて、兄のフラーと喧嘩争いになりそうだったおじさんの部屋に入ると、次の日にそのおじさんが道の真ん中で顎を切り取られて意識不明の重体になっていた。

警察にことの経緯を話した兄弟はこっぴどく怒られ、ヴェラの待つコロラド州へと急ぐ。

しかし、途中でラスティ・ネイルから無線が入り、なんと後ろからつけていることがわかる。

『ロードキラー』は、若干無理がありすぎるサイコホラー映画だった

というわけで『ロードキラー』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「若干無理がありすぎるサイコホラー映画だなあ…」

という感じである。

全体的なストーリー構成としては、よくありがちなサイコホラーである。

なので、面白くないわけではないし、むしろ面白い類の映画なのはわかる。

しかし、所々で「これ、あり得るのかなぁ…」というような、超人じみたこと(例えば、どこからみているかわからない状態でフラーとルイスをつけるなど)をしてくる。

もちろん「映画だから」と言ってしまえばそれでおしまいなのだが、映画とはいえ、今作のようなスーパーヒーロー物ではない作品の場合、リアリティのある構成がより恐怖を引き立たせると思うのだが…。

『ロードキラー』の良い点

『ロードキラー』の良い点は、やはりストーリー構成にあるだろう。

よくありがちなストーリーなのはわかるが、とはいえ面白い構成に変わりはない。

『ロードキラー』の悪い点

『ロードキラー』の悪い点は、リアリティがないところだろう。

どうやって無線だけでルイスとフラーを見つけることができるのか。

なぜルイスとフラーが17号室の隣の部屋にいたことが分かったのか。

捨てた無線機を、いつ拾っていつトランクの中に入れたのか。

辻褄が合わなすぎるところが多いのが残念だ。

『ロードキラー』を総合評価するなら?

『ロードキラー』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

個人的には及第点レベル。

見て損はないだろうし、とはいえ別に見なくても良いレベルでもある。

見たら見たでそれなりに楽しめることは間違いないが、どうも釈然としない感は否めないだろう。

『ロードキラー』はどんな人にオススメ?

『ロードキラー』は、サイコホラー映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『ロードキラー』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。