ふぉぐです。
ついさっき、『イーグル・アイ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『イーグル・アイ』ってどんな映画?あらすじは?
『イーグル・アイ』は、2008年公開のSFサスペンスアクション映画。
監督はD・J・カルーソー。制作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ。主演はシャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン。
あらすじとしては、「普通の生活をしていた男性・ジェリーは、ある日双子の兄が死亡してしまい、その葬式に出る。また平凡な暮らしに戻ろうか…というところで、ATMに多額のお金が振り込まれ、尚且つ怪しい女性から電話がかかってくる。」という物語である。
ジェリーは、コピーショップで働く平凡な男性だった。
ジェリーには双子の兄がいたが、その兄が事故で亡くなってしまう。
悲しみにくれるジェリーだったが、葬式が終わって自分のアパートへ戻ってみると、なぜか大量の荷物が部屋に置かれていた。
さらに、ジェリーのATMには75万ドルもの多額のお金が振り込まれていて、ジェリーは何やら危機感を覚える。
すると、ある非通知で電話がかかり、その電話から女性の声で「今から30秒後にFBIがあなたのアパートにやってくる。今のうちに逃げなさい」と言ってきた。
ジェリーはわけがわからなかったが、30秒後に本当にFBIがやってきてジェリーを拘束する。
身に覚えのない理由で拘束されたジェリーは、取り調べを受けているときに「無関係だ」と主張するが、FBI側は取り合ってくれない。
すると、なぜかジェリーに電話許可の指令が下り、電話のある部屋にうつされると、またさっきの女性から電話がかかってくる。
「そこから逃げろ」
という指令がくだった後に、その部屋に飛行機が突っ込んできた。
ジェリーは一目散にビルから飛び降りてFBIから逃げるのだった。
女性は何が狙いなのか。
『イーグル・アイ』は、結末が残念すぎるサスペンス・アクション映画だった
というわけで『イーグル・アイ』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「結末が残念すぎるなぁ…」
という感じである。
全体として、随所に緊迫感のあるシーンが挟み込まれていくので、「次は何が起こるのだろう」とちょっとワクワクしながら見られる。
しかし、最後の最後でジェリーが撃たれ、「結局悪者で終わるのか…」と思ったら、なぜか勲章を授与されてハッピーエンドで終わる。
いやいや…確かにハッピーエンドは嬉しいけども、「なぜ勲章を授与されるようになったのか」という経緯をちゃんと交えて欲しいものである。
観客側としては、ジェリーが撃たれたところで「あ、死んじゃったのかな…」と思ったし、かと思ったら勲章授与されてレイチェルと良い感じになってるし…。
経緯がすっ飛ばされすぎてて、最後の最後で「あれれ…」としりすぼみになってしまった。
『イーグル・アイ』の良い点
『イーグル・アイ』の良い点は、なんと言っても大迫力のアクションシーンだろう。
自動車が何台も追突するような迫力のあるアクションもあれば、飛行場の荷物に紛れて逃げる…というちょっと細かなアクションシーンも見られる。
全体的に画面が動きまくるので、個人的にはちょっと酔ってしまうぐらいに凄まじかった。
酔ってしまうのは私の問題として、アクションシーン自体は大迫力なので文句なしである。
『イーグル・アイ』の悪い点
『イーグル・アイ』の悪い点は、ストーリーがあやふやな点である。
『イーグル・アイ』を見ただけでは、「なぜジェリーとレイチェルは指令に応じているのか、指令の目的はなんなのか」がよくわからない。
映画を観終わって解説を読んだ後に初めて、
「なるほど、あれはAIが政府を憲法違反だと認識したために、AIが独自で政府を潰そうとしたのか」
というのがわかった。
確かに、随所にそれらしいシーンが出てくるわけだが、「なぜ政府は憲法違反になったのか」がよくわからなかった。だが、思い返してみれば確かに、最初のシーンで民間人を爆撃してたな…とも思った。
とはいえ、…うーん、なんだか釈然としないこのストーリー構成はなんなのだろうか。
先述のように終わり方もちょっと呆気なさすぎるし、説明不足感が否めない。
土台づくりは成功してるけど、家を作るための木材選びに失敗したような感じがする。
『イーグル・アイ』を総合評価するなら?
『イーグル・アイ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
個人的には普通。可もなく不可もなく…と言ったところだ。
ストーリー構成は先述のようにぶっちゃけ穴が多い。
しかし、アクションシーンはかなり金をかけているな…というのが伝わるぐらいど迫力である。その点は見逃せないし、評価に値するだろう。
『イーグル・アイ』はどんな人にオススメ?
『イーグル・アイ』は、サスペンス映画とアクション映画が好きな人におすすめしておきたい。
終わりに
『イーグル・アイ』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないので、この辺で終わろう。