ふぉぐです。
ついさっき、『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』ってどんな映画?あらすじは?
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、1983年公開のアニメ映画。
監督は芝山努。主演は大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太。
あらすじとしては、「夏休みに深海へキャンプに行くことになったドラえもんたち。しかし、深海では不思議な体験の連続となり、海底人と対面することになる」という物語である。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、若干間延びするアニメ映画だった
というわけで『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「若干間延びするアニメ映画だなぁ…」
という感じである。
前半の海を探索するシーンはかなり夢を感じるが、深海人のエルたちが登場してくるあたりから、徐々にダルみを帯びてきて、最後にはやっつけかのように終了していく。
ポセイドンを倒すシーンも、バギーが突っ込むという若干投げやりなラストが惜しい。
序盤から徐々にしりすぼみになっていく映画だなと感じた。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の良い点
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の良い点は、やはりその雰囲気にあるだろう。
今作は海をテーマにしているため、全体的に青々としたシーンが広がっていく。
そして、たまに「ここは深海なのだ」というのを伝えてくれる、ちょっと黒くなるシーンなどが絶妙におぞましい。
雰囲気的には最高におどろおどろしい感じが醸し出されている映画だなぁと感じた。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の悪い点
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』の悪い点は、全体のストーリー構成だろう。
前半が楽しい雰囲気、後半が合戦…というのは理解できるのだが、前半から後半に進んでいくにつれて間延び感が増していく。
というのも、やはりムー連邦の存在そのものが空気だからだろうか。
さらに言えば、ドラえもんたちがなぜエルに肩入れするのかも理解し難い。
ムー連邦から抜け出した時、エルたちの操縦する監視船を後ろから攻撃した鬼岩城軍を、なぜか敵と見なすシーンも理解に苦しむ。
エルたちに「家に返すわけにはいかない」と言われたのだから、エルを敵とみなしても当然なのに、なぜか攻撃されたエルを味方に見なすのである。
この矛盾が強すぎて、徐々にダルみを感じていく。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を総合評価するなら?
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
まぁ、及第点。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』のメッセージはなんとなくわかる。海をきれいにしようってことだ。
ただ、それにしても話が強引すぎるのがキズである。
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』はどんな人にオススメ?
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、ドラえもん映画が好きな人におすすめしておこう。
終わりに
『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。