マトリックス リローデッドは、前作に比べてカンフーアクションが多い映画になっていた

ふぉぐです。

ついさっき「マトリックス リローデッド」を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ要素満載でお送りしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。

マトリックス リローデッドってどんな映画?あらすじは?

マトリックス リローデッドは、2003年公開のSF映画。

監督はウォシャウスキー兄弟(現在はどちらも性転換手術を行い、姉妹となっている)。マトリックス三部作のうちの2作目である。

あらすじとしては、人類の最後の砦である「ザイオン」に向けて、「センチネル」と呼ばれるロボットを25万体という超大群で押し寄せてきているのを防ぐ…という物語になっている(実際には、今作の時点でロボットVS人間の抗争はほぼないけど)。

司令官の「ロック」は、25万体ものロボット大群を迎え撃つには、ザイオンの全ての戦艦が必要だとしていた。

しかし、モーフィアスはそうは考えておらず、「マトリックスに行けば答えがあるはずだ」というスタンスだった。

人間たちの最後の砦であるザイオンに残された猶予は、あと72時間。

その72時間でモーフィアス率いるネオ&トリニティは、予言者である「オラクル」に接触し、答えを求める。

オラクルが言うには、ネオがマトリックスのソース(根源的なところ)にたどり着けば、人類は救われる…という教えを諭す。

そして、なんやかんやあって、ネオは「マトリックスの創始者」であるアーキテクトという老人に出会うことになる。

アーキテクトは、ネオに衝撃的な事実を告げる。

「お前は、予言された存在ではなく、プログラムされた存在なのだ」

「マトリックスの破局を抑えるために、ザイオンも企画されたのだ」

そして、ネオは人類を選択するか、マトリックスの変化を選択するか…を迫られる。

マトリックス リローデッドは、前作に比べてカンフーアクションが多い映画になっていた

マトリックス リローデッドは、前作に比べるとだいぶカンフーアクションが多かった。

前回のカンフーシーンが映画のうちの2割だとすると、今作は5割ぐらいカンフーアクションである。ちょっと言い過ぎたかもしれないけど。

カンフーアクションは観ていて爽快なのだが、それでもやはりカンフーアクションシーンが長すぎると、

「早く次のシーンにいってくれ」という気持ちになってくる。

特に「長いな笑」と思ったのが、予言者である「オラクル」と対話した後のシーンだ。

エージェントスミスが数十体現れてネオを襲うわけだが、このシーンがとにかく長い。

いや、確かにかっこいいことには変わりないんだけど、格闘シーンはちょこっとだけでええやないか…と思ってしまう。

アクションシーンが多すぎたのは、個人的にちょっとなぁ…と思うところだ。

ザイオンでのお祭りシーンが長い

マトリックス リローデッドでは、個人的にもう一つ「このシーン長すぎるやろ!」と思ったところがある。

それが、ザイオンでのお祭りシーンである。

モーフィアスが群衆の前で教えを説いた後のシーンだが、あのお祭りシーンが特に長い。

そして、ネオはトリニティと裸でイチャイチャしているわけだが、そのカットも入れてくる感じが長い。

監督の意図はわからないが、個人的には「これ時間稼ぎじゃないのかな?」と思ってしまったぐらいだ。

あんなに長くなくてもいいと思うのだが…。

マトリックス リローデッドは、ぶっちゃけ話が難しい

マトリックス リローデッドを観ていて思ったのが、前作に比べると話がややこしくなっている感じがする。

前作「マトリックス」は、設定こそ難しいものの、内容はわかりやすくすっきりとまとめられていたように思う。

しかし、今作マトリックス リローデッドは、序盤からなかなか話が見えてこない節がある。

そもそも、「なぜモーフィアスはマトリックスに侵入する目的があったのか」がわからない。

個人的には、司令官ロックとともにセンチネルを向かい撃てばいいじゃん…と思ったのだが…。

さらに言えば、いきなり「ザイオン」が登場するので、登場人物を把握するのが難しい。

そもそも司令官ロックはモーフィアスより上の立場なの?とか、あのザイオンでえらい感じのおじいちゃんは何者?とか。

映画を見ているだけでは、「どの人物がどういうつながりなのか」を把握するのが難しいので、Wikipedia必須である。Wikipediaは偉大だ。

前作に引き続き、やはりRage Against The Machineはかっこいい

前作のエンディングでもレイジの曲が流れていたが、今作もレイジだったので個人的には満足である。

やはりレイジはかっこいい。

ラップとハードロックの融合…みたいな。

個人的には、レッチリはラップとブルースの融合で、レイジはラップとハードロックの融合…だと思っている。

レッチリの方が官能的でエロいんだけれど、レイジは突き刺すような感じがする。

マトリックスの、あのトゲトゲしくてちょっと不気味な感じにものすごくマッチしている。

ちなみに、私がレイジの曲で一番好きな曲は「Bullet in the head」と「Ashes in the Fall」である。

マトリックス リローデッドを総合評価するなら?

マトリックス リローデッドを総合評価するなら、星5中の星4である。

前作に比べるとちょっとわかりにくい部分が多めだったのがマイナスポイントかな…と。

また、カンフーアクションが多すぎたり、「このシーン、いる?」っていうシーンが多かった点も個人的にはマイナスポイント。

ただ、全体的な感想としてはやはりSF映画としてかなり高い完成度なのは否めないので、星4評価とすることにした。

マトリックス リローデッドはどんな人にオススメ?

マトリックス リローデッドは、基本的に前作の知識がないと何が何やらさっぱりわからないと思うので、前作を観た人にオススメしたい。

前作では描かれていなかった「ザイオン」が出てくるので、ストーリーとして面白くなっている。

終わりに

マトリックス リローデッドについてレビューしてきた。

マトリックスシリーズも、次で最後か…と思うと、嬉しいやら悲しいやら…みたいな気持ちである。

次作の面白さにも期待しながら、この記事を締めることにしよう。