【ネタバレ感想】『めまい』は、複雑なストーリー性を孕んだサスペンス映画だった

『めまい』は、複雑なストーリー性を孕んだサスペンス映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『めまい』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『めまい』ってどんな映画?あらすじは?

『めまい』は、1958年公開のサスペンス・ヒューマンドラマ映画。

監督はアルフレッド・ヒッチコック。主演はジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク、バーバラ・ベル・ゲデス。

あらすじとしては、「高所恐怖症の元刑事が、不可解な行動をとる旧友の奥さんを尾行していく」という物語である。

ある事件の犯人を追っていた刑事のスコティは、犯人を追っている最中に同僚が屋根から落ちて死亡してしまったことがショックで、高所恐怖症になってしまう。

ある日、旧友のエルスターの頼みで、不可解な行動をする嫁を尾行して欲しい…と言われる。

断るつもりだったスコティだったが、エルスターの嫁がどんな人かを見るだけでも…ということで、彼と嫁が食事しているところを遠くから見ると、嫁はとても美人な女性だった。

スコティはエルスターの嫁・マデリンを尾行すると、マデリンはある美術館でずっと同じ絵を見ていた。

その絵はマデリンそっくりの絵で、美術館の人に話を聞くと、その絵のモデルはカルロッタという女性で、マデリンの祖先にあたる人だった。

エルスターはマデリンがカルロッタの亡霊に取り憑かれているとし、引き続きスコティに尾行をお願いする。

あるとき、マデリンが教会の屋上から死亡する事件が発生し、スコティはマデリンを助けられなかったことを悔やみ、神経衰弱になっていく。

すでにマデリンに恋していたスコティだったが、ある日街でマデリンそっくりの女性を発見し、尾行する。

すると、その女性はマデリンが住んでいたホテルの部屋へと入っていくではないか。

彼女は一体何者なのか。

『めまい』は、複雑なストーリー性を孕んだサスペンス映画だった

というわけで『めまい』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「複雑なストーリー性を孕んだサスペンス映画だなぁ」

という感じである。

全体的にストーリー性が複雑で、理解するのがなかなか難しい。

前半の恋バナチックなパートが個人的にはつまらなく、後半もさほどどんでん返し的なことが起こらなかったのがキツイ。

ヒッチコックの映画では名作と名高い今作だが、個人的にはあまり面白さを感じない映画だった。

『めまい』の良い点

『めまい』の良い点は、「めまい」というようにまさにめまい的なストーリー性を孕んでいるところだ。

結局、マデリンとジュディは同一人物だった…ということだろう。

それ以上でもそれ以下でもない。

高所恐怖症を利用したエクスターだったが、映画的に見れば高所恐怖症によるめまいが『めまい』としての複雑性を生んだ…と言える。

なかなか難しい映画だ。

『めまい』の悪い点

『めまい』の悪い点は、なかなかストーリーがわかりにくい点だ。

というよりも、ストーリーに感情の起伏があまりなく、また純愛物というにはあまりに外見ありきの恋愛になっている。

個人的にはあまり面白くない映画だなと思った。

『めまい』を総合評価するなら?

『めまい』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。

うーん、微妙。

名作と言われているのを知っていたから、もしかするとフィルターがかかってしまったのかもしれない。

だとしても、個人的にはあまり面白くない映画だなと思った。

『めまい』はどんな人にオススメ?

『めまい』は、サスペンス映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『めまい』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。