ふぉぐです。
ついさっき、『ビバリーヒルズ・コップ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ビバリーヒルズ・コップ』ってどんな映画?あらすじは?
『ビバリーヒルズ・コップ』は、1984年(日本だと1985年)公開のアクションコメディ映画。
監督はマーティン・ブレスト。主演はエディ・マーフィ、ジャッジ・ラインホルド。
あらすじとしては、「デトロイト市警で刑事をしているアクセルの友人が、何者かに殺されてしまう。誰が殺したのかを突き止めるために、アクセルは友人が持っていた『犯人の手がかり』をしるべに、ビバリーヒルズへと向かう」という物語である。
デトロイト市警で掲示をしているアクセルは、いつも無茶ばかり行う若手刑事だった。
ある日、アクセルは友人のマイキーと再会する。
マイキーとともにバーで飲んで、昔やった悪いことなどを肴に飲んで帰ろうとしたところ、家の前でアクセルは殴られてしまう。
アクセルを殴ったのは二人組の男で、狙いはアクセルではなくマイキーだった。
マイキーが持っている無記名債券が狙いだった二人組は、マイキーを殺し、行方をくらませる。
アクセルは、マイキーの仇討ちをしようと、マイキーが住んでいたビバリーヒルズへと足を運ぶ。
マイキーが死亡したことを共通の友人であるジェニーに報告する。
ジェニーは驚いたが、アクセルの推理ではジェニーやマイキーに仕事を紹介していた、ビバリーヒルズでも有力な金持ちである「メイトランド」が黒幕なのでは…と考えていた。
アクセルはさっそくメイトランドの事務所へと無断で入るが、やってきた警察に捕まってしまう。
刑事という身分がわかりすぐに釈放されたアクセルだったが、ビバリーヒルズの刑事たちがアクセルを監視する。
しかし、アクセルは監視の刑事たちの目を欺き、メイトランドが犯人であるという証拠を着実に掴んでいくのだった。
『ビバリーヒルズ・コップ』は、ダレる箇所が一つもないアクションコメディ映画だった
というわけで『ビバリーヒルズ・コップ』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ダレる箇所が一つもないアクションコメディだなぁ!」
という感じである。
うーん、素晴らしい。
全体を通してみても、このダレなさ加減は本当にいい。
おそらく、演出・ストーリー・俳優たち。そのどれをとっても絶妙な加減で成り立っているのが伝わる。
1時間45分という時間もちょうど良い。
本当にサクサクと物語が進んでいき、なおかつ小ネタが挟まれていくので楽しくみれた。
素晴らしい映画である。
『ビバリーヒルズ・コップ』の良い点
『ビバリーヒルズ・コップ』の良い点は、なんと言ってもエディ・マーフィの存在感である。
主役という最大級にスポットライトを浴びる役柄であるのはもちろんなのだが、エディ・マーフィじゃなきゃいけないような役柄なのである。
例えばこれがMIBシリーズではおなじみのウィルスミスだとちょっと違うのである。
エディ・マーフィじゃなきゃいけないのだ。このおとぼけでありつつも実は淡麗な頭脳を持っている役柄は。
そしてマシンガンのような台詞回しも『ビバリーヒルズ・コップ』における魅力の一つと言って良い。
全体的にコメディ色がありながらも、ちゃんと知的なアクションをしてくれる『ビバリーヒルズ・コップ』という映画に賛辞を贈りたいぐらいに素晴らしい。
『ビバリーヒルズ・コップ』の悪い点
『ビバリーヒルズ・コップ』の悪い点は、銃撃アクションのシーンがさながらB級映画っぽいところであろうか。
なぜか主人公たちは撃たれず、撃たれるのは敵方だけ。
最後の方でアクセルが1発撃たれるが、それ以外はほとんどなし。
まぁ、お涙頂戴な映画ではないから、そういうのもまぁなしではない。
しかし、やはり味方がほとんど撃たれない…というのは、鑑賞してる方としてはちょっとだけ興醒めしてしまうものだ。
『ビバリーヒルズ・コップ』を総合評価するなら?
『ビバリーヒルズ・コップ』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。
個人的には面白い映画だった。
特に台詞回しは秀逸だし、何よりストーリー展開も良い。
悪役に対する最後のスカッと感も、観客に適度なストレスを与えつつ進行するストーリーあってのことだと思う。
サクサクと進んでいくストーリーも相まって、なるほど、名作と言われるのがわかる映画だな…という感じだ。
『ビバリーヒルズ・コップ』はどんな人にオススメ?
『ビバリーヒルズ・コップ』は、アクション映画が好きな人におすすめしたい。
特に、車同士によるぶつかり合いなどは、すごくリアリティがある。
アクション映画好きにはたまらない映画だ。
終わりに
『ビバリーヒルズ・コップ』についてレビューしてきた。
余談だが、当初は『ビバリーヒルズ・コップ』はシルヴェスター・スタローンが主役として候補にあったらしい。
しかし、予算の都合でエディ・マーフィになったようだが、個人的にはスタローンのようなガッツリアクションよりもエディ・マーフィのようなオトボケしつつアクションの方が『ビバリーヒルズ・コップ』という映画にはあっていたような気もするので、結果オーライである。