ふぉぐです。
ついさっき、『ザ・ルームメイト』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ザ・ルームメイト』ってどんな映画?あらすじは?
『ザ・ルームメイト』は、2011年公開(日本ではDVDでの販売のみ)のホラー映画。
監督はクリスチャン・E・クリスチャンセン。主演はミンカ・ケリー(サラ)、レイトン・ミースター(レベッカ)。
あらすじとしては、「LAの大学に新入生として新しい生活を歩むことになったサラ。しかし、ルームメイトのレベッカが徐々に異常な行動を見せ始める…」という物語である。
ロサンゼルスの大学の服飾デザインの学科に入学したサラ。
新しい生活に心躍りながら、学寮で新しい友達を即座に作れるほどに人望厚い性格だった。
サラの暮らす寮は二人一部屋のルームシェア制で、サラが早めにきたこともあってか、サラと一緒に暮らすルームメイトはまだ来ていなかった。
サラが寮へ荷物を運んだその日、さっそく友達になったトレイシーとともに、学内のパーティーへと出かけた。
パーティーでバンド演奏をしていたドラマーと知り合ったサラは、パーティーで酔ったこともあってドラマーに部屋まで送ってもらう。
部屋に着くと、昼にはまだ来ていなかったルームメイトのレベッカが来ていた。
軽く挨拶を済ませたサラだったが、酒が入ってないと思っていた飲料に酒が入っており、そのせいで吐き気を催していた。
朝起きると、レベッカはサラに薬を渡して、二人は徐々に仲良くなっていた。
定員超過で受講できないと思っていたデザインの授業も、教授になんとかお願いして受講できるようになり、学校生活が順風満帆になっていくサラ。
しかし、徐々にルームメイトのレベッカが、サラに暗い影を落とし始める…。
『ザ・ルームメイト』は、物足りなさが残るホラー映画だった
というわけで『ザ・ルームメイト』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ちょっと物足りなさが残るホラー映画だなぁ…」
という感じである。
全体的にちょっと…うーん、なんていうんだろうか。
確かにルームメイトのレベッカの異常な行動は怖いんだけれど、あまり怖さを感じない…というか。
全体的にまろやかなホラー感が漂っているだけで、起承転結的な盛り上がりもパッとしない。
最後に、レベッカが白目を向いて死んでいくシーンは秀逸だったが、それ以外は、
「なんとなく怖いな〜」
ぐらいのレベルに落ち着いているので、物足りなさを感じてしまった…という印象だろうか。
人のためにやったことが、実は人のためになっていない…という教訓
『ザ・ルームメイト』は、ストーリー的にはさほど怖さもないし「超面白い!」というわけでもない映画なのだけれど、教訓めいたところがあったので、そこだけはタメになったなぁ…という感じ。
レベッカは、サラを独占したいと思うあまり、
「サラのため」
という大義名分を使って、自分のために色々と遂行してしまう。
でも、それは結果的にサラのためになっておらず、最終的には、
「あんたなんか友達じゃない」
とまで言われてしまうのである…。
だから、意外と「人のため」と思ってやったことは、人のためになっていないことがある…ということなのかなぁと思った次第である。
『ザ・ルームメイト』を総合評価するなら?
『ザ・ルームメイト』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
うーん、まぁ普通のサイコホラー映画だったかな…という印象。
よくあるような展開だし、最終的には殺人事件にまで発展してしまうのもこの手の類の映画ではお決まりコースかなと。
映画の雰囲気としては、ちょっと怪しい雰囲気もありつつも、洋楽が大音量で流れるシーンもあったりして、どっちつかずな感じになっている。
全体的に中途半端な作品になっているなぁ…と個人的には思ってしまった。
ただ、ぶっちゃけつまらないわけではない。
面白くないか面白いかといえば確実に面白い部類に入る映画だとは思う。
だが、かなり面白い!というわけでもないのが残念なところ。もう少しホラー感が欲しかったかな…。
『ザ・ルームメイト』はどんな人にオススメ?
『ザ・ルームメイト』は、マイルドなサイコホラー映画が好きな人にはオススメしたい。
ぶっちゃけ、ホラー映画というよりもサスペンス映画やミステリー映画っぽい雰囲気で、怖くはない。
なので、ホラー映画が苦手な人でも、これなら適度に楽しめるだろう。
終わりに
『ザ・ルームメイト』についてレビューしてきた。
余談だが、今作の主人公サラと、ルームメイトのレベッカが可愛いなぁ…と思った次第である。
特にレベッカ役のレイトン・ミースターが個人的にはお気に入り。
機会があれば彼女が出演している映画でも見てみようかなと思った。
こういう出会いがあるから、映画は面白い。