ふぉぐです。
ついさっき、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』を観終わったので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』ってどんな映画?あらすじは?
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、2014年公開のアニメ映画。
監督は畑博之。
あらすじとしては、「夏休みになったごらく部が、4人でキャンプへ行く計画を立てる。当初は4人で行くはずが、生徒会メンバーも加わり、8人でキャンプへ行くことになる」という物語である。
夏。ごらく部メンバーは部室で物置を漁っていると、飯盒とテントを発見する。
そこに、ちょうど杉浦綾乃と池田千歳がやってくる。キャンプに誘う京子だったが、その時点では断られる。
後日、あかりが千夏とカフェで待ち合わせをしているところに、向日葵と櫻子がちょうどやってくる。そこで、今度キャンプへ行くという話をする。
生徒会の仕事が終わったところで、櫻子は生徒会メンバーに「キャンプへ行きましょう!」と持ちかける。そこにちょうど生徒会室のクーラーを浴びにきた京子も加わって、ごらく部と生徒会メンバーでキャンプへ行くことになるのだった。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、何も考えずに観られる優しい映画だった
というわけで『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「めっちゃ優しい映画だな…」
という印象だろうか。
最高の映画である。全体として絵柄がホワホワしているし、キャラクターたちも嫌味がなく、「百合」に特化しているため変な男が出ることもない。
とにかく何も考えず、ただただ彼女たちの日常の一部分をのぞいているような…。
そんな、優しい映画だなと思った。
また、1時間というサクッと観れる上映時間なのもグッド。
疲れたときに飲むビールが最高なように、疲れたときにこそこういうほのぼのアニメ映画が最高なのである。
夏の、なんとも言えない青春の一ページを思い出す
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、ぶっちゃけ特に濃い内容があるわけでもないので、ここからは私が思ったことをつらつらと述べていこうと思う…。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』を観ていて思ったのは、とにかく「なんとも言えない青春の一ページを思い出す」ということではなかろうか。
私は今や大人になってしまって、彼女たちと同じだった「中学生」は、もうずいぶん前のことである。
中学生の当時、あんな風に友達と遊ぶのが楽しかった。暑かったけど楽しさが上回っていて、暑いことなんて二の次だったのだ。
ここで私は、少しだけ寂しい気持ちを感じる。
彼女たちは中学生ということで、14歳〜15歳ぐらいだろう。
10年後。彼女たちが20代半ばになったとき、このころの思い出は「青春」として思い出される。
でも、10年後、京子は流石に結衣と一緒にいるわけでもないだろうし、千夏も結衣以外の女性に恋心を巡らせているかもしれない。あかりは…わからない。
「普通」だった日常は、時間とともに普通ではなくなり、
「あんなこと、あったね」
と、過去の話となってしまう。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は優しい映画だったが、少しばかりそんなセンチメンタルさを感じる映画だった。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』を総合評価するなら?
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』を総合評価するなら、星5中の星5評価である。
うむ、素晴らしい映画だと思う。
この手の類の映画は中だるみすることが多いんだけれど、「百合」に限定しているためか、複雑な恋愛模様がなくて良い。それゆえに映画を見ていてイライラすることもなく、ただただ優しい時間がすぎていく。
また、「全員でキャンプに行く」というスタンスも個人的にはナイスチョイスだと言える。
「キャンプ」と言えば、まさにこう…青春の一ページである。変に海に行くよりも、やっぱりキャンプで自然とふれあい、夜には肝試しで盛り上がる…そんな青春っぽいことこそが、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』における醍醐味だと思う。
1時間というサクッと見れる上映時間もあり、とても素晴らしい映画だなと思った。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』はどんな人にオススメ?
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、日頃疲れてる人にオススメしたい。
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』は、テレビアニメの「ゆるゆり」のOVA作品なわけだが、ぶっちゃけテレビアニメを見てなくても楽しめる。私はちなみにテレビ版ゆるゆりは全話見ている。
ゆるく展開していくストーリーが、日頃のストレスを緩和させてくれるはずである。
現代人こそ、ゆるゆりである。
終わりに
『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』についてレビューしてきた。
余談だが…そういえばキャンプなんて行ったことねえな…。