【ネタバレ感想】『ルール』は、サスペンスチックなホラー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ルール』を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




『ルール』ってどんな映画?あらすじは?

『ルール』は、1998年公開(日本だと2000年)のホラー映画。

監督はジェイミー・ブランクス。主演はジャレッド・レト、アリシア・ウィット。

あらすじとしては、「都市伝説を模倣した連続殺人が、とある大学で起こる」というストーリーである。

ナタリーの通う、ニューイングランドにある大学では、都市伝説があった。

それは、25年前。狂気的な教授によって寮の生徒が全員殺されてしまった…という事件だった。

しかし、結局は都市伝説。真偽は不明のまま、時だけが過ぎていた。

ナタリーには、ブレンダという友達ができた。

ブレンダは、元々は別の大学に通っていたが、理由があって編入。

学校の都市伝説を2人で面白がっているなど、仲良くなっていった。

そんなある時、ナタリーの高校の頃の同級生であるミシェルが殺されてしまった…という事件が起きた。

新聞部のポールはいち早くそのことを記事にして学内に配布した。だが、学校側により配布は強制撤去されてしまう。

ナタリーは、ミシェルとの関係を誰にも打ち明けずにいた。

そう、実はナタリーは昔、ミシェルとともにとある都市伝説を行なっていたのだ。

それは、「夜、車に乗っている時にヘッドライトを消しながら走行。前から来た車に注意されたらその車を全速力で追いかける」というものだった。

ミシェルが運転してナタリーは助手席にいたのだが、スピードを上げて追っているところ、ナタリーたちが追っていたその車がスリップ事故を起こして、運転手が死んでしまったのだった。

そこから、ナタリーは保護観察処分になり、ミシェルとも疎遠になる。

そして、ミシェルは殺されてしまったのだった。

ミシェルの事件が起こってから、ナタリーの周りでは次々と都市伝説を模した事件が起こっていくのだった。

『ルール』は、サスペンスチックなホラー映画だった

『ルール』を観てまず思ったのは、ホラー映画というよりもサスペンス感の強い映画だなということ。

私はサスペンス物や推理物が大好物なので、『ルール』はまぁまぁ楽しめた。

「まぁまぁ」と言うからには、もちろん不満点がある。

いや、もちろんこの映画は「ホラー映画」として成り立っているので、こんなことを言うのはお門違いかもしれないけど…。

「証拠がほとんどない」と言うところが不満だった。

それこそ名探偵コナンなら、

「これこれこういう証拠が、あなたを犯人だと言っています」

みたいな感じで、推理ショーが始まるわけだけど、『ルール』ではそんなところがほとんどない。

サスペンス映画と冠してはないので、推理ショーが観たいわけではないのだけれど、これまでのストーリーで証拠となるようなシーンを回想して、

「あ、これって証拠だったんだ」

というようなところがちょっと欲しかったな…という感じである。

さらに言えば、なぜあの最後の部屋でこれまで殺してきた人たちを犯人は持ってきたのか…。

なんだか良くわからないまま物語は終わる。

そして、ホラー映画に良くありがちなのか(私が観た限りではゴーストシップが近いかな)、犯人は死亡せずにまだ大学にいる…という。

なんか、ところどころ惜しいなぁ…という箇所が多い作品だと思った。

なぜ、関係ない人たちを殺す必要があったのだろう

『ルール』を観ていて疑問だったのは、

「なぜ関係ない人たちを殺す必要があったのだろう…?」

ってことだ。

犯人の狙いはミシェルとナタリーだけだったはず。物語の大筋的にはナタリー1人だけを殺しておけばよかったはずなのに…。

関係ない人たちがたくさん死んでしまうのがちょっと…理にかなってないなという感じだ。

理由としてはおそらく、

「都市伝説を模倣した劇場型犯罪にするために、わざと殺した」みたいな、若干ゾディアックっぽい理由は思い浮かぶ。

しかし、犯人の狙いはナタリー1人だし、だったらなおさら大量殺人を行う必要もないように感じるのだけど…。

サスペンス映画ではなく、ホラー映画の領域を出られない作品だなと思った。

犯人だと思ってた人たちがことごとく犯人ではなかった笑

『ルール』を観ながら、個人的にはたくさん推理をしてきた。

まず「怪しいな」と思ったのが、恐らく誰もが一度は疑うであろう、あの用務員のおじさんである。

あれだけ挙動不審な動きをしていたら誰だって疑うわけだが、あのおじさんはミスリードだったわけだ。

その次に「怪しいな」と思ったのが新聞部のポールである。

だが、パーティー会場を離れてナタリーが叫び声を聞いて助けに行った後にポールと合流して「電話が本当に使えるかを確かめた」というあたりで、

「あ、犯人はポールじゃないな」

と思った。これもまたミスリードだったわけだ。

そのあとにナタリーは用務員のおじさんの車に乗って逃げるわけだが、用務員のおじさんがちょっと犯人ぽくなるのも面白い。

だけど、まぁ…対向車がまさに犯人だったわけで。

用務員のおじさんが犯人説はそこで一蹴されたわけである。

このように、まぁ物語の展開としては裏切りの連続で面白かったんだけど…笑。

ちょっと証拠がなさすぎるのがね…。

ナタリーが可愛い

個人的にナタリーが可愛いなぁと思った。

ナタリー役の女優さんは「アリシア・ウィット」というらしい。

だが、調べてみたら2007年以降、映画には出演していないらしいのでちょっと残念である。

『ルール』を総合評価するなら?

『ルール』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

全体としては楽しめたんだけど、ホラー映画かと言われるとまたちょっと毛色が違うような気も…。

サスペンス感が強いにも関わらず、これまで言ってきたように証拠が足りないし「なるほどね」というギミックもそんなにないのでちょっとがっかり。

ホラー映画として見るなら、さほど怖いシーンはないので、ライトな印象である。

『ルール』はどんな人にオススメ?

『ルール』は、サスペンス映画として見るなら中級…。

ホラー映画として見るなら初級…という感じ。

サスペンス映画を欲している人ならみておいて損はないだろう。

しかし、ホラー映画として見るなら、前述のようにさほど怖いシーンがない。そのため人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれない。

ただ、ホラー映画初心者にとっては「ホラー映画に慣れる」という意味でかなり楽しめる作品である。

友達とわいわいしながら、深夜に「ホラー映画でも見ようぜ」って時にオススメかも。

終わりに

『ルール』についてレビューしてきた。

余談だが、私は都市伝説を信じていない。

学校の七不思議みたいなもので、まぁ…そりゃたくさん人がいればそういう噂も出てくるよね、みたいな。

そういえば、学校の七不思議って、七不思議っていう名前がついてるくせに10個以上聞いたことがあるような。

「全然7個じゃねーじゃん!」

って言った覚えがあるんだけれど、私の友達がこんなことを言っていたのを思い出した。

「学校の七不思議って、「七不思議っていう割に7個じゃない」っていうのも七不思議に入ってるんじゃない?」

納得である。