クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望は、戦国チャンバラ物として普通に面白かった

ふぉぐです。

ついさっき、クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意いただきたい。

今作は重要な伏線が結構あるので、ネタバレを見ると映画が楽しめなくなる可能性があるのでマジで注意してほしい。

では、早速レビューに移ろう。




クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望ってどんな映画?あらすじは?

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望は1995年公開のアニメーション映画。

監督は本郷みつる。

あらすじとしては、30世紀の未来パトロール隊員リング・スノーストームが、タイムパトロールをしていたところ、戦国時代で異変を感知する。

戦国時代の異変に向かおうとするが、謎の強襲に遭ってしまい、現代(20世紀)に不時着してしまう。そこは、野原家の家の地中であった。

なんとか非常用の装置で地中から脱出するリング・スノーストーム。未来の機械で、リング・スノーストームはシロの頭脳を乗っ取り、野原家に「戦国時代の異変」について協力を求め、野原一家とともに16世紀の戦国時代へタイムスリップする。

戦国時代では、吹雪丸っていう少年剣士に出会ったり、その剣士が城の跡取りだったけど、雲黒斎っていう奴に城を乗っ取られたり…。

なんやかんやでとりあえず雲黒斎の城に向かう…という話である(雑すぎだろ)。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望は、戦国チャンバラ物として普通に面白かった

ぶっちゃけ、まず言わせて欲しい。

雲黒斎の野望は、普通に戦国チャンバラ物として面白かった

まず、意外とアクションシーンがよくできている。

特に良かったのが、しんのすけ大人verVS雲黒斎の対決である。

普通にアクションシーンがよくできていて、スピーディーかつ爽快なチャンバラ劇になっていた。

他にも、雲黒斎の城に乗り込んでからの敵の攻撃を交わす感じなど、なんか普通に面白かった。

「クレヨンしんちゃんだから」という偏見でこの映画を見ると、度肝をに抜かれるかも(言い過ぎかもしれないけど)しれない。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望は、SF物としても非常によくできている

チャンバラ劇の他にも、雲黒斎の野望では良かった点がもう一つある。

それは、SF物として非常によくできている点だ。

SF映画として私がパッと思い浮かぶのはバック・トゥ・ザ・フューチャーなのだが、まさにバック・トゥ・ザ・フューチャー的なギミックをふんだんに盛り込んでいるように感じた。

まず、現代に戻ってからの「普通ではない現代」。

普通の現代かと思ったら、雲黒斎ことヒエール・ジョコマンが大統領になっている現代だった…という点は、バック・トゥ・ザ・フューチャー第1作目の最後のシーンっぽい。

家に戻ったマーティが、普通ではない両親に違和感を感じ、そこにドクがやってくる…というシーンのようである。

さらに面白かったのが、ヒエール・ジョコマンをブチ倒したあと、ようやく普通の現代に戻ってこれた後のシーンである。

普通の現代に戻れた野原一家は、16世紀にタイムスリップする直前の野原一家を目にする。

これぞタイムスリップSF作品の醍醐味である。バック・トゥ・ザ・フューチャーでも、ドクが過激派に銃で撃たれた後にデロリアンで過去にタイムスリップする自分の姿をマーティは見ているが、まさにあれだ。

戦国時代物としても面白く、SF映画としても面白い雲黒斎の野望なのであった。

相変わらずクレしんのギャグは鋭利である

雲黒斎の野望に限った話ではないが、相変わらずクレしんのギャグは鋭利である。

まず、題名から矛先が鋭利だ。

雲黒斎の野望て…。いやいや、雲黒斎て…みたいな。

小学生なら誰もが一度はハマるであろう「雲黒斎」という語感。これぞクレしんである。

そして吹雪丸がしんのすけに託した刀の名前。「第七ちんちんまる」ってのもなかなかに矛先が鋭利だ。いろんな意味で。

ヒエール・ジョコマンのキャラもやはり「クレしん感」が強い。

吹雪丸が対決したダイアナお銀とのシーンはかなりシリアスだったが、その後のヒエール・ジョコマンだからもう腹を抱えて笑ってしまった。

「ヤホー」じゃねえよ!!!…みたいな笑。

ヘンダーランドの「北関東最大の遊園地」ほどのギャグ破壊力はないものの、やはりクレしん映画としての面白さはギャグセンスの高さにあるのでは…と再確認した。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望を総合評価するなら?

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望を総合評価するなら、星5評価中の星4評価である。

文句なく、ストーリー・キャラ・ギャグ…全てが面白い。戦国SF作品としても普通に楽しめる。

しかし、個人的にはやはり前半がダレてしまう感じは否めない。

中盤になってやっとストーリーとして面白くなってくるのだが、前半の「説明感」はぶっちゃけ個人的にはうーむ…という感じ。

しかし、全体的な評価で見ると面白いので、星4評価としてみた。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望はどんな人にオススメ?

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望は、とりあえずクレヨンしんちゃん好きならみておいて損はない。

また、時代劇作品としても面白く、かと思えばSF作品としても面白いので、それらが好きな方にもみていただきたい映画だ。

クレしんでの時代劇ものといえば「アッパレ戦国」が有名だが、アッパレ戦国とはかなり内容が違う。

アッパレ戦国はタイムスリップこそするものの、かなりヒューマンストーリーな傾向が強い。

しかし、雲黒斎の野望は戦国・SF・ギャグが良い具合に混ざり合っているので、「アッパレ戦国」のちょっとヤラセ感のある感動が嫌いな方にもオススメしたい作品だ。

終わりに

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望についてレビューしてきた。

私はもう大人だし、「大人になってまでクレしんかよ笑」なんて言われそうだが、大人になってからこそクレしんの本当の面白さがわかるような気がする。

クレしんなんて、子どもの頃からずっとみてきた。10代に入ってからは遠ざかってしまったけれど、大人になってからみるクレしんの面白さは、やはり多くの世代から支持される作品なだけある気がする。

ぜひ、あなたも雲黒斎の城にしんのすけたちと乗り込んでみてはいかがだろうか。




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