ふぉぐです。
ついさっき、『トップガン』を観終わったので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『トップガン』ってどんな映画?あらすじは?
『トップガン』は、1986年公開のアクション映画。
監督はトニー・スコット。主演はトム・クルーズ。
あらすじとしては、「トップガンというパイロットのエリート訓練学校に入ることになったミッチェル(コールサイン:マーヴェリック)。トップガンでは、数々の試練が彼を待ち受けるのだった」という物語である。
海軍の艦上戦闘機F-14を操縦するパイロットのマーヴェリック(本名:ミッチェル)は、相棒でありレーダー要員のグース、そして僚機とともにインド洋で国籍不明の戦闘機と実戦を繰り広げていた。
僚機のパイロットをしていたクーガーは、この実戦でロックオンされた恐怖によって戦意を喪失。
代わりに天才的直感で飛行をするマーヴェリックが、エリートパイロット訓練校である「トップ・ガン」へいく事になる。もちろん、相棒のグースも一緒に。
トップ・ガンでにいくと、マーヴェリックはとある女性に一目惚れをする。
その女性はチャーリーという女性で、訓練学校で催されたパーティーに来ていた。
チャーリーは中年のオヤジと待ち合わせをしていたらしく、そのことが不満だったマーヴェリックは「中年オヤジとなんて付き合わない方がいい」とチャーリーに忠告する。
しかし次の日、講習に赴くと、実はチャーリーは民間人専門家として、マーヴェリックが戦闘した国籍不明機「MiG」に対する情報を扱う人物だった。中年オヤジと付き合っているわけではなく、単に仕事の仲間としてパーティーに来ただけだったのだ。
マーヴェリックは、実際にMiGと戦闘した経験をチャーリーに話すと、徐々にチャーリーはマーヴェリックに親近感を覚え、二人の距離は縮まっていく。
そして訓練が徐々に激化していく中で、マーヴェリックは相棒のグースを事故で失ってしまう。
自責の念にかられたマーヴェリックだったが、トップ・ガンの卒業式の日に招集命令がくだる。
『トップガン』は、臨場感がすごいアメリカンなアクション映画だった
というわけで『トップガン』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「臨場感がすごいアメリカンなアクション映画だなぁ…」
という印象だろうか。
もう、とにかく臨場感がすごい。
どうやら戦闘機の映像は、アメリカ海軍全面協力のもとで撮影されたらしい。
もちろん、コックピット内の役者たちによる映像は別撮りだったらしいが、そうはいっても普通にすごい。めっちゃくちゃガチである。
また、1986年公開ということで、80年代のアメリカミュージックも相まって、かなり時代を感じる作品になっている。
日本でこういう映画は撮れないなあ…と思う、そんな作品だった。
ストーリー的には王道パターン
『トップガン』は、ストーリー的にはかなり王道パターンである。
- 類まれな才能を持った主人公。でも、周りからはあまりよく思われてない
- そんな主人公を理解してくれる相棒
- ひょんなことから舞台が変わる
- 新たな舞台では、ライバルとなる人物が現れる
- ついでにヒロイン登場
- ヒロインが自分と関係のある職の人だった
- 父親の死が謎
- 相棒の死
- 相棒の死を乗り越える
- ちょうどいいタイミングで敵がやってくる
- 敵を倒して無事帰還
- ライバルとのわだかまり解消
- 離れていたヒロインと再会
どこかで観たようなステレオタイプ的王道ストーリーだが、そうは言っても普通に面白い。
良くも悪くも、こういう映画はむしろ王道ストーリーじゃないと良さが生きないんじゃないかなと思った次第である。
もし、これが一捻り加えられた映画だったとしたら、ここまでの大反響映画にはならなかったと思う。トムクルーズも『トップガン』によって一躍スター俳優になったらしいし。
私は戦闘機や軍事物の詳細な情報はよく知らないから、この映画をその筋に詳しい人が見ると、
「ちょっとおかしくない?」
というシーンがあるのだと思う。
だが、それはそれ、これはこれ…と割り切るべき映画なのではないだろうか。
実際、この映画によって海軍志願者が増えたらしい。
つまりは、細かいことは気にしない、そんなアメリカンな映画…ということである。
『トップガン』を総合評価するなら?
『トップガン』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。
全体として面白かった、トムクルーズもかっこよかった。
ただ、個人的に戦闘シーンがよくわからなかったため、そこだけ減点だろうか…。
私のような戦闘機初心者からすると、敵機も味方機と同じに見えてしまうのである…笑。
『トップガン』はどんな人にオススメ?
『トップガン』は、パイロットを目指していたり、アクション映画が好きな人にはオススメできる作品である。
臨場感が凄まじく、かなり夢を与えてくれる作品ではないだろうか。
終わりに
『トップガン』についてレビューしてきた。
余談だが、今作はかなり社会的な影響力があった作品だったらしい。
前述したが、海軍志願者が増えたことなどを見ると、そういうことだろう。
これほどまでに影響力あり・集客力ありの人気作だったのに、なぜこれまで次回作が作られなかったのか…というと、どうやらトム・クルーズが次回作を製作することによって今作の価値が下がることを懸念したらしい。
トム・クルーズの言っていることも、わからんでもない気がする。ジュラシック・パークなどがいい例である…。
なるほど、そういうこともあって次回作が作られなかったのね…という感じだ。
だが、2020年には待望の次回作が公開されるらしい。
楽しみである。