ふぉぐです。
ついさっき、『パージ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『パージ』ってどんな映画?あらすじは?
『パージ』は、2013年(日本だと2015年)公開のサスペンス・ホラー映画。
監督はジェームズ・デモナコ。主演はイーサン・ホーク、レナ・ヘディ、マックス・バークホルダー。
あらすじとしては、「殺人を含む犯罪が12時間だけ合法となるパージの日。いつものように安全な家のはずが、息子が招き入れたホームレスによって事態が一変する」という物語である。
経済が崩壊した近未来のアメリカ。
犯罪が蔓延していたが、年に1度だけ「パージの日」というのを制定したことで、犯罪率が一気に減少した。
パージの日は、夜7時から次の日の朝7時までの12時間、どんな犯罪でも合法になる…という日だった。
パージの日を迎えたジェームズたち一家は、いつものように家を厳重に戸締りして一夜を過ごそうとしていた。
しかし、息子のチャーリーがパージャー(パージを行う人々)に追われている黒人のホームレスを匿ったことで事態が一変する。
『パージ』は、設定だけが一人歩きしてるホラー映画だった
というわけで『パージ』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「設定だけが一人歩きしてるホラー映画だなぁ…」
という感じである。
ホラーというよりもサイコスリラー・サスペンスという類の映画なのだが、まぁその辺は置いといて…。
全体的に「パージ」の設定だけが強めであって、今作『パージ』におけるストーリー展開とはあまり関係を感じないような作りになっているのが残念だ。
ずっと家の中でのシーンもあってかすごく中だるみするし、息子のチャーリーにイライラさせられるシーンが多い。
というより、『パージ』に出演するほぼ全ての人がちょっと…頭悪すぎて見ていてきつい。
面白さをあまり感じない映画だった。
『パージ』の良い点
『パージ』の良い点は、なんと言ってもその設定の良さだろう。
「どんな犯罪でも許される」
というとてつもない設定力。
この設定だけは最強に面白そうである。
設定だけは。
『パージ』の悪い点
設定以外のほぼ全てである。
私がイライラしたポイントをまとめてみよう。
- なぜパージの日に国外へ逃げないのか…その方が安全なのに(逃げられなかった理由があるのなら、説明的な映像を作っておくべきだった)
- 車で引っ張られただけで壊れる厳重な玄関ドア(クルーザーとか買う余裕があるならパージに備えておくべき)
- パージの日に備えてシェルター的な地下室を作っておくべき
- 息子のチャーリーでも簡単に開けられるセキュリティシステムなんて意味なし
- 娘の彼氏はどこから入ってきたんだ
- 娘は電気系統を切断されて家の電気が消えた時、どこにいたんだ
- 娘はなぜ父親を探しに行ったのか。なぜ母親の言うことを聞かないのか
とにかくイライラすることが多い。
特にチャーリー。
『パージ』を総合評価するなら?
『パージ』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
設定で星1プラス。
それ以外は評価に値しないので星2評価が妥当だろう。
『パージ』はどんな人にオススメ?
サイコスリラー系映画が好きな人におすすめしたい。
終わりに
『パージ』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。