【ネタバレ感想】『プロフェシー』は、謎が解決しないまま終わるミステリー映画だった

『プロフェシー』は、謎が解決しないまま終わるミステリー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『プロフェシー』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『プロフェシー』ってどんな映画?あらすじは?

『プロフェシー』は、2002年公開のホラー・ミステリー映画。

監督はマーク・ペリントン。主演はリチャード・ギア、ローラ・リニー、ウィル・パットン。

あらすじとしては、「妻が交通事故が原因で亡くなり、その際にある不吉なものを見たという。2年後、ジョンはある街で同様のものを見たという噂を知り、亡き妻が何を見たのかを探ろうとする」という物語である。

新聞社でやり手のライターをしていたジョン・クラインは、妻と新居へ引っ越してきたばかりだった。

しかし、妻が交通事故を起こしてしまい、それが原因で妻は亡くなってしまう。

亡くなる際、病室で「変なものを見た」という妻は、天使のような、でも不気味な「何か」を描いた絵を残した。

それから2年後。ジョンは深夜に、次の日の仕事のために車を飛ばしていた。

1時間半ぐらい車を飛ばしていると、急に車の調子が悪くなり、路肩に車を止める。

携帯電話もつながらないので、ジョンは周辺の家へと電話を借りに行こうとする。

すると、ある家をノックするとその家の主人がジョンに銃を突きつけ、「これで3回目だ!」と言い放ち、ジョンを殺そうとする。

わけがわからずに説得していると、その街の婦警がやってきて、事情を聞き、ジョンは解放される。

ジョンはわけがわからなくなったが、その婦警の計らいでその街のホテルで1泊泊まることにする。

この街がどこなのかわからなかったジョンは、店主に地図を貸してもらって「ここはどの辺かな」と聞くと、ウェストバージニアのとある街だった。

そこは、ワシントンから1時間半では到底つかないような場所だった。

ジョンは何かに囚われている錯覚を覚えていく。

『プロフェシー』は、謎が解決しないまま終わるミステリー映画だった

というわけで『プロフェシー』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「謎が解決しないまま終わるミステリー映画だなぁ」

という感じである。

全体的な雰囲気としては、いわゆるUMA的な…未確認生物を追うようなタイプの映画である。

今作の根幹には「蛾人間」がいて、その蛾人間がジョンを翻弄していくわけだが、この蛾人間がどういう姿形をしているか…というのは結局最後の最後まで出てこない。

未確認生物がいるかもしれないね…ただ見えてないだけでこの世にいるかもしれないね…というような、一種暗示にも似た類の若干湿った雰囲気のする感じで映画は幕を閉じる。

そのため、結局何も謎は解決しないまま、ぼんやりした印象だけを残す。

『プロフェシー』の良い点

『プロフェシー』の良い点は、序盤だろう。

1時間半じゃ到底つかないような遠い場所に、なぜか自分がいる…という奇妙な出だしは面白かった。

だが、結局そこからは盛り上がることもなく、橋が崩れるシーンもアクション映画のようで、求めているのはそういうことじゃないんだよな…とガッカリしてしまった。

『プロフェシー』の悪い点

『プロフェシー』の悪い点は、最終的に何も解決していないところだろう。

事件性かつ映画内でも「科学的なことだ」とジョンは同僚に説明していたが、科学的ならば結論を導き出してもらいたいものである。

謎が謎のままで終わるので、後味が悪い。

『プロフェシー』を総合評価するなら?

『プロフェシー』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。

個人的には微妙。

俳優陣はリチャード・ギアを含め素晴らしかったが、いかんせんストーリーに問題があるなぁ…という印象。

序盤こそ面白かったけれど、どんどん尻すぼみになって、橋のシーンは完全な蛇足なんじゃないか…と思った。

『プロフェシー』はどんな人にオススメ?

『プロフェシー』は、UMA関連の話題が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『プロフェシー』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。