エクスペンダブルズ3 ワールドミッションは、ド派手な演出すぎて笑ってしまった

ふぉぐです。

ついさっき、エクスペンダブルズ3 ワールドミッションを観終わったので、早速レビューしていきたいを思う。

前作・前前作同様、ネタバレ全開でレビューをしていくが、ストーリーに特に伏線があるわけではないので、恐らくこのレビューを見てからでも楽しめるはずだ。

ただ、保証はしないので、ネタバレが気になる方はご注意願いたい。

ちなみに、前作・前前作のレビュー記事もあるので、ぜひ参考にしてみて欲しい。

エクスペンダブルズは、頭空っぽで観れる痛快アクション映画だった

エクスペンダブルズ2は、前作よりもストーリーに深みが加わった映画だった

では、レビューに移ろう。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションってどんな映画?あらすじは?

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションは、2014年公開の筋肉ゴリゴリアクション映画。

監督はパトリック・ヒューズ。主演はおなじみのシルヴェスター・スタローン

あらすじとしては、大雑把に言ってしまえば、

過去、エクスペンダブルズに所属していて、殺されたはずのストーンバンクスという男が悪に染まったので、スタローン率いるエクスペンダブルズがぶち殺しに行く

というストーリーになっている。

途中、スタローン演ずるバーニーがこれまでのエクスペンダブルズ連中をクビにし、新しく青年たち数名をエクスペンダブルズに入隊させたり。

かと思えば、しくじって青年たちが捕まったので、一人でランボーのごとく敵アジトに乗り込もうとするところに、古株エクスペンダブルズ連中が現れて、

一人で背負いこみすぎだバカヤロー!

といって、結局みんなで青年たちを助けにいき、青年たちを助けたあとはみんなで敵アジトで暴れまくったり。

いつものエクスペンダブルズである。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションは、ド派手な演出すぎて笑ってしまった

まず、私がエクスペンダブルズ3を観て思ったのが、これまでのアクションシーンよりもド派手な演出が多くて笑ってしまった点だ。

もちろん、「笑う」といっても、馬鹿にするような笑いではない。

なんかもうド派手すぎて、例えば少林サッカーで最後に火星人がボールを竜巻にして試合会場をめちゃめちゃにするシーンがあるが、あれで「オォおお!!すげええ!!」という笑いと同じである。

これまでのエクスペンダブルズでも、ド派手なシーンはいくつもあったわけだが、今作は規模が違う。

だって、ビル(ビルっていうか巨大な団地アパート的な?)を丸ごと爆破させるような演出があったりする。あれはCGかもしれないけど。

しかも、これまでのエクスペンダブルズにプラスして、もちろんのごとくシュワちゃんが登場したり。ハリソン・フォードが登場したり。

なんかもうスター達が登場しすぎてわけがわからないぐらい最高の映画になっていた。

残虐なシーンは多くない

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションでは、これまでのエクスペンダブルズに比べると残虐なシーンがそれほど多くないように感じた。

エクスペンダブルズシリーズでの、個人的に「うわぁ…残虐ぅ…」と思ったシーンが、エクスペンダブルズ2のとあるシーンだ。

ジェイソン・ステイサム演じるクリスマスvs敵の幹部が格闘しているシーンで、最後にヘリコプターの尾ひれにある小型プロペラに敵の頭が粉々になるシーンだ。

あれは「ウッヒョお…キチィぜ…」と思ったものだ。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションでは、そんな残虐シーンが抑えられていたのは印象深い。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションでは、最後の決め台詞がなかった

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションでは、残念なことに最後の決め台詞がなかった。

これまでのエクスペンダブルズでは、

クリスマス:「あの女、あんたの好みじゃなかったろ?」

とか、

クリスマス:「ボクシング習ってみたら?」

みたいな、スタローン演じるバーニーに対して、クリスマスが一言ズバッと言って締めくくられるのが恒例になっていたのだが、エクスペンダブルズ3 ワールドミッションではそれがなかったのでちょいと残念である。

ただ、今作の最後は宴会場で終わるので、幸せそうな感じがしてとても良かった。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションを総合評価するなら?

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションを総合評価するなら、星5中の星4評価である。

全体的には面白い映画である。これまでのエクスペンダブルズをよりパワーアップした感はとてもする。

ただ、エクスペンダブルズ3 ワールドミッションでも、これまでのエクスペンダブルズのように惜しい点がいくつもある。

まず、エクスペンダブルズの人数が多くなりすぎて、一人一人の味が薄くなってる気がした。

特に、映画冒頭で刑務所から助け出した黒人のドク。

ドクはエクスペンダブルズの最初期メンバーなのに、どうも影が薄い。

ラスボスのストーンバンクスのことを知っているみたいだったけれど、結局特に接点なく映画は終わる。

人数が多くなりすぎて、一人一人に割く時間が減りすぎているなぁ…という印象は、ぶっちゃけ否めない。

ただ、映画としてのまとまりは良いので、概ね高評価の星4としてみた。

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションはどんな人にオススメ?

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションをオススメするなら、まずはこれまでのエクスペンダブルズを観た人だろうか。

今作では、これまでのCIA員であるチャーチが出てこないので、エクスペンダブルズ3から見始めたのでは、名前だけ出てくる「チャーチ」に「誰それ?」となってしまいかねない。

なので、エクスペンダブルズ2or3を観た人に、まずは今作をお勧めしたいところだ。

さらに、これまでの作品のように過激な描写は抑えられているので、

「アクション映画は好きだけど、過激な描写はちょっと…」

みたいな人にもオススメできるだろう。

終わりに

エクスペンダブルズ3 ワールドミッションについてレビューをしてきた。

エクスペンダブルズもこれで終わりか〜…と思ってWikipediaを見ていたら、まさかのエクスペンダブルズ4が製作されるかも知れない…ということで、ちょっとだけワクワクしている。

ただ、…うん。これまでのエクスペンダブルズとさほど変わらないような気もするので、そこまで期待することなく、気長に待つことにしよう。

あなたも、ぜひエクスペンダブルズに入隊してみてはいかがだろうか。