【感想】キャビンは、仕組まれたホラー映画という設定の異色作品だった【評価3】

ふぉぐです。

ついさっき、「キャビン」を観終わったので、早速レビューしていこうと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、また観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




キャビンってどんな映画?あらすじは?

キャビンは、2012年公開のSF・ホラー映画。日本では2013年公開。

監督はドリュー・ゴダード。主演はクリステン・コノリー(デイナ役)。

あらすじとしては、「週末に別荘で過ごそうとしていた友達5人組は、その別荘で惨劇を目の当たりにする」というホラー映画になっている。

デイナ、マーティ、カート、ジュールズ、ホールデンの5人は、週末にカートのいとこの別荘を借りてパーティーをする予定だった。

その別荘は、とある森の中にあって、GPSさえも場所を検知できないようなところにあった。

別荘への道中、さびれたガソリンスタンドに立ち寄ると、見るからにヤバそうな老人が5人の前に現れる。

老人は「お前たちが行く小屋は、何度か持ち主が入れ替わっている」という不吉な話を5人にする。

老人をよそに、5人は森の中にある小屋へ到着。

小屋は見た目ボロ屋だったが、中に入るとそれなりに綺麗な内装だった。

5人は、別々の部屋に荷物を置いてゆっくりしていると、ホールデンの部屋にだけ見るからに不気味な絵が飾ってあった。ヤギ(羊?)を集団で殺して、遠くには包丁を持った人影が立っている…という絵だった。

不気味な絵なので床に下ろすと、なんと絵の裏にマジックミラーがあって、デイナの部屋が丸見えだった。

ホールデンはすぐさまデイナにそのことを伝え、部屋を変わってあげる。

明らかにおかしい小屋だったが、小屋の地下奥深くではなんと彼らを誘導する謎の組織が暗躍していたのだった。

謎の組織はかなり大規模な組織で、監視センターのようなもので5人の動向を見ていた。

そして夜。

小屋の下に怪しい部屋を発見した5人は、地下部屋で小屋にまつわる不気味なものを見つけていく。

その中にあった、ある日記をデイナが読んでいると、途中からラテン語の文章になっていった。

マーティは、「ラテン語は読まないほうがいい。呪文になってるかも」と注意するが、マーティ以外の4人は聞く耳を持たず、デイナにラテン語の文章を読ませる。

すると、小屋の外で目覚めさせてはならないものが目覚めてしまった。

しかし、これは全て仕組まれたことだったのだ。

キャビンは、仕組まれたホラー映画という設定の異色作品だった

キャビン、個人的にはめっちゃ面白かった。

表向きは結構ありがちなホラー映画なんだけれど、初っ端から「ん?」と思わせるようなおじさん二人組が出てくる。どこかの科学組織的な感じだ。

ストーリーが進むにつれて、その科学組織はなぜかその5人組を見張っている…という感じになっていくのがたまらない。

マーティが途中で言っていたが、まさに「テレビの企画」のような映画である。

私はぶっちゃけホラー映画に関してはあまり詳しくはないが、ホラー映画の中でもどこかワクワクさせてくれるような異色作品だったように思う。

なぜ、あの5人組だったのか

キャビンで重要な位置付けになっている科学組織は、どうやら日本支部やイギリス支部があるようだったが、アメリカ支部(本部かもしれないけど)の彼らがなぜあの5人組を狙っていたのかがよくわからない。

物語では、「淫乱」、「勇者」、「研究者(学術者だっけ?)」、「愚か者」、「処女」を生贄として神様に捧げなければいけない…というオカルトチックな設定に移り変わっていくのだが、なぜその特徴を持った5人が必要だったのだろうか。

最終的には「神に捧げなければいけない」という目的に行き着くんだけれど、そこに意味を持たせて欲しかったな…という点は否めないだろう。

ゾンビじゃないパターンも見たかった

この映画の面白いポイントは、「仕組まれたホラー映画」として成り立っているところである。

中でも、「5人がどんな行動を取るかで、5人を襲う怪物が変化する」という点がおもしろポイントだ。

作中では、「ラテン語の文章(呪文)を音読することで、ゾンビ家族が復活した」という設定だったが、どうやら作中の科学組織おじさんの話によると半魚人なども出るらしい。

さらに言えば、科学組織の地中エレベーターには様々な化け物が存在したので、

「ラテン語の文章を読む以外では、何がトリガーになっていたんだろう」

という点もまた想像すると面白い。

マーティ&デイナが科学組織に侵入してからはめちゃくちゃスカッとした

ぶっちゃけ、科学組織おじさんがモニター越しに酒飲みながら宴会やってるのを見てるとイライラしていた。

「デイナたちがあれだけ悲惨な目にあってるってーのに、おまーらは何をしとんじゃい!」

と怒り心頭だった私だが、マーティ&デイナが組織に侵入してからはめちゃくちゃスカッとするシーンが多かった。

それこそ、マーティ&デイナは捕まえようとしてくる警備隊集団が、化け物どもに襲われる点は痛快である。

モニター越しに「おっぱい出せ」と言っていたおじさんたちも結局は化け物に殺されたりしてしまう。

やっぱね、人間は他の人が嫌がることをしちゃいけんのですよ。

最終設定「人類滅亡」にちょいとがっかり

キャビンの最終設定として、「生贄を捧げないと、封印していたヤベーのが暴走して人類滅亡」というのがある。

もうね、これがぶっ飛びすぎてってちょっと残念だったしがっかりだった。

ラストのラストで巨大な手が小屋を潰して終わるわけだけど…う〜ん、やっつけ感が笑。

科学組織がなぜあんな非科学的なものを封印できてるのかも疑問…。

キャビンを総合評価するなら?

キャビンを総合評価するなら、星5中の星3評価である。

ま、ホラー映画の新しい分野(切り口)としては面白い部類なのかな…と。

ありがちなホラーだけど、実は仕組まれたものだった…という大胆な設定は「面白い!」と感じるが、最終的な結末がアレなのがちょいと残念。

全体的に説明不足感も否めないが、それはそれで面白いところなのかもしれない。

あと、おっぱい出てくる。

キャビンはどんな人にオススメ?

キャビンは、まぁホラー映画が好きな人は見ておいて損はないだろう。

また、若干SFチックな側面があるので、SFが好きな人でも楽しめるはずだ。

ちょいとグロテスクなシーンはアレど、さほどショッキングなところは無いので大丈夫だ。

終わりに

キャビンについてレビューしてきた。

余談だが、我々が生きているこの世界も、実はキャビンのような感じで誰かに監視されているかもしれない…とちょっと考えてしまった。

まさにSFチックだしオカルトっぽいけど、あなたが住んでいるマンションにもどこかの科学組織がカメラを取り付けていて…と考えると、それはそれで面白い。

それにしても、設定は斬新で面白かったのに、それを活かしきれてないところがキャビンのもったいないところだったように思う。

ゾンビ怖い〜〜。