ふぉぐです。
ついさっき、『ボーン・アルティメイタム』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ボーン・アルティメイタム』ってどんな映画?あらすじは?
『ボーン・アルティメイタム』は、2007年公開のアクション映画。
監督はポール・グリーングラス。主演はマット・デイモン、ジュリア・スタイルズ。
あらすじとしては、「トレッド・ストーン作戦が中止になり、新たな作戦がCIAの中で湧き上がっている時に、ある新聞記者がトレッド・ストーン作戦の存在を知り、世間に暴露しようとする。しかし新聞記者は暗殺され、ジェイソンはその記者が持っていた手記に「ブラック・ブライヤー作戦」と書かれているのを見つけ、CIAへと向かうことになる」という物語である。
ジェイソン・ボーンは、ある新聞記事を目にする。
そこには、「ジェイソン・ボーン」という名前が書かれていて、トレッド・ストーン作戦についての些細な暴露的記事が書かれていた。
ジェイソンは、すぐにその記事を書いた新聞記者の居処を探り、「君は殺されるかもしれない」という旨のことを告げ、新聞記者・ロスとの接触を図る。
しかし、すでにロスと待ち合わせをしていた駅にはCIAの工作員がたくさんいたため、ジェイソンはロスに見つからないように携帯電話をロスのポケットに入れつつ、ロスを遠隔操作的にその場から脱出させようとする。
しかし、ロスは見当を見誤り、スナイパーによって殺されてしまった。
ジェイソンはすぐにロスの死体のもとへいき、ロスが持っている手帳を拾い上げ、その場を去るのだった。
ジェイソンは、ロスの手記に「ブラック・ブライヤー作戦」という、CIAが新たに進行していた作戦の概要を知ることになる。
自分が何者なのか、なぜこんなことをしているのか…を知りたくなったジェイソンは、CIAへと大胆不敵にも乗り込むことを決意する。
『ボーン・アルティメイタム』は、迫力のアクションが見所の映画だった
というわけで『ボーン・アルティメイタム』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「迫力のアクションが見所の映画だなぁ!」
という感じである。
前作の「スプレマシー」に比べると、かなりアクションも迫力を増し、カメラワークも「酔っちゃうよ」っていうぐらい動き回る。
車同士の激突シーンなども生々しく、「これがアクションだ」と言わんばかりの完成度である。
また、前作よりも話の内容が良い意味で複雑になっているのも良い。
前作は悪い意味で複雑化していたが、今作はわかりやすく、それでいて複雑になっているので、多少頭を使うが見やすい。
とても面白い作品だった。
『ボーン・アルティメイタム』の良い点
『ボーン・アルティメイタム』の良い点は、なんと言っても、ジェイソンの身のこなしによるアクションだろう。
個人的には前前作が最もアクション、そしてストーリー共に面白い映画だったが、今作はそれに追随するぐらいの面白さになっている。
アクションシーンが若干長め(アクションというより、ジェイソンの逃亡劇)なのが気になるところではあるが、今作はギミック的な逃亡を繰り返すので見ていて「おお、すごい」と感嘆の声を挙げたくなる。
『ボーン・アルティメイタム』の悪い点
『ボーン・アルティメイタム』の悪い点は、全体的なストーリーの把握しにくさにあるだろう。
場面場面が切り替わるのが一瞬で、尚且つその重要な場面に「画面にだけ映る伏線」的なものがあるので、それを見落とすと厄介なことになる。
セリフよりもアクション・画面重視の映画になっているので、かなりの集中力がないと『ボーンシリーズ』を理解するのは難しいだろう。
その点が『ボーン・アルティメイタム』の良い点でもあり、悪い点でもあるように思う。
『ボーン・アルティメイタム』を総合評価するなら?
『ボーン・アルティメイタム』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。
全体としては好印象。
前前作>今作>前作…という具合に、私の中では評価が定まった。
前前作に比べるとやはりちょっとわかりにくい点が目立つのがネック。
だが、全体的に面白い作品ではある。
また、個人的にニッキー役のジュリア・スタイルズが好みなのも評価に入る。
『ボーン・アルティメイタム』はどんな人にオススメ?
『ボーン・アルティメイタム』は、前作を見た方におすすめしておきたい。
やはり、前作を見ないと今作も理解できないと思うので、まずは前作を。
終わりに
『ボーン・アルティメイタム』についてレビューしてきた。
どうやら、ボーンシリーズは原作が小説?となっていて、その本編的三部作の最後の刊が今作に値するらしい。
自作からは別の方が引き継いだボーンシリーズとなるようなので、「ジェイソン・ボーン」としての「ボーンシリーズ」は今作で終わるようだ。
そう考えると、『ボーン・アルティメイタム』における最後のニッキーのニヤケは最高の終わり方となっているように感じる。