ふぉぐです。
ついさっき、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦を観終わったので、早速レビューをしていこうと思う。
ちなみに、ネタバレアリでレビューをしていくので、まだ観ていない方は要注意だ。
では、早速レビューに移ろう。
Contents
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦ってどんな映画?あらすじは?
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦は、2011年公開のアニメーション映画である。
監督は増井壮一。
あらすじとしては、簡単に言ってしまえばしんのすけがスパイになる物語である。
「スノモノ・レモン」という女の子はスカシペスタン共和国のスパイ。
レモンは、ヘーデルナ王国という国のヘガデル博士が「オナラの出ない芋」を開発中に偶然できてしまった、「メガヘルデルⅱ」という物質を奪取する任務を与えられていた。
メガヘルデルⅱが保管されている場所は、ヘガデル博士の部屋であり、博士の部屋には「博士の体型」を暗号認証にしているセキュリティシステムを突破しなければ入れない。
その「博士の体型」に最も合致しているのがしんのすけであった。
レモンは、しんのすけをスパイに育成し、ヘーデルナ王国に潜入するミッションを行うが…?
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦は、大人が見ても面白さを感じなかった
はい、ぶっちゃけて言わせていただこう…。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦は、大人が見ても面白さを感じない映画だった。
いや、もちろん…全く面白さを感じないわけではない。
多少面白い部分はある。
例えば、「なぜレモンはしんのすけをスパイとして育成しているのか?」、「そもそも、レモンは何者なのか?」という、ちょっとした謎が解明していく感じは普通に楽しめる。
だが、全体的に見ると、どうしても「面白い」とは言いにくい内容なのだ。
それこそ、前半の「これ、TV版のクレしんすぎない?」と思わんばかり表現が続いていく。
やっとこさ中盤〜後半あたりで、野原家が捕らえられてしまってからストーリーが動くにしても、序盤のあのダレはなかなかである。
クレしん特有のギャグも弱い
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦では、これまでのクレしん映画のようなギャグがなりを潜めている感じがする。
一応、国名が「ヘーデルナ王国」や「スカシペスタン共和国」といった、若干クレしんっぽい名前にはなっている。
しかし、やはり「サトーココノカドー」の破壊力に比べるとまだまだである。
変にクレしんっぽい名前をつけようとしすぎて、若干スベってる感がある。
無理して一捻りした名前にするのではなく、それこそ「ブリブリ王国」ぐらい尖りまくってる名前にしてもいいと思う。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦は、このように若干ギャグが弱い気がした。
子どもには見やすい映画
ここまでかなり酷評をしてきたが、おそらく私が大人だから「面白くないなぁ…」と感じてしまうのかもしれない。
子ども視点で見るなら、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦はかなりわかりやすい内容なのは言うまでもないだろう。
子どもにもわかりやすいような「謎」も仕掛けられていて、子ども向け作品としてみるなら評価は高いのかもしれない。
さらには、レモンのあの可愛さも相まって、子ども人気は高いように思う。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦を総合評価するなら?
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦を総合評価するなら、星5評価中の星3評価である。
さっきも言ったように、この映画はかなり前半がダレる。
さらに言えば、しんのすけのオチャラケキャラが悪い作用となって、かなりイライラする展開が多い。
これまでのクレしんと比べるのもどうかと思うが、「そこぐらいはちゃんとやるよね」っていうところでさえも、今作はおちゃらけるシーンが多い。
逆に言えば、子どもには見やすいぐらいのオチャラケ具合…とも言えるのだろうか。
ストーリー・演出・台詞回し…などを考えると、星2評価ぐらいの感想なのだが、今作は「レモン」という、カスカベボーイズのツバキちゃん並みに美人なキャラが出てきたので、その点はプラスして星3評価とした。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦はどんな人にオススメ?
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦は、まずは子どもたちにオススメしたい。
個人的には、クレしんっぽさはそこまでないのだけれど、「テレビ版の延長で見るクレしん映画」としては、かなり素晴らしい出来になっているように思う。
なので、子ども達にはぜひオススメしたい作品だ。
ただ、大人が見ても正直そこまで面白さを感じないし、感動があるわけでもないので、その点はご注意願いたいところだ。
終わりに
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦についてレビューしてきた。
かなり辛口なレビューになってしまったが、まぁ…嘘ついてもしょうがないしなぁ…という感じで、自分の思ったことを素直に言わせてもらった次第である。
ぜひ、あなたもしんのすけとともにスパイになってみてはいかがだろうか!