【ネタバレ感想】『スポットライト 世紀のスクープ』は、ドキュメンタリーチックすぎる映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『スポットライト 世紀のスクープ』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。




『スポットライト 世紀のスクープ』ってどんな映画?あらすじは?

『スポットライト 世紀のスクープ』は、2015年(日本だと2016年)公開のヒューマンドラマ・サスペンス映画。

監督はトム・マッカーシー。主演はマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス。

あらすじとしては、「実際に起こった、カトリック司祭による性的虐待事件を追う「ボストングローブ」のスポットライト班の顛末」という物語になっている。

ボストン・グローブ社は、老舗の新聞社である。

ある日、新編集長としてバロンというユダヤ系の男性がやってくる。

バロンは、グローブ社の「スポットライト班」というやり手の部署に、今度挙げようとしている記事を取りやめ、代わりに「ゲーガン神父」の児童に対する性的虐待問題を取り上げるように持ちかける。

スポットライト班の班長であるロビーは、さっそくゲーガン神父の案件をスポットライト班へと持ち込む。すると、班のみんなはやる気満々だった。

神父の案件をスポットライト班で調査していくうちに、神父の事件を弁護士たちが隠蔽しているのではないか?という疑惑が持ち上がる。

それは弁護士のみならず、マサチューセッツ州が事件の重大さを隠蔽しているようにも取れる案件だった。

1人の神父を対象にした調査は、徐々に規模が大きくなっていき、最終的には90人近い神父たちが絡む大きな案件へと変わっていった。

スポットライト班は、事件の裏付けをして記事を上げるべく、奮闘するのだった。

『スポットライト 世紀のスクープ』は、ドキュメンタリーチックすぎる映画だった

というわけで『スポットライト 世紀のスクープ』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「ドキュメンタリーチックすぎるなぁ…」

という印象。

なんとなく、ナレーションの入ってない、ちょっと映画風になった「アンビリ●バボー」を観ているような感覚に陥った。

面白くないわけではないんだけど、ところどころ退屈なシーンが多い。

さらに言えば、感情が動くようなシーンがないので、まるで塩のかかってないゆで卵を食べてるような気分である。

素材は美味しいけれど、あまりにも淡白すぎる…というか。

映画としてではなく、ドキュメンタリーとしてだったら、もっと違った評価になっていたのかもしれない。

日本文化とアメリカ文化の違いも、評価の左右として大きいかもしれない

『スポットライト 世紀のスクープ』が、個人的に普通だなぁ…と思った理由として、

「文化の違い」

が挙げられると思う。

日本において、キリスト教は仏教や神道のようには浸透していない。

それゆえに、『スポットライト 世紀のスクープ』におけるヤバさが、今ひとつ伝わりきれていないのが大きいのかなとも思った。

おそらく、アメリカやキリスト教がかなり布教されている国からしてみれば、『スポットライト 世紀のスクープ』はかなりセンセーショナルな意味を持った作品なのかもしれない。

文化の違いによる面白さの変化があるんだなぁ…と、少し関心を持った次第である。

ジャーナリスト精神とは、まさにこういうことなのか

『スポットライト 世紀のスクープ』を観ていて思ったことが、

「これが本当のジャーナリスト精神なんだろうな」

ということである。

私が知識不足なだけかもしれないが、日本のメディアはこぞって強大な権力にはひれ伏し、とりあえず金が舞い込んできそうなことだけを報道しているように思える。

それこそ、芸能人の不倫なんて、一般的な人からしてみればなんの興味もないことである。誰が不倫してるかどうかなんて、自分の人生においてなんら影響を及ぼさない。

しかし、『スポットライト 世紀のスクープ』を観ていて思ったのは、スポットライト班は、雲隠れをしようとしている強大すぎる悪を仕留めようと必死だった。

最後の方のシーンで、編集長であるバロンが言った言葉が印象的だ。

「我々が今回行ったことこそ、ジャーナリズムだ」

セリフの節々は違うかもしれないが、このようなことを言っていた。

私はジャーナリストではないので、何が正解かはわからないし、ジャーナリズムに正解があるのかどうかはわからない。

しかし、『スポットライト 世紀のスクープ』でスポットライト班が調査をして記事にしたことは、まさにジャーナリズムである。

『スポットライト 世紀のスクープ』を総合評価するなら?

『スポットライト 世紀のスクープ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

うーん、個人的には普通かなぁと。

かなり淡白した進み具合で、感情の起伏がほとんどなく、映画としてはやや退屈してしまった。

つまらないわけではないんだけれど、この映画は好き嫌いがはっきりと分かれる映画なのかなと思った。

『スポットライト 世紀のスクープ』はどんな人にオススメ?

『スポットライト 世紀のスクープ』は、ドキュメンタリーチックな映画が好きな人にオススメである。

また、ジャーナリストを志している人にもオススメできる作品だろう。

終わりに

『スポットライト 世紀のスクープ』についてレビューしてきた。

余談だが、どうやら今作はかなり評判が高いようである。

特に、バチカンなどのカトリックが主要な国からの支持は高いようである。