【感想】『バイオハザードV リトリビューション』は、もはやホラー要素皆無のアクション映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『バイオハザードV リトリビューション』を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う!

ちなみに、ネタバレ要素全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。

『バイオハザードV リトリビューション』ってどんな映画?あらすじは?

『バイオハザードV リトリビューション』は、2012年公開のサバイバルホラー映画。

監督はポール・W・S・アンダーソン。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。

あらすじとしては、「アンブレラ社のオペレーション施設からの脱出物語」になっている。

前作でアルカディア号に到着してウェスカーと対決して勝利したアリスたちの元に、アンブレラ社の特殊部隊が襲撃にやってきた。

なんとか攻撃を食い止めようとするもなすすべなく、しかもその特殊部隊を率いていたのは、かつての仲間である「ジル・バレンタイン」だった。

アリスは、戦いの最中で海に落ちてしまい意識が遠のいていくが、目が覚めるとどこかの研究施設のようなところだった。

すると、ジルが姿を現して拷問のようなことを受けるハメになる。

ジルが目を離していると、その部屋の扉が空いて、施設の制御室のような場所にたどり着く。

そこには、「エイダ」と呼ばれる女性がいて、アリスの脱出の手助けをするという。

しかし、アリスはエイダが信用できず殺そうとするが、制御室のモニターが起動して、なんと死んだはずのウェスカーが映っていた。

アリスたちがいる研究施設は、「アンブレラ・プライム」と呼ばれる最高機密のオペレーション施設で、アリス一人で脱出するのは困難だという。

その手助けをするために、ウェスカーはエイダを派遣したのだという。

また、エイダの他にも男4〜5人組の部隊が潜入していて、そこには前作で間一髪生き残った「ルーサー・ウェスト」もいた。

アリスを研究施設から奪還するため、力を合わせてアンブレラ・プライムを脱出するのだった。

『バイオハザードV リトリビューション』は、もはやホラー要素皆無のアクション映画だった

はい。まずはぶっちゃけ感想から。

『バイオハザードV リトリビューション』は、もはやホラー映画要素が皆無の映画になっていた笑。

これはもう、サバイバル・ホラー映画というよりもアクション映画といったほうが近い。

どことなくエクスペンダブルズ感が出ていて、かなり笑ってしまった笑。

あと、アンデッドたちは「足が遅い」ことが特徴の一つだと思っていたんだけど、今作のアンデッドたちはやたらと走り回っていてそれもまた笑ってしまった。

「めっちゃ走ってくるじゃん笑」

みたいな。

すごい速さで走ってくるアンデッドたちに可愛さを見出しながら楽しむ映画だったように思う。

ジル・バレンタイン姉さんが復帰する

『バイオハザードV リトリビューション』では、バイオハザード2以降登場がなかったジル・バレンタイン姉さんがついに復帰する。

2では髪が黒かったけど、今作では金髪美女になっていたので、それもまたいい。

ちなみに、Wikipediaによると、どうやら元々はジル姉さん役の「シエンナ・ギロリー」を降板させて、2代目ジル・バレンタインを模索していたところだったらしい。

しかし、シエンナ姉さんが監督のところに直談判しにいって、結局降板せずに続投…ということらしい。

どういう経緯でシエンナ・ギロリーを降板させようと思ったのかは定かではないけれど、シエンナ姉さん以外のジル・バレンタインはなかなか…受け付けられないだろう。

2のジル・バレンタインはまだちょっとこう…ヤンキー感?というか荒っぽい印象があったけれど、今作のジル姉さんはマジで大人びた感じがしていてとても良かった。

ジル姉さん素晴らし。

ぶっちゃけ、ストーリーがよくわからなかった

『バイオハザードV リトリビューション』については、今までのストーリー以上によくわからない点が多い気がする。

というのも、今作では「仮想空間」的なところが舞台になっているので、これまでのバイオハザードシリーズで死んだはずの連中がウヨウヨ出てくるのだ。

なんか…なんであいつらが出てくるのかもよくわからないし、ホログラムかと思ったら普通に撃たれてるし…。

なんだかよくわからないまま終わってしまったけれど、それもまたバイオハザードのいいところなのかも知れない。

でかいバケモノがあっけなさすぎる

『バイオハザードV リトリビューション』では、ついに巨大なバケモノが現れるわけだが、そのバケモノとの対決があまりにもあっけなさすぎて笑える。

ジル姉さんとの一騎打ちはめっちゃ長かったのに、なんであの巨大なバケモノとはあんな一瞬で終わってしまうのか…。

途中でカーチェイス的なシーンもあったけど、あれだってなんか…バケモノさんの出番なんて最後ぐらいしかなかったし…。

かと思ったらバケモノさん、アリスクローンが作られている部屋であっけなく爆破されて殺されてしまうし…。

あんなでかいバケモノなのに、不憫でしょうがない感じがした。

それもまた、バイオハザードのいいところなのかもしれない。

バイオハザード4(ゲーム)のラスボスだって、無限ロケットランチャーで10秒ぐらいで殺せるし…そんなもんか。

『バイオハザードV リトリビューション』を総合評価するなら?

『バイオハザードV リトリビューション』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

ストーリーはちょっとよくわからない感じになってしまったけれど、「2」以降出番がなかったジル姉さんが出演したので、星評価を1個あげて星3評価である。

これでおっぱい要素があれば星4評価でもいいぐらいなのだが、前作・前前作とどんどんおっぱい要素が皆無になっている点は残念で仕方がない。何をやっているんだ。

ちなみに、今作は「レオン」や「エイダ」といった原作版バイオハザードの登場人物も出てくるので、そういう点も含めて星3評価としておこう。

『バイオハザードV リトリビューション』はどんな人にオススメ?

『バイオハザードV リトリビューション』は、バイオハザード映画シリーズを4まで見ている人にオススメしたい。

これだけ見ても何が何やらちんぷんかんぷんだと思うので、シリーズを見てきている人にしかオススメできない笑。

終わりに

『バイオハザードV リトリビューション』についてレビューしてきた。

バイオハザードシリーズも早いもので、次でラストとなってしまう。

ここまで、長いようで短いような…そんな感じだった。

そもそも、バイオハザードシリーズは上映時間がほぼ1時間30分なので、サクッと見れるのが良い点なのかもしれない。

それも、頭を使わなくて良いので、気軽に見れるのも良いのだろう。

ついにラストである。次作はどんな展開が待っているのか楽しみだ。