【感想】『バイオハザードIV アフターライフ』は、仲間の死が淡々としすぎてる映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『バイオハザードIV アフターライフ』を観終わったので早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




『バイオハザードIV アフターライフ』ってどんな映画?あらすじは?

『バイオハザードIV アフターライフ』は、2010年公開のサバイバル・ホラー映画。

監督は第1作目と同じくポール・W・S・アンダーソン。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。

あらすじとしては、「前作から1年後、謎のアルカディアへ到達する物語」になっている。

アンブレラ社は、東京・渋谷の地下に本拠地を置き、そこでT-ウィルスの実験を行なっていた。

そこに、アリスは自身のクローン達と共に襲撃。総議長のウェスカーは間一髪のところで本拠地からオスプレイで脱出するも、そのオスプレイにはオリジナルのアリスが乗っていた。

しかし、ウェスカーも頭が冴える人物で、アリスに即座に血清を打った。その血清はアリスの超人的なパワーを封印するものだった。

だが、アリスとのいざこざでオスプレイは墜落してしまい、アリスはその場を離れる。

そこから半年後。アリスは飛行機でアラスカ上空を飛んでいた。

そう、かつて仲間達と目指していた「アルカディア」と呼ばれる安全な土地を探していたのだ。

アリスは、地図が示していた場所に着陸するもの、そこは人影もない海に面した土地だった。

アルカディアは嘘だったのか…と思っていると、かつて一緒にアルカディアを目指していた仲間の「クレア」が突然襲ってきた。

アリスは間一髪で振り切り、クレアを気絶させると、クレアの胸に何やら不可解な機械がくっついているではないか。

クレアの両手を縛って、クレアが起きた時に「これは何?」と尋ねてみると、どうやら覚えていないらしい。

その機械はアリスの推理によるとアンブレラ社のもので、記憶を消す薬品が仕込まれているとのことだった。

クレアと共にその場を離れ、飛行機でロサンゼルスに向かうと、刑務所の屋上で助けを待っている人々がいた。

奇跡的に刑務所の屋上に着陸すると、助けを待っていた人々は口を揃えてこう言った。

「アルカディアからの助けね!」

アリスは思わず、「なぜアルカディアのことを知っているの?」と聞くと、ラジオ無線でいつも救助をしにいくと放送されているし、こちらからも救難信号を出しているから、助けの使者かと思った…らしい。

「アルカディアが助けに来るってどういうこと?」

とアリスは思ったが、ここでアルカディアの真実がわかる。

アルカディアは島のことだと思っていたが、アルカディアの正体は実は巨大な船だったのだ。

あの船まで行ければ安息の地がある。しかし、刑務所の周りは膨大な数のアンデッドがいて、なかなか海までいく手段がなかった。

『バイオハザードIV アフターライフ』は、仲間の死が淡々としすぎてる映画だった

『バイオハザードIV アフターライフ』を観て思ったのが、

「仲間が死んでるのに淡々としすぎぃ!!」

ってことだ。

それこそ、アリスとクリスと料理当番のクリスタル・ウォーターズが地下の武器庫に行った時なんて衝撃的だ。

クリスタルがアンデッド(マジニ)に捕まって殺されてしまったというのに、アリスもクリスもめちゃくちゃあっさりしている。あっさり中華そばぐらいあっさりしている。

さらに、その後も特に仲間達がクリスタルが死んだかどうかなんて聞くこともなく…。

「あれ?そういえばあいつは?」的なこともない。

マジで…、1週間前に買っておいたガリガリ君だって、

「あ、そういえばガリガリ君あるじゃん!食っちゃお!」

って思い出すものなのに、クリスタルの不憫さには同情してしまう。同情なんて一番嫌いな言葉だけど。

さらには、クリスの牢屋番をしていたウェンデルも、アリスのシャワーを覗こうとしていたら、アリスに見つかって怒られるわ、かと思ったらアンデッドに襲われて殺されるわ…。

その後に特にウェンデルのことを思い出すようなこともなく…。

なんかもう、ウェンデル不憫すぎんよ…。仲間なのにみんな冷酷すぎんよ…。

あと…あの、装甲車を動かそうとしていた時に、映画監督?に殺されたアイツ。

アイツもなんか…『バイオハザードIV アフターライフ』においては主要メンバーかと思ってたのにあっさり殺されてしまった。

しかもアンデッドに殺されたとかならわかるけど、仲間だったやつの殺されてしまったのだから不憫この上ない…。

そして映画監督のお供役だったキムも、処刑人みたいなやつに真っ二つにされて殺されてしまう。

その後に「キムは?」って聞かれて、クレアが首を振って「…そうか…」で終わるのもまた不憫である。なんやねんそれ…笑。

全然仲間に優しくない、素晴らしい映画だなぁと思った。

アリスは弾が当たらない神のご加護を受けているのだ

『バイオハザードIV アフターライフ』を観ていて思ったのが、

「アリスは神のご加護を受けてるんだなぁ…」

ということだ。

あんだけマシンガンをぶっぱなされても、軽く避けてしまう。

マシンガンを撃ってるやつらが下手くそなのか…、はたまたアリスが神のご加護を受けているのか…。

『バイオハザードIV アフターライフ』という映画において、

「なんでアリスの弾は直撃してるのに、敵の弾はアリスに当たらないの!?」

という意見はNGだ。

『バイオハザードIV アフターライフ』という映画はそういうものなのだ。それ以上でもそれ以下でもない。

アリスは主人公だから死ぬわけにはいかないのである。

ウェスカーがMPOのラスボス・ジーンみたいだった

『バイオハザードIV アフターライフ』の最終局面において、ウェスカーと対決するシーンがある。

クリスが銃を撃っても、ウェスカーはとんでもないスピードで軽く避けてしまう。

まさに残像が見えるぐらいの速さなわけだが、あのシーンがMPO(メタルギアソリッド・ポータブルオプス)のラスボスであるジーンみたいだなぁ…と思った。

ジーンも、こちらが銃を撃つとものすごいスピードで動きながら、

「国家が…」

みたいな話をしてくる。

ウェスカーを見ていたらジーンを思い出してしまった。そんな映画だ。

『バイオハザードIV アフターライフ』を総合評価するなら?

『バイオハザードIV アフターライフ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

バイオハザードシリーズって、毎度同じ展開なんだけど、なぜか面白い映画なのである。

だが、やっぱりいつもと同じく一本調子な映画になっているので、まぁ…ご愛嬌という感じだ。

個人的には前作よりも面白い感じがしたので、ストーリーにおいては高評価。

だが、今作ではついにひとっつもおっぱいがなかったので、それにおいては減点せざるを得ない。

何をやっているんだ監督は。私たちの求めているものがわかっていないんじゃないのか。

そんなことを考えてしまう映画だった(何考えとるんじゃ)。

『バイオハザードIV アフターライフ』はどんな人にオススメ?

『バイオハザードIV アフターライフ』は、バイオハザードシリーズをオススメするときに毎度同じことを言っているけれど、これだけ見てもわけがわからないと思うので、シリーズを全編通して見てきている人にオススメしたい。

今作は、もうほぼホラー要素がなくてずっとサバイバル感強めなので、それもまたいい味を出しているように思う。

終わりに

『バイオハザードIV アフターライフ』についてレビューしてきた。

実は、今作を見ていると…既視感が強かった。

なぜかというと、おそらく私はこの作品をテレビ放映などで見ているのかもしれない。

「あれ?なんか見たことあるなこのシーン…」

と思って記憶を遡っていくと、確かにどこかで見た覚えがあるのだ。

そうか、この記憶は『バイオハザードIV アフターライフ』だったのか…と、記憶が整理できた。

素晴らしい映画である。