【ネタバレ感想】『ランボー/怒りの脱出』は、前作よりアクション度が増したアクション映画だった

『ランボー/怒りの脱出』は、前作よりアクション度が増したアクション映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ランボー/怒りの脱出』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『ランボー/怒りの脱出』ってどんな映画?あらすじは?

『ランボー/怒りの脱出』は、1985年公開のアクション映画。

監督はジョージ・P・コスマトス。主演はシルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ。

あらすじとしては、「ベトナム戦争時に捕虜として10年ほど敵地で生存しているとされる仲間たちを撮影するための任務に、ランボーが繰り出されるが、そこでアクシデントが起こって胃しまう」という物語である。

前作で暴れ回ったランボーは、刑務所で働いていた。

そこに大佐がやってきて、ある任務を引き受けてくれるのなら、特赦を出そう…と申し出る。

その任務とは、ベトナム戦争時に捕虜として捕らえられたとされる同志たちの写真を、現地へ赴いて撮影してくる…というものだった。

ランボーはOKをだし、単独任務として遂行しようとする。

しかし、飛行機から飛び降りる際に荷物が引っかかり、それが原因でランボーは持っていく荷物の半分以上を落としてしまうのだった。

ランボーは女性の諜報員であるバオと落ち合い、同志たちが捕虜とされている収容所へと向かうのだった。

収容所での惨劇を目の当たりにしたランボーは、「撮影するだけ」という命令を破り、捕虜たちを帰還させるべく奮闘する。

一人の捕虜を助け出し、仲間のヘリに乗り込もうとするが、ヘリがなかなか地上へ降りてこない。

ヘリは、なぜかランボーとその捕虜を見捨てて基地へと帰還してしまい、ランボーと捕虜はまた敵軍に捕まってしまう。

ヘリでは、「作戦は中止。今すぐに戻ってこい」というありえない命令が降っていた。

『ランボー/怒りの脱出』は、前作よりアクション度が増したアクション映画だった

というわけで『ランボー/怒りの脱出』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「前作よりアクション度が増したアクション映画だなぁ」

という感じである。

正直、「ランボー」という文字を見たときにまず連想されるのが今作のランボーだと思う。

深いジャングルの中で上半身裸でM60を片手に…というあのコマンドースタイルが確立されたのが今作だという。

前作では市街地が主な戦闘場所だったが、今作ではモロにジャングルなので、そういう点でも「ああ、これがランボーだよな」とちょっと安心した。

相変わらずランボーは超強いが、それもまたランボー映画の面白いところだと思う。

『ランボー/怒りの脱出』の良い点

『ランボー/怒りの脱出』の良い点は、やはり最後のシーンだろうか。

自分と捕虜を見捨てる命令を下した上官に復讐するかの如く、司令室をM60でぶっ壊しまくるあのランボーには狂気を感じる。

しかし、ただの狂気ではない。

そこには「国から愛されたい」という人間臭さも垣間見えて、上官が部下に対し「お前たちはツールだ。マシンだ」と言ったことの反対の感情が伺えて素晴らしい。

今作はラジー賞で4部問も受賞したらしいが、そもそもラジー賞自体にラジー賞を送ってやりたいところだ。

『ランボー/怒りの脱出』の悪い点

『ランボー/怒りの脱出』の悪い点は、正直いうと中盤がちょっとダレるところだろうか。

特に中後半のヘリコプターとの対決シーンは正直もう少し短めでもよかったかな…という印象。

全体的にはサクサク進みながらもアクションが骨太なのだが、若干飽きてくる点は否めないだろう。

『ランボー/怒りの脱出』を総合評価するなら?

『ランボー/怒りの脱出』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。

個人的には好印象。

前作よりも面白いなと思ったし、ランボーがランボーらしくなったのも今作である。

ランボーのかっこよさも相まって、確かに人気作になりうるなぁ…と思わせてくれる映画だった。

『ランボー/怒りの脱出』はどんな人にオススメ?

『ランボー/怒りの脱出』は、アクション映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『ランボー/怒りの脱出』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。