【感想】『ペット 檻の中の乙女』は、思ってた映画とは全く違うグロ映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ペット 檻の中の乙女』を見終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ見ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。

『ペット 檻の中の乙女』ってどんな映画?あらすじは?

『ペット 檻の中の乙女』は、2016年公開のホラー・スリラー映画。

監督はカルレス・トレンス。主演はドミニク・モナハン、クセニア・ソロ。

あらすじとしては、「好きになった女性を監禁してしまう男の物語」となっている。

動物保護センター(日本で言うところの保健所的な)で働いているセスは、なかなか人に存在を認知されない影の薄い人物だった。

ある日、バスに乗っていると美人な女性を発見する。その女性はセスの通っていた高校の同級生で、名前を「ホリー」といった。

セスは、ホリーの顔と、小説のような文章を必死に書いている姿に運命的なものを感じて、ホリーに話しかける。

しかし、ホリーは軽くセスをあしらい、バスを降りてしまう。

セスは諦めきれず、ホリーの働いているレストラン(アメリカ的にはダイナー?)に客として出向いたり、ホリーに大量の花束を送ったりした。

さらには、ホリーの後をつけて酒場に入ったりしたのだった。

しかし、ホリーの心を揺さ振ることはできず、挙げ句の果てにホリーの元彼らしき人物に殴られたり、散々な目にあうセス。

ある日、職場の動物保護センターには秘密の地下室のようなものがあることを知る。

セスは、「ここに彼女を閉じ込めれば良いのでは…?」と思い立ち、Amazonで工具を購入して檻を製作してしまう。

そして、ホリーが帰宅して寝ようとしているところを襲い、麻酔のようなもので眠らせ、地下室の檻に閉じ込めるのだった。

セスは気づいていた。ホリーが、かなりのサイコパスな人間だと言うことを。

『ペット 檻の中の乙女』は、思ってた映画とは全く違うグロ映画だった

はい。正直言わせてほしい。

『ペット 檻の中の乙女』、めっちゃグロかった。

そして、私が思い描いていたような映画とは全くかけ離れた映画だった笑。

私の予想では、

「好きな女性をストーキングしてなんやかんやで襲い、檻に監禁して最終的に警察に踏み込まれて自殺」

的な、まぁよくあるようなストーリーなのかな〜と思っていた。

しかし、蓋を開けてみるとびっくり仰天。

なんだこりゃ。めちゃめちゃグロいじゃないか!!

私は多少のグロなら許容できるのだが、この映画は人肉を犬に与えたり、挙げ句の果てには指を自分で切り落としたりする描写があってめっちゃグロい。キツかった。

そして、ストーリーもどんでん返しがすぎる。

いや、確かにストーリーが裏切ってくる感じは面白かったけど、なんかこう…消化不良感が否めない裏切り…というか。

全体的に薄味な印象で終わってしまった感じがした。

『ペット 檻の中の乙女』は、グロ描写がやばい(PG指定がなかった気がするけど…)

さっきも言ったけれど、『ペット 檻の中の乙女』はグロ描写が凄まじい。

私がこれまで見てきた映画の中ではダントツにやばかった。

なんだろ、こう…普通のグロじゃなくて、サイコパス的なグロだから余計にグロテスクに感じてしまうというか…。

もう、グロ描写がやばすぎて途中途中、目を覆いながら見ていた。

さらには、グロ描写がくると「おいおいおいおい…きっちぃよ…」と声に出して、気分を紛らわせるぐらいにキツかった。

映画を観る前にPG指定を確認して、「何もついてないな…」と思ってみたらこの有様である…。

う〜む…グロい笑。

ストーリー的には面白い…のかな?

『ペット 檻の中の乙女』は、さっきも言ったようにストーリーが裏切りに裏切ってくる。

だから、ストレートな監禁物と言うよりは、変化球的な監禁物と考えたほうがいいのかもしれない。

最終的にはホリーとセスは立場が逆転してしまったわけだが、なんか…その辺はちょっと…もう少しひねって欲しかった感はある。

って言うか、刑事が出てきてセスの挙動不審さ加減を若干見抜いていたのだから、刑事を主体にした感じで物語が終わって欲しかった…ような気もする。

『ペット 檻の中の乙女』を総合評価するなら?

『ペット 檻の中の乙女』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

全体としてのまとまりや、裏切りの多い展開などはみていて面白い。

だけれど、やっぱりグロシーンがキツすぎるのが個人的にかなりのマイナスポイント。

いや、わかる。グロシーンがホリーのサイコパス感をより演出していると言うのは承知である。

だが、私の感性的に…ちょっとグロシーンがキツすぎて目を覆いながらみてしまった。

あまりにグロいので、その点を減点して星3である。

あと、主人公のサイコパス感が薄い感じもした。

『ペット 檻の中の乙女』はどんな人にオススメ?

『ペット 檻の中の乙女』は、グロ映画好きな人にオススメしたい。

もうね、かなりグロい。しかもサイコパス的なグロさなので、そっち方面が好きな人には評判が良いのではないだろうか。

逆に言うなら、グロシーンがキツすぎるので、私のように過度のグロが苦手…と言う人にはオススメできない。

終わりに

『ペット 檻の中の乙女』についてレビューしてきた。

なんかもう、グロすぎて「グロかったな」と言う感想しか思い浮かばなかった笑。

もう一度見たい!と思えるような作品でもないので、私の『ペット 檻の中の乙女』に対する感想がこれ以上深まっていくことはないだろう…うむ。

いや〜…キツイ笑。