【ネタバレ感想】『パッセンジャーズ』は、ダラダラした展開が続くサスペンススリラー映画だった

『パッセンジャーズ』は、ダラダラした展開が続くサスペンススリラー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『パッセンジャーズ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『パッセンジャーズ』ってどんな映画?あらすじは?

『パッセンジャーズ』は、2008年(日本だと2009年)公開のサスペンス・スリラー映画。

監督はロドリゴ・ガルシア。主演はアン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン。

あらすじとしては、「セラピストのクレアは、飛行機事故の生存者のセラピーを担当することになる…」という物語である。

セラピストのクレアは、飛行機事故での生存者5人のグループセラピーを受け持つことになる。

その中の一人、エリックは、自宅での単独セラピーを望んだため、クレアはエリックの家へとセラピーをするために通うことになる。

グループセラピーをしてるある日、窓の外に不審な人物がいるのを目撃する。

その人物が現れてからというもの、グループセラピーにきている生存者が一人ずつ消えていくのがわかった。

また、エリック自身も、躁状態のように突拍子もないことをやり始めることがあり、クレアは翻弄されてしまう。

そんな中、飛行機の事故をパイロットの過失…として発表していた飛行機会社だったが、生存者の話では爆発が発生していたらしく、意見が食い違う。

『パッセンジャーズ』は、ダラダラした展開が続くサスペンススリラー映画だった

というわけで『パッセンジャーズ』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「ダラダラした展開が続くサスペンス映画だなぁ」

という感じである。

全体的に、伝えたい内容があるのはわかる。

「実はみんな死んでいて、自分が今存在しているのは実はあの世だった」ということだ。

しかし、その回収シーンが怒涛のようにラスト10分ぐらいで繰り広げられ、それまでの1時間20分ぐらいはダラダラした恋愛シーンなどが続いていく。

別に恋愛シーンがあるのは良いのだけれど、クレアが真相に近づこうとしている姿があまりに希薄なため、怒涛の10分における「おお!そういうことだったのか」感が全くない。

非常にもったいない作品だな…という印象だ。

『パッセンジャーズ』の良い点

『パッセンジャーズ』の良い点は、アン・ハサウェイが美人だなというところである。

とにかくアン・ハサウェイが美人なので、それが最大の見どころといえるだろう。

『パッセンジャーズ』の悪い点

『パッセンジャーズ』の悪い点は、中盤でのダラダラシーンがキツイ点だ。

最後の10分で「実はみんな死んでいて、自分も飛行機事故の被害者だった」というのはある意味でどんでん返しだ。

しかし、そのどんでん返しも、結局テーブルの上に料理がたくさん乗っている状態でのどんでん返しだからこそアッと驚くのである。

『パッセンジャーズ』におけるどんでん返しは、テーブルの上になんの料理も皿も乗っていない状態で、素のテーブルをひっくり返しただけにすぎないな…という感じだ。

そのため、ラスト10分のあの怒涛の展開も、結局スーッと流れてしまうだけのもったいないシーンに成り下がってしまっている。

中盤でもう少し伏線を張っておいたり、「謎」を残しておけばよかったのにな…と思う。

恋愛シーンがあまりに多いので、それらが不要だったな…と。

『パッセンジャーズ』を総合評価するなら?

『パッセンジャーズ』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

まぁ…普通。

面白くないわけではないけど、面白いわけでもない。

最後のどんでん返しがなかったら星2評価だったが、最後にどんでん返されたので、それを加味して星3というところだ。

『パッセンジャーズ』はどんな人にオススメ?

『パッセンジャーズ』は、アン・ハサウェイのファンにおすすめしておこう。

終わりに

『パッセンジャーズ』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。