ふぉぐです。
ついさっき、『パラサイト・クリーチャーズ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『パラサイト・クリーチャーズ』ってどんな映画?あらすじは?
『パラサイト・クリーチャーズ』は、2013年公開のSF・パニック映画。オーストラリア制作。
監督はマーヴィン・クレン。主演はゲアハート・リーブマン、エディタ・マロヴチッチ。
あらすじとしては、「アルプス山脈の標高3500m地点で観測を行なっている研究者たち。その管理人のヤネックは、観測機器の故障で山深くへと行くと、赤く染まった氷河を発見する」という物語である。
アルプス山脈、標高3500mにある観測所。
そこの管理人をしているヤネックは、酒浸りの日々を送っていた。
研究者たちは、ヤネックがいつもベロベロになっていることに不満を抱きつつも、観測所の管理人であるヤネックをそれなりに頼っていた。
ある日、観測機器の一つが壊れたらしく、ヤネックともう一人の研究者は、二人で観測機器を調査するために山脈の深くへと調査へ行く。
すると、真っ赤に染まった氷河を発見し、研究者はサンプルを取る。
ヤネックは、連れてきた犬がどこかへ行ってしまったので探していると、赤い氷河の下にある洞窟にたどり着く。
洞窟の中から犬の声が聞こえたので行ってみると、不気味な狐の死骸を発見する。
そして、犬もちょっと怪我をしたようなので、ヤネックはすぐに研究者とともに観測所へと戻るのだった。
研究者が持ち帰ったサンプルを調査してみると、なんと驚愕の事実が判明する。
その赤い氷河には、未知の微生物が存在していて、その微生物は生物のDNAを取り込み、例えば狐とダンゴムシが組み合わさった異形生命体が出来上がる…という科学史的に大発見な代物だった。
しかし、ヤネックは明らかにおかしいその生物たちを、観測所へとやってくる大臣たちに報告するつもりでいた。
『パラサイト・クリーチャーズ』は、終わり方に不満が残る映画だった
というわけで『パラサイト・クリーチャーズ』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「終わり方に不満が残るなぁ…」
という印象だろうか。
うーむ、正直全体としてもあまり面白い映画とは言えなかった。
そこに追随するかのように、あの終わり方には不満が残る。
犬から生まれた犬と人間の交配種のような生物を持ち帰るのである。
これがきっかけでまた大惨事に…みたいな伏線なのだろうか。
よくわからないが、あれほどの凄惨な事件を引き起こした生物のDNAを残しておくというのはどういうことなのだろう…。
終わり方に不満が残る映画だった。
『パラサイト・クリーチャーズ』の良い点
『パラサイト・クリーチャーズ』の良い点を挙げるとするなら、クリーチャーが妙にリアルなところだろう。
それこそ、SFホラーとしては金字塔となっている「遊星からの物体X」を彷彿とさせるようなストーリーで、クリーチャー自体もあの雰囲気を踏襲しているかのような香りである。
また、人間からクリーチャーが産まれようとしてるあのちょいグロリアルな感じもたまらない人にはたまらないだろう。
『パラサイト・クリーチャーズ』の悪い点
『パラサイト・クリーチャーズ』の悪い点は、なんと言ってもストーリー性のなさである。
もっとも、この手の類のパニック映画にストーリー性を求めるのはナンセンスでもあるのだが、それでも私はストーリー性がない映画は評価できない。
結局、クリーチャーがどういう存在だったのか、どこからやってきたのかというのもわからずじまいなのも消化不良である。
赤い氷河が前日まであったのに、次の日にはなくなっていたのも気になる。
全体的に説明が乏しすぎてわけがわからないのが難点だ。
『パラサイト・クリーチャーズ』を総合評価するなら?
『パラサイト・クリーチャーズ』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
うーん、個人的には面白くない映画だった。
パニック映画はそれなりに好きなのだが、『パラサイト・クリーチャーズ』においてはクリーチャーの出番もそんなに多くなく、どちらかというと小さめのヤツラが人間を襲う…というタイプの映画なのが個人的にはマイナス評価。
それこそ、「トレマーズ2」のような雰囲気を感じる。
全体的に映像のクオリティはそこそこなのに、前述のようにストーリーが微妙すぎるのも惜しい。
登場人物たちが妙に仲が悪いのもなんか…微妙。
『パラサイト・クリーチャーズ』はどんな人にオススメ?
『パラサイト・クリーチャーズ』は、パニック映画・ウィルス映画が好きな人にはおすすめしたい。
全体的に陰鬱な感じがするので、そういう雰囲気が好きな人は納得いく作品だろう。
終わりに
『パラサイト・クリーチャーズ』についてレビューしてきた。
特に話すこともないので、ここらで終わろう。