【ネタバレ感想】『エスター』は、胸糞の悪いホラー映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『エスター』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『エスター』ってどんな映画?あらすじは?

『エスター』は、2009年公開のホラー映画。

監督はジャウム・コレット=セラ。主演はヴェラ・ファーミガ、イザベル・ファーマン。

あらすじとしては、「孤児院で新しい家族として迎え入れたエスターが、家族に亀裂を生じさせる」という物語である。

ジョンとともに幸せな家庭を気づいていたケイトは、3人目の子供を流産で亡くしていた。

そのため、お酒に明け暮れたり、働いていた大学を自主退職したりなど、カウンセラーの助けが必要な生活を送っていたが、最近ではなんとか復帰しつつあった。

そんな中で、ジョン&ケイト夫妻は、3人目の子供をもう一度…ということで、孤児院の子供を引き取ろうと決意する。

孤児院で子供達を見て回っていると、9歳とは思えない絵を書いているミステリアスな少女・エスターと出会う。

エスターはロシア出身の女の子で、行儀の良い女の子だった。

ジョンとケイトはエスターを引き取ることに決め、3週間後にエスターは、晴れてジョンとケイトの娘として養子縁組を結んだのだった。

行儀よく過ごしていたエスターだったが、徐々に本当の顔を見せるようになる。

『エスター』は、胸糞の悪いホラー映画だった

というわけで『エスター』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「胸糞の悪いホラー映画だなぁ」

という感じである。

全体としてみると、最後こそスカッとするもののやはり胸糞悪い。

ケイトがジョンに「君はすぐエスターのせいにする」と相手にされないのもキツイし、娘のマックスがエスターによって脅されているのも胸糞が悪い。

エスターというキャラクター性が抜きん出ているから「胸糞悪い」というある意味褒め言葉としての評価を与えられるが、やはり見ていて気持ちの良いものではない(まぁホラー映画に気持ち良さを求めてもね…という感じだが)。

『エスター』の良い点

『エスター』の良い点は、エスターのマニピュレーターぶりが発揮しまくっているところだろうか。

他人を支配して、自分の地位を上げようとする…まさにサイコパス的な雰囲気がでまくっている。

最終的にエスターは「33歳」という衝撃的な事実があるわけだが、確かに33歳と考えるならなんとも妥当な知能指数の高さである。

『エスター』の悪い点

『エスター』の悪い点は、やはり胸糞が悪いところだろうか。

最後はスカッとして終わるが、全体として胸糞の悪さはピカイチである。

『エスター』を総合評価するなら?

『エスター』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

個人的には及第点レベル。

面白くないわけではないし面白いわけでもない…というような印象。

ただ、もう一度みようとは決して思わないような…立ち位置の難しい佳作といったところだろうか。

エスター役のイザベル・ファーマンの顔…というか、雰囲気がまさに「エスター」としてのキャラクターを確立させているように感じた。

イザベル意外にエスターを演じていたら…と思うと、なんだかぎこちないホラー映画になっていたように思う。

イザベルだからこそのエスターなのだな…と感じた。

『エスター』はどんな人にオススメ

『エスター』はホラー映画が好きな人におすすめしておこう。

かなりサイコな映画なので、そういう類の映画が苦手な人はお気をつけを。

終わりに

『エスター』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。