【ネタバレ感想】『爆発!温泉わくわく大決戦』は、クレヨンしんちゃんらしさ全開の良作だった

ふぉぐです。

ついさっき、『爆発!温泉わくわく大決戦』を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




『爆発!温泉わくわく大決戦』ってどんな映画?あらすじは?

『爆発!温泉わくわく大決戦』は、1999年公開のアニメ映画。

監督は原恵一。

あらすじとしては、「世界温泉化計画という悪魔のような計画を実行しようとしている悪の組織と、それを食い止めようとする正義の組織がぶつかり合う温泉ストーリー」である。

ある日、ふたば幼稚園の職員一同は、埼玉県奥秩父にある温泉に職員旅行へきていた。

すると、山から巨大な怪物のようなものが現れ、露天風呂に浸かっていた職員たちはすぐさま旅館へ逃げるのだった。

ふたば幼稚園の職員たちが、ニュースの取材などで戻ってこれなくなったので、しんのすけも幼稚園に行かなくて済み、みさえが買い物に出かけたところで自分も遊びに出かけた。

しかし、道の真ん中で倒れている、和服姿の変なおじさん(丹波)を発見し、「風呂に入りたい」というので、野原家の風呂を沸かして一緒に入るのだった。

しんのすけが風呂で寝てしまって気がつくと、もう丹波はいなかった。

その数日後、野原家周辺を怪しい団体が調査にきて、警察の格好をして「不発弾処理です」という嘘をつき、警察車両に乗せたあと、催眠ガスでみさえ・しんのすけ・ひまわり・シロを眠らせるのだった。

みさえたちが起きると、そこは旅館のようなところ。「ここはどこ?」と不審に思っていると、襖が開いて若い女性が2人入ってきた。

彼女たちは「後生掛(ごしょがけ)」、「指宿(いぶすき)」という、温泉にちなんだコードネームを持った、「温泉Gメン」という組織のメンバーだった。

温泉Gメンたちは、野原家の地下に「金の魂の湯」と呼ばれる、すごい力を持った温泉が眠っているのを掘り当てるために、野原家を避難させていたのだった。

『爆発!温泉わくわく大決戦』は、クレヨンしんちゃんらしさ全開の良作だった

『爆発!温泉わくわく大決戦』を観た感想からまずは…。

『爆発!温泉わくわく大決戦』は、クレヨンしんちゃんらしい良作だったように思う。

ギャグのシーンも多く、テンポも良い。

しんのすけが不自然なほどギャグギャグしい作品が最近は多いのだが、『爆発!温泉わくわく大決戦』は適度なギャグが多くて観ていてイライラしない。

「温泉」という、日本人に馴染み深く、かといってストーリーの題材にするにはちょっとギャグ路線すぎるところを狙ったのも個人的にはGOODである。

銃撃戦のシーンなど、アクション要素もあったりするので、画面映えも結構ある。

クレヨンしんちゃんの映画シリーズの中では、「オトナ帝国」や「あっぱれ戦国」には及ばないものの、普通に上位ランクしてもおかしくない作品だと思った。

何と言っても、「指宿」が可愛い

「指宿」。これは「さしやど」と読むのではなく、「いぶすき」と読むのである。映画内でも言ってたけど笑。

『爆発!温泉わくわく大決戦』といえば、この指宿目当てで観る人が多いのではないか…と個人的に思っている。

とにかく指宿が可愛い。

あのコスチュームもそうなのだけれど、小悪魔的なあの性格が、男のハートを撃ち抜きまくるのである。

それこそ、ヒロシのような中年男性にはまさに天使のような女性に映るのではないだろうか…。

「いぶすき」という語感も、あのキャラクターにぴったりあっているのが素晴らしい。

ほんとまじで、クレしん映画は美人が多い。しかもただの美人ではなく、ツボを得た美人が多いのが特徴だ。

ドクター・アカマミレの恨み(笑)

『爆発!温泉わくわく大決戦』での、作品内での原動力となっているのが「ドクター・アカマミレ」である。

ドクター・アカマミレは、まぁ大きく言ってしまえば地球征服を目論んでいるわけだが、なぜ地球征服を目論んでいるのか…という理由が面白い。

そもそもドクター・アカマミレっていう名前の時点でセンスしかないんだけど、理由を聞いてもっとセンスしか感じなくなる。

アカマミレは、もともと埼玉県の大宮に住んでいて、大学時代は足繁く銭湯に通い、常に一番風呂に浸かるぐらいの風呂好きだったのだ。

そして、学生時代のアカマミレがいつも使うロッカーの番号は決まっていた。

ミスター・ジャイアンツと呼ばれる長嶋茂雄の背番号3番。

3番のロッカーを使うのがお約束だったのに、ある日アカマミレが銭湯へ行くと、3番だけロッカーの木のカギが無くなっていたのだ。

「アッと驚く為五郎〜〜!!!」と往年のギャグを言って愕然としたアカマミレは、

「長島の3番じゃないと、ダメなんだヨォおお!!!!」

と言って、それ以来風呂嫌いになった…というわけである。

こうしてみると、長嶋茂雄の猛烈なファンだったことがわかる。

ちなみに、その3番の鍵を持って行ったのは温泉Gメンの草津だった。

謎の縁である。

YUZAMEの技術力が高すぎる

ドクター・アカマミレ率いるYUZAMEの軍団は、巨大なロボットを完成させたわけだが、あんな巨大なロボット、しかも自衛隊による攻撃をものともしないぐらい頑丈なロボットを作り上げるのはかなりの技術力を有している証拠である。

むしろ、あれだけの技術力を持っているYUZAMEのことを、日本政府は敵ではなく味方にする方が良いような気もした…。

民間の団体があれだけの凄まじいロボットを作れるぐらいの技術力を持っているのだとしたら、日本は強力な力を手にできるわけで。

金の魂の湯でパワーアップした野原一家じゃないと結局は破壊できなかったわけだから、そういう意味でも凄まじい技術力持っているのである。YUZAME恐ろしや…。

『爆発!温泉わくわく大決戦』を総合評価するなら?

『爆発!温泉わくわく大決戦』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。

全体として題材もよく、クオリティも高く、テンポも良い。

観客を飽きさせない工夫が随所にあるし、出てくる女性たちも可愛い。

クレヨンしんちゃん映画において、『爆発!温泉わくわく大決戦』は歴代最低興行収入の9億円らしいが、9億円しか興行収入が得られなかったのが不思議なぐらいに面白い作品である。

むしろ、個人的には最近のクレしん映画の方が「うーん…」って感じなので、ちょっと不満である…笑。

おそらく、「温泉」というちょっと鋭利すぎた題材が逆に足を引っ張ってしまったのかもしれない。

『爆発!温泉わくわく大決戦』はどんな人にオススメ?

『爆発!温泉わくわく大決戦』は、クレヨンしんちゃん映画が好きな人なら、間違いなくハマるだろう。

クレしん映画のギャグ路線で言えば、個人的には暗黒タマタマと同列ぐらいに面白いなぁと思うので、ぜひ見て欲しい。

終わりに

『爆発!温泉わくわく大決戦』についてレビューしてきた。

『爆発!温泉わくわく大決戦』は、子どもの頃に何回みたかわからないぐらいの作品である。

大人になってもう一度見てみると、細かいギャグがたくさんあったりして、子どもの頃にはわからなかったギャグが面白いな〜と思った笑。

クレヨンしんちゃんの映画は、子どもの頃に見てわからないところを、大人になってみると面白さがわかる…というなんとも稀有な映画だと思うので、これからもどんどん見ていきたい所存である。

ではでは。