ふぉぐです。
ついさっき、『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』ってどんな映画?あらすじは?
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』は、1998年公開のアニメーション映画。
監督は篠原俊哉。主演は栗田貫一(ルパン三世)、納谷悟朗(銭形幸一)、小林清志(次元大介)、林原めぐみ(一色まりあ)。
あらすじとしては、「徳川家の財宝のヒントが描かれているという2枚のガラス乾板は、アクアポリスというテーマパークを建設したマイケル・スズキが所有しているという。ルパンたちはガラス乾板を狙うが、そこには秘密が隠されていた」という物語である。
ルパンは、銭形が運搬をしているガラス乾板を狙っていた。
しかし、銭形をルパンに感づいて空港でルパンを追い回す。
ルパンはいつものごとく逃げることに成功したが、目当てのガラス乾板は手に入らなかった。
そして、銭形は日本でマイケル・スズキという若き実業家に、依頼された「ガラス乾板」を手渡し、任務は終了した。
警視庁に戻る道すがら、ある女性が銭形に接触する。
彼女の名前は「一色まりあ」と言い、ある雑誌社に勤めている人物だった。
まりあは銭形を取材するために接触を図るが、銭形は「俺についてきても、出会えるのはルパンぐらいだ」と、取材を疎ましく思っていた。
警視庁に入る途中、銭形そっくりの人物が警視庁から出てきたのを見た銭形は、それがルパンだと確信。
まさにその通りで、ルパンは警視庁に直接入ってガラス乾板の所在を確認していたのだった。
いつものように逃げるルパンだったが、ガラス乾板の所在がわかったのをきっかけに、次は首都高で輸送をしている5台のトラックを標的に、作戦を企てる。
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』は、ヒロインが可愛い名作だった
というわけで『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ヒロインが可愛いなぁ!」
という印象である。
今作のゲストヒロイン、一色まりあ。
めちゃくちゃ可愛い。おそらく、声優を担当している林原めぐみさんの力量もあるとは思うのだが、まずキャラデザが個人的に好みである。
乙女チックというほど乙女チックではなく、かといって活発な女性というわけでもなく。
どこか影を持っていながらも、元気さを醸し出しているあの感じが最高に良い。
そこに、うまい具合に林原めぐみさんの声が合致して、アニメキャラとしては出来過ぎなぐらいに魅力的な女性に仕上がっている気がする。
もちろん一色まりあだけの作品ではなく、ストーリーもちゃんとしていた。
ただ、全体的に内容不足感が否めないなとは思ったので、ストーリー的な評価としては低い。
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』は、一色まりあのバックボーンがよくわからない
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』において個人的に「ここをもっとやってれば…」と思ったのが、一色まりあのバックボーンである。
一色まりあには、父親が死亡してしまった…という暗い過去があるのだが、父親が死亡してしまったことがお宝と何か関係しているわけでもないのが惜しいのである。
さらには、なぜ父親が殺されてしまったのかもよくわからない。
一色まりあというキャラクターだけでみるなら素晴らしいのだが、一色まりあがストーリーとして何か重大な秘密を握っているか…と言われるとそんなことはない。
予知能力も、そこまで重要なものでもないので、観ているこっちとしては拍子抜けしてしまった。
バックボーン、そして物語への介入具合などがもう少し綿密であれば、『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』はかなりの名作として後世に名を残していたように思う。
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』を総合評価するなら?
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
個人的には及第点。
キャラデザ良し、スピード感よし。今作はヒロインが銭形側なのも新鮮でよし。
しかし、前述のようにストーリー、そして一色まりあの介入具合が微妙だったので、そこだけマイナスとさせていただく。
全体的に観やすい作品であることに変わりはないのだが、深いものを求めている人がみると物足りなさを感じる。
星3評価が妥当といったところだろうか。
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』はどんな人にオススメ?
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』は、ルパン三世シリーズが好きな人にはお勧めしておきたい。
ストーリーのまとまりとしてはしっかりしてるので、楽しめるはずである。
終わりに
『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』についてレビューしてきた。
余談だが、今作では名探偵コナンの「コナン」と「毛利蘭」と「毛利小五郎」が出演している。
オープニングで風船を配っている人の前で風船をもらおうとしているのがコナンで、その後ろにいる赤い服を着ているのが蘭、隣が小五郎である。
後ろ姿なのでちょっとわかりにくいが、紛れもなくコナンたちである。
この時点でコラボしているではないか笑!