【ネタバレ無し】雲の向こう、約束の場所が難しい話過ぎた件について

ふぉぐです。

先ほど、長編アニメーション映画「雲の向こう、約束の場所」を観終わったので、備忘録的にレビューをしていきたいと思う。

一応、ネタバレ無しでレビューをしていくので、

「これから雲の向こう、約束の場所を観ようと思ってるんですけDOOO!!!!」

というあなたの役に立てば幸いである。

雲の向こう、約束の場所ってどんな映画?あらすじは?

雲の向こう、約束の場所は2004年公開のアニメーション映画である。

監督・脚本・原作共に新海誠。

あらすじとしては、1996年のもう一つの日本が舞台となる。

戦後、日本はエゾ(北海道がモデルとなってるけど、まんま北海道)と本州に分断されている。

世界の半分を支配している「ユニオン」という共産国家群(個人的には、いわゆるソ連的な感じだと推察している。ソ連は社会主義だったけど)が、エゾの中心地にとてつもなく高い「白い塔」を建設していた。

中学生の浩紀(ヒロキ)と拓也は、二人で飛行機を作り、ユニオンの白い塔まで行ってみるという計画を立てていた。

すると、同じ学年の沢渡佐由理(サワタリサユリ)が、二人の計画になんやかんやで加わることになり、一緒に飛行機でユニオンの塔まで行く約束を立てる。

しかし、ある日忽然といなくなってしまった佐由理。

浩紀は中学卒業後、逃げるように東京の高校へ進学。拓也はユニオンの塔の破壊を企てる反ユニオン組織に加入する。

その反ユニオン組織で、徐々にユニオンの塔がなんの目的で建てられたのかがわかってくる。

ユニオンの塔は平行宇宙の観測が目的だったのだ。そしていなくなった佐由理は、平行宇宙の観測情報を受け入れるために眠り病となり、夢を見続けて世界を平行宇宙の侵食から守っている存在だったのだ。

浩紀は佐由理を救うため、二人で作った飛行機に佐由理を乗せてユニオンの塔まで行こうとするが…。

雲の向こう、約束の場所は話が難しいのだ!!

雲のむこう、約束の場所 予告編 (The Place Promised in Our Early Days)

はい、ここであなたに質問である。

前の章で私が紹介した「雲の向こう、約束の場所」のあらすじを見て、

「なるほど、めちゃめちゃ面白そうじゃん!」

と思った人、手あげて〜。

はい。おそらくそんな人はいない。いるわけがない。

私の説明が稚拙なのはいうまでもないのだが、正直ストーリー自体が難しいのであるこの作品は。

ストーリーはぶっちゃけ、面白い。

ただ、いかんせんストーリーを構築するための舞台設定や用語設定などが難しい。

まず平行宇宙ってなんやねん!って感じだ。

私は物理には詳しくないので、これは私の勝手な想像だが…。

おそらく「宇宙」というのは3次元で構成されており、これを「立体」と呼ぶのではないだろうか。

そして、「平行」といえば2次元のことを指す…。

と考えると、立体的ではない平面的な宇宙。それを平行宇宙と呼ぶのではないか…と。

もしこの私の説明が合っていたとしても、平面的な宇宙ってどゆことやねんって感じだ。

さらにいえば、新海作品はエンターテインメント作品というよりは、どちらかというと芸術志向の強い映画だと私は思っている。

2016年公開の「君の名は」は、エンタメ要素を孕んだ面白い映画だったが、それ以前の作品群は抽象的な表現を多く用いた芸術色の強い映画が多かったと私は記憶している。

抽象的な表現は、映画としては視聴者に「個人個人で自由な想いを感じられれば良い」的なスタンスを与えられる良さがある。

しかし、今作「雲の向こう、約束の場所」は軍事的な用語や描写が多く、それでいていつもの新海節(主人公やヒロインが朗読するようなあの表現方法)が炸裂するので、非常にストーリーがわかりにくいのだ。

ストーリーが面白い・つまらないというよりも、「ちょいとわかりにくいのう…」というのが直感的な感想である。

新海作品は相変わらず風景描写がヤバすぎる

新海作品を1度でも観たことがある方ならわかると思うが、今作「雲の向こう、約束の場所」も風景描写がヤバイ。

いつもの新海節である。

駅のあのリアルさ。古い駅舎の感じ。雲と青い空。

新海作品は人間の心の奥底にあるノスタルジーの扉をいつもノックしてくるのだが、今作でもそれは変わりなくやってきた。

新海作品の女の子は相変わらず可愛い

新海作品の女の子は、ぶっちゃけ可愛い子しかいない。

今作ヒロインの「佐由理」も、女の子らしい女の子である。

なんかもう…あの感じ。あの感じみると胸がいてえよ…助けてくれよマジで…。

ちなみにだが、新海作品の中で個人的な推しヒロインは「言の葉の庭」の先生である。

雲の向こう、約束の場所を総合評価するなら?

雲の向こう、約束の場所を個人的に評価するなら、星5中の星3評価である。

決して面白くないわけではないし、風景描写や心理描写はいつもの新海誠である。

ただし、今作は軍事的な要素が絡んできていて、さらには「平行宇宙」などの難しい単語、そして平行宇宙による弊害などがイマイチわからなかったので、ちょっと厳しめで星3評価とした。

新海作品ファンなら一見の価値ありだが、特に新海作品ファンではない場合は個人的にあまりこの映画はオススメしない。

新海作品を一通り観た後だったら、口直し的に良いかもしれない。

雲の向こう、約束の場所はどんな人にオススメ?

雲の向こう、約束の場所をオススメするなら、さっきも言ったようにまずは新海作品ファンである。

それ以外だと、例えば宇宙物理などを専門分野としている人なら観てみると良いかもしれない。

また、風景描写は凄まじいので、新海作品の風景描写が好きな人も一見の価値あり。

ただし、ストーリーが難しいので、わかりやすいストーリーが好きな人にはちょっとオススメできない。

終わりに

「雲の向こう、約束の場所」をレビューしてみた。

面白いか面白くないか…でいえば「面白い」のだが、いかんせんやはりストーリーが難しい。

あの世界観の割には詳細な情報が少ないので、「ん?これは…どういうことだ?」となることが少なくない。

ただ、ほんとまじでストーリーは面白いから!難しいけど!

ぜひ、新海ワールドに足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

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