ふぉぐです。
ついさっき、「ジュラシック・リボーン」を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開で感想&レビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、早速レビューに移ろう。
Contents
ジュラシック・リボーンってどんな映画?あらすじは?
ジュラシック・リボーンは2016年公開のSFアクションパニック映画。
監督はドン・ビターズ、ジェフ・ライスナー。
主演はジェイソン・トバイアス、キャンディス・ニューンズ。
あらすじとしては、「隕石とともにやってきたプテラノドン(厳密に言うとプテロダクティルス)」から逃げ惑う…というパニック映画である。
庭師の仕事をしているジョナスとラースは、日々仕事に精を出していた。
ジョナスは発明好きで、できるだけ自分たちの仕事を楽にしようと発明品を作ってくるが、どれもこれもが中途半端でラースに呆れられていた。
ある金曜日。仕事が終わったジョナスとラースは、週末だし酒場で一杯やろうと車でバーに行く。
ジョナスの目的は酒ではなく、そのバーで働いているキャンディスが自分好みの女性だったので、どうにかお近づきになりたくて通っていたのだった。
ラースが酒でグデングデンになっているときに、ジョナスはキャンディスに話しかけに行く。
すると、バーのテレビでは「隕石が無数に降り注いできている」というニュースを流していた。
キャンディスは、
「隕石が自宅に降ってきた友人が、それを売って大儲けしていた」
とジョナスに話す。
それを聞いたジョナスは、すぐさまラースを連れて隕石が降ってくるであろう地点まで車を走らせる。
はじめは嫌がっていたラースだったが、思わぬ拍子に大きな穴に転げ落ちてしまった。
その穴は、実は隕石で空いた穴だったのだ。
その穴から、まさに隕石らしき物体を発見したので、すぐさまそれを持ち帰る。
次の日、「隕石を見つけたから、君の家に行っていい?」とジョナスはキャンディスに連絡し、ラースとともにキャンディスの家へ行くことになる。
すると、車の後ろから見慣れない鳥のような怪物が姿を現した。
ジュラシック・リボーンは、プテラノドンが大騒ぎするB級映画だった
ジュラシック・リボーンは、ぶっちゃけるとプテラノドン(プテロダクティルス)以外の恐竜が何一つとして出てこない。
例えば、これが「ティラノザウルスが数十頭現れて大騒ぎする!」的な話だったらもっと面白くなっていたかもしれない。
しかし、結果的にプテラノドンが大騒ぎするB級映画として幕を閉じた。
正直な感想を言わせてもらうなら、面白くないわけではない。
プテラノドンがから逃げまどうパニック映画としては一応成立しているし、まぁ…映画としてのスピーディさもある。
だが、どうにも不完全燃焼感は否めない。
確かにプテラノドンから逃げまどうパニック映画にはなっているけれど、ぶっちゃけプテラノドンにそこまでの脅威は感じないのが本音である。
いや、実際のプテラノドンにはあったこともないし、どんな生物かは実際に見てみないとわからないけれど、…なぜティラノサウルスにしなかったのだろうかと疑問が残る。
だって、ジュラシック・リボーンのあの…映画表紙を見る限りではちょっとティラノサウルスっぽいじゃん!!
なんでティラノサウルスを起用しなかったのか…疑問が残る。
プテラノドンは宇宙にいた!という謎設定
ジュラシック・リボーンでは、突如飛来した無数のプテラノドンは、宇宙からやってきた!…という設定になっている。
まぁ…設定としてはわからなくもないけれど、なぜ宇宙から飛来しちゃったことにしたんだろう…とこれまた疑問が残る。
そこがまたB級映画の面白いところでもあるんだけれど…。
まさかプテラノドンが宇宙にいるだなんて…そんなわけあるかい!と思ってしまった今日この頃だ。
衝撃のラストシーン
ジュラシック・リボーンといえば、ラストの衝撃的なシーンが印象的である。
元海軍兵のクソジジイが、プテラノドンの大ボスである女王プテラノドンに突撃特攻するシーンだ。
そして、B級特有の大爆発シーン。
最高である。
しかも、その元海軍兵クソジジイはちゃんと生きている…という。
モブキャラが一切出てこない(最初の水着美女と酒場のちょっとした客、あとアパートの管理人ジジイとプテラノドンの巣に連れてこられたサラリーマン)この映画において、結局死んだのは、
- ヴァル
- アパート管理人ジジイ
- 巣に連れてこられたサラリーマン
だけだった。
特に、ヴァルに至ってはせっかく元海軍兵のクソジジイを誘惑していたところでプテラノドンに襲われてしまうわけだ。
あの下ネタシーンは個人的に好きだったので、かなりショックである。
キャンディスが可愛い
個人的にではあるが、キャンディスが可愛い。
特に横顔美人と言えるぐらいの整った顔だ。
ぶっちゃけ真正面からみる彼女よりも横顔で見る彼女の方が良い。
調べてみると、そんなに映画に出演してないみたいなので、ちょっとショックである。
ジュラシック・リボーンを総合評価するなら?
ジュラシック・リボーンを総合評価するなら、星5中の星3評価である。
まぁ…つまらないわけではないけれど、突出して面白いわけでもない。
特に、せっかくプテラノドンが大量出現しているというのに、警官も軍隊も全く出撃しない様子が残念である。
おそらく、予算の都合でそんなシーンを入れられなかったのだろうか…。
だからなのか、せっかく市街地にいるというのに緊迫感が伝わってこなかった。
だが、前述のように面白くないわけではないので、星3評価とさせていただく。
ジュラシック・リボーンはどんな人にオススメ?
ジュラシック・リボーンは、B級映画に親しんでいて、それなりに耐性のある人にオススメしたい。
ジュラシックパークのような大作映画を思い描いてこの映画を見てしまうと、がっかり感が半端ないのでそこは注意だ。
終わりに
ジュラシック・リボーンについてレビューしてきた。
余談だが、やはりB級映画というのは大爆発がつきものらしい。
先日観たトレマーズ2なども、最終的には大爆発させて物語を終えるし…。
B級映画=大爆発…という相関性は、これからも消え失せることのないものなのだろう。
ジュラシック・リボーンも、その例に漏れない映画だった。