ふぉぐです。
ついさっき、『ジョン・ウィック:チャプター2』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ジョン・ウィック:チャプター2』ってどんな映画?あらすじは?
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、2017年公開のアクション映画。
監督はチャド・スタエルスキ。主演はキアヌ・リーブス。
あらすじとしては、「前作から五日後の世界。ジョンは、イタリア系のマフィア幹部・サンティーノから、実の姉を暗殺する依頼をされる。その依頼は、誓印(借り)による依頼だっだが、ジョンはその依頼を断る。すると、サンティーノはジョンの家を爆破させたのだった」という物語である。
前作から五日後。
ジョンは、前作のマフィアのボス・ヴィゴの実弟である「アブラム」率いる犯罪組織に潜入していた。
ジョンは、激闘の末愛車を奪い返し、家に帰る。
すると、ジョンの元にイタリア系マフィアの幹部であるサンティーノがやってくる。
サンティーノは、まだジョンがマフィアに所属していたころにジョンを助けてやったため、その借り(誓印)を返してもらおうと、ある依頼をジョンにする。
その依頼は、サンティーノの実姉であるジアナを暗殺する…というものだった。
サンティーノの父親は、サンティーノに権力を譲るのではなく、姉のジアナに譲ったため、ジアナを疎ましく思っての暗殺依頼だった。
しかし、この世界から足を洗おうと思っていたジョンにとって、そんな依頼は受けたくない。
ジョンは断ったが、すぐに家にグレネードランチャーを撃ち込まれ、爆発。家は燃え尽きてしまった。
ジョンはコンチネンタルホテルの責任者であるウィンストンに助けを求めるが、「誓印がある以上、その依頼を受けるべきなんじゃないか」とジョンに助言し、仕方なくジョンはサンティーノの依頼を受けることにする。
しかし、ジョンは自分の思い出の家が燃やされた復讐にふつふつと湧いていた。
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、展開がトロくなったアクション映画だった
というわけで『ジョン・ウィック:チャプター2』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ちょっと展開がトロいなぁ…」
という印象である。
うーん、全体的に前作のようなサクサク感がなくなったような気がする…。
いや、もしかすると既視感によるものが大きいのかもしれない。
アクションが全体的に前作でも見たような感じの振る舞いが多く、まるで録画を見せられているような気分になる…。
だからと言ってアクションがしょぼいわけではないんだけれど、どうしても代わり映えがしないなぁ…という印象である。
復讐劇がちょっと弱い
前作では、序盤にジョンの犬、そして愛車が否応なく盗まれてしまい、観客側としても盗んだ犯人たちに怒りを感じていた。
『ジョン・ウィック:チャプター2』でも、サンティーノがやった所業はやばいんだけれど、ちょっと復讐をするには弱い気がする。
前作では、ジョンの目の前で犬が殺され、そして愛車を盗まれ…とにかく目に見える形で酷いことをされてしまった。
しかし今作は、確かに火の手が上がったのは酷いことなんだけれど、ジョンの悲壮感をあまり感じないのである…。
だから、全体として薄味の復讐アクション映画になってしまっているのでは…と思った次第である。
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、1作目と比べるとどうしても見劣りする
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、やっぱりどうしても1作目と比べると見劣りしてしまう作品だと思う。
1作目が完璧な作品だ!というつもりは無いけれど、すごくわかりやすい作りで感情移入もしやすかった。
だが、今作は「誓印」という設定や、ジョンが前作よりも苦しい展開を見せているのがちょっと…。
ジョンはもう少し無敵感がある方が良いのである。
『ジョン・ウィック:チャプター2』を総合評価するなら?
『ジョン・ウィック:チャプター2』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
うーん、微妙である笑。
全体としてアクションは素晴らしいとは思うんだけれど、金太郎飴的である。
さらに、ストーリーが今回はイマイチである。
最初にジョンがボコボコにされる…ぐらいの「やっちまえ!ジョン!お前は最強だろ!」と観客に応援させるような演出が無いのも残念。
ジョン・ウィックというシリーズは、爽快感をテーマにして欲しいところなのだけれど、今作では爽快ではなく、ちょっと血生臭さを感じてしまった。
『ジョン・ウィック:チャプター2』はどんな人にオススメ?
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、前作を見た人にオススメしておきたい。
前作を見ていれば、まぁそれなりに楽しめるだろう。
終わりに
『ジョン・ウィック:チャプター2』についてレビューしてきた。
…あれ、そう言えば犬ってなんか出どころあったんかな…。
完全に空気になっている犬がかわいそうである…。