ふぉぐです。
ついさっき、『アイアムアヒーロー』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『アイアムアヒーロー』ってどんな映画?あらすじは?
『アイアムアヒーロー』は、2016年公開のアクション・ホラー映画。
監督は佐藤信介。主演は大泉洋、有村架純、長澤まさみ。
あらすじとしては、「日本で正体不明の感染症が流行し、その影響で鈴木英雄は逃げることになる」という物語である。
漫画家で今はアシスタントをしている鈴木英雄は、彼女と同棲している肩身の狭い男だった。
彼女からアパートを追い出されたある日、仕事終わりに彼女から電話が入る。
急いでアパートに駆けつけると、彼女は今流行している感染症にかかっているらしく、目はどこを向いているかわからない状態になり、英雄に襲いかかってきた。
英雄は趣味の猟銃を持って街を逃げ回るが、どこもかしこもまるでゾンビのような人間がウヨウヨいた。
英雄は仕事場であるマンションに入ると、同じくアシスタントをしている同僚が、感染した同僚アシスタントを殺していた。
その同僚も感染してしまったらしく、そこで自害をする。
英雄は急いでその場を離れるのだった。
ある大きな交差点に逃げ込んだ英雄は、止まっているタクシーに会社員と女子高生と共に乗り込むが、乗り込んだ会社員が感染していたらしく、間一髪で会社員を車から出すことに成功。
しかし、その拍子でタクシードライバーも感染してしまい、タクシーは大きく事故を起こすが、奇跡的に英雄と女子高生は無事だった。
女子高生の名は比呂美と言い、英雄と比呂美は安全と言われている富士山を目指そうとするが、途中で比呂美も感染症状を起こしてしまう。
『アイアムアヒーロー』は、普通に面白いアクション・ホラー映画だった
というわけで『アイアムアヒーロー』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「普通に面白いアクション・ホラー映画だなぁ」
という感じである。
私は原作を読んでいないので、真に映画版『アイアムアヒーロー』としての感想である。
全体的に邦画的なテイストが強いので、洋ゾンビ映画特有のあの無骨感がないのが個人的にはグッド。
ただ、グロさでいうと今作『アイアムアヒーロー』の方が数段強めである。
ストーリー構成もしっかりしていて見にくいところがないのでその点も邦画ならではの安心感と言える。
全体的に秀作的である。
『アイアムアヒーロー』の良い点
『アイアムアヒーロー』の良い点は、そのサバイバル感だろうか。
ゾンビ映画は洋画が多いイメージがあり、どことなく洋画を見ていても「知らない世界の物語」的だった。
しかし、今作は完全なる日本を舞台にしていて、「富士山」が出てくるところからも、日本人として馴染み深い場所による「没入感」がある。
そのため、前半〜中盤までのサバイバルシーンなどが「ああ、もしこういう状況になったらこういう場所に逃げ込めば良いのかな」なんて考えながら楽しめた。
富士アウトレットパーク?に舞台が移ってからはまぁ…洋ゾンビ映画的な、極限シチュエーションが多めになるのでその点は普通である。
だが、前半〜中盤までのあのワクワク感は凄まじいなと感じた。
『アイアムアヒーロー』の悪い点
『アイアムアヒーロー』の悪い点は、良くも悪くもボスキャラが出てこないところだろうか。
一応最後の敵として「運動部の大学生」が出てくるわけだが、それもまぁ…さほど手応えなしに終わってしまうのが残念。
それこそバイオハザードに出てくるような怪物が出てきたら面白かったな…なんて思ったりした。
また、比呂美の出番が少ないのも個人的にはうーん…と思った。
せっかく比呂美がパワーアップしたのだから、比呂美をもっと活躍させて欲しかった。
『アイアムアヒーロー』を総合評価するなら?
『アイアムアヒーロー』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。
個人的には満足。
R15がついている通り、全体的にグロさが際立つのだが、それを除いても面白い映画だと思う。
ただ、後半に入るにつれて冗長なシーンが多いのも気になった。
それさえなければもっと高評価になっていたところである。
『アイアムアヒーロー』はどんな人にオススメ?
『アイアムアヒーロー』は、サバイバル映画が好きな人におすすめしておこう。
終わりに
『アイアムアヒーロー』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。