【ネタバレ感想】『蛇のひと』は、理由がよくわからないサスペンス映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『蛇のひと』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。




『蛇のひと』ってどんな映画?あらすじは?

『蛇のひと』は、2010年公開のサスペンス映画。

監督は森淳一。主演は永作博美、西島秀俊。

あらすじとしては、「会社で突如としていなくなった今西を追って、部下の三辺が行方を探す」という物語である。

朝、三辺が会社に行くと、会社は大慌て状態だった。

というのも、部長がいなくなっていて、噂によると自殺したのでは…とのことだった。

また、課長である今西も同じく姿が見えず、上層部から三辺に「今西を連れ戻してこい」との命令を受ける。上層部では、どうやら会社の金を今西が横領したと考えていたらしい。

三辺は、さっそく今西とゆかりのありそうな人を当たっていくが、今西の優しい人柄とは裏腹に、人を操るような言動がみられることが判明していく。

『蛇のひと』は、理由がよくわからないサスペンス映画だった

というわけで『蛇のひと』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「理由がよくわからないサスペンス映画だなぁ」

という感じである。

序盤〜中盤までのストーリーの立ち上がりは、「今西はどれぐらい謎の多い人物なんだ」とワクワクして見られた。

しかし、後半の「過去の義太夫弟子パート」に入ると、義太夫パートが長すぎて、尚且つ「なぜ?」と理由のよくわからないシーンが多々出てくる。

印象的なのが、なぜ今西は師匠の弟子の出番を自分が奪ったのか。

そして、なぜその弟子に自分たち以外の弟子を殺させたのか。

もちろん、義太夫時代の兄弟子たちのいびりなどが原因なのはわからなくもないが、小さい子供にそれだけの卓越した心理操作ができるとは思えないし、さらには理由もよくわからない。

天涯孤独だと自称していた理由もわからず、最後には意味深なシーンで幕を閉じる。

全体的にしりすぼみ感の強い作品だなと感じた。

『蛇のひと』の良い点

『蛇のひと』の良い点は、前半である。

今西がなぜ消えたのか、消える必要があったのか。

会社の金を横領した…というミスリードをさせたところまでは面白かった。

『蛇のひと』の悪い点

『蛇のひと』の悪い点は、全体的なストーリー展開にあるように思う。

また、今西のキャラに対する深堀が希薄なのも問題だ(というより、『蛇のひと』に関して言えば今西の過去を掘り返す物語なわけだが、その掘り起こし方が雑というか)。

せっかく今西の「謎キャラ」が印象深いだけに、その理由が軽薄なのでオチでスカッとしない。

落とし込むところが微妙すぎるので、消化不良気味に終わってしまうなと感じた。

『蛇のひと』を総合評価するなら?

『蛇のひと』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。

うーん、微妙。

今作は元々映画ではなくテレビドラマだったこともあり、ストーリーに厚みが足りない。

シーンカットもやはり映画と比べてしまうと少々荒削りなのは言うまでもなく、人物の深堀ができていないのも痛い。

面白くない映画だとは言わないが、相応のものを求めると個人的には痛い目を見るな…という類の映画だなと感じた。

『蛇のひと』はどんな人にオススメ?

『蛇のひと』は、サスペンス映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『蛇のひと』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。