ふぉぐです。
ついさっき、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』ってどんな映画?あらすじは?
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、2013年公開のアニメ映画。
監督は長井龍雪。主演は入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、早見沙織、近藤孝行。
あらすじとしては、「アニメ版のプレビューと、めんまがいなくなった後の超平和バスターズの後日談」という物語である。
アニメ版でめんまが成仏してから1年後。
超平和バスターズの面々は、成仏しためんまに向けて各々が手紙を書き、それをお焚き上げする計画をたてた。
各々がめんまに寄せる思いとともに、1年前の出来事が蘇る。
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、後日談とプレビュー要素満載のアニメ映画だった
というわけで『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「後日談とプレビュー要素満載のアニメ映画だなぁ」
という感じである。
この映画、全体を通してアニメ版を見た人向けの映画となっている。
私はアニメ版をリアルタイムより少し遅れて追っていったので、一応見てはいた。
また、今作自体も劇場へと足を運んで鑑賞したのを覚えている。
今回またこうして鑑賞をさせてもらったが、鑑賞して思ったのはこれは本当にファン向けの映画…ということだろうか。
例えば、「エヴァンゲリオン劇場版」(序や破)などは、テレビプレビュー版的な要素がありつつも、テレビ版とは違ったストーリーが徐々に展開されていく。
そのため、「新しい作品」として楽しめたのだが、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』に至っては後日談となっていて、尚且つテレビ版のプレビューも時系列を無視しているため、まさにファン向け映画となっている。
それはそれでマーケティング的に成功しているとは思うが、若干とっつきにくい感はあったかな…という印象だ。
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の良い点
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の良い点は、やはり作品自体の雰囲気にあるだろう。
夏。そして埼玉は秩父。
あの緑豊かでありつつも、郊外であるため都会とはまた違う…そんな不思議な感覚のするところが舞台なため、ギュッと胸を締め付けられる感覚を覚える。
ノスタルジーな気持ちにさせてくれる、そんな映画である。
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の悪い点
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の悪い点は、プレビュー要素だろうか。
個人的には、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は完全な後日談映画とした方がよかったように思う。
めんまをもう一度現世に…というのは邪道すぎるが、なんとなくプレビューよりも「新ストーリー」を展開した方がよかったな…と思った。
それこそ、過去のストーリーをより緻密に描ききるとか…。
じんたんのお母さんとのストーリーをもっと掘り下げるとか。
色々と「新ストーリー」は開拓できたはずなので、個人的にはその点が惜しいな…と思う。
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を総合評価するなら?
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
まぁ、アニメ版の踏襲であり後日談なので、評価としては普通。
ただ、アニメ版を見たことがない人からすれば何が何やら…という感じなのが惜しい。
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はどんな人にオススメ?
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、アニメ版を見た人にお勧めしておこう。
おそらく、これだけ見ても良くわからないはずだ。
終わりに
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないので、この辺で終わろう。