【感想】アース・トゥ・エコーは童心を思い出させてくれるSF映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、「アース・トゥ・エコー」を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




アース・トゥ・エコー(Earth to Echo)ってどんな映画?あらすじは?

アース・トゥ・エコーは2014年(日本では2015年)公開のSF映画である。

監督はデイヴ・グリーン。主演はテオ・ハーム、ブライアン・“アストロ”・ブラッドリー、リース・ハートウィグ、エラ・ワレステッド。

あらすじとしては、「高速道路建設が予定されている街で、突如として不可思議な現象が起こりはじめ、それを究明する物語」という感じである。

ネバダ州に住むアレックス、タック、マンチは、もうすぐ街が高速道路建設で無くなってしまうということで、思い出を残そうとビデオを撮影していた。

高速道路建設で街の立ち退きを迫られる1週間前ぐらいから、突如として街の住民たちのスマートフォン及び携帯電話の調子がおかしくなってしまう。

画面になにやら場所を示すような地図が表示されるなど、不可解な現象が起こっていた。

アレックス、タック、マンチは、この現象を探ろうと、スマホに表示された場所まで行ってみようとした。

スマホに表示された場所に行くと、そこには細長い円形状の筒が転がっており、彼らは「爆弾じゃないか?」と疑う。

しかしそれは、爆弾でもなんでもなく、機械生命体(宇宙人)が入っている筒だったのだ。

宇宙人は、はじめこそ筒の中にいたが、アレックスたちに「この場所に行ってくれ」とスマホに地図を映し出すことで、筒を修理するためのパーツを探しているところだったのだ。

何個かパーツを揃えていくうちに、その宇宙人は徐々に「Yes or No」で質問に答えることができるようになった。

アレックスたちは、面白がって宇宙人に質問をしていくと、徐々に驚愕の事実が発覚していく。

宇宙人は、「宇宙船」を修理するためにパーツを集めているということ。

そして、「宇宙から来た宇宙人」だということ。

アレックスたちは、宇宙人に「ECHO」と名付け、修理パーツをゲットするために奔走する。

アース・トゥ・エコーは童心を思い出させてくれるSF映画だった

アース・トゥ・エコーは、全体を通してタックの持ってきたビデオカメラ視点(または彼らの誰かのうちのスマホ視点)で進んでいく。

さらに、親たちに嘘をついて、真夜中に何十キロと離れた場所まで自転車で旅に出かける。

これだけでも童心をくすぐってくれる物語である。

私もよく、学生の頃は10キロ先のゲームショップみたいなところまでチャリを飛ばしていたものだが、あの時の記憶が蘇る。

途中、人の家に勝手に侵入したり(結局はマンチがマネキンと読んでいる美少女エマの家だったけど)、工事現場の人に注意されたりと、かなりヒヤヒヤするシーンが多い。

もし自分が子どもの時にあんな体験をしていたら、それこそトラウマもんである。

全体的に懐かしい雰囲気のする…、子ども時代を思い出させるような感じがして、童心に戻らせてくれる作品だった。

アース・トゥ・エコーで個人的に気に食わなかった点

アース・トゥ・エコーで個人的に気に食わなかった点がある。

それは、タックの吹替版声優さんだ。

アレックスとマンチに関しては、普通の少年な感じがして良かったけれど、タックの吹替だけ誇張が激しい感じがする。

もちろん、演出としてあれぐらい誇張していた方がいいのかもしれないが、個人的にはうけつけなかった…。

さらに、タックのあの性格も相まって、見ていてめちゃくちゃイライラしてしまった笑。

ボリューム不足感は否めない

ぶっちゃけ、1時間30分無いぐらいのスピーディさで終わってしまうアース・トゥ・エコーだが、若干ボリューム不足感は否めない。

もう少しECHOとの旅があっても良いな…と思ったし、ECHOが工事現場のおっさんに奪われたからの展開が早すぎる。

スピーディさに重きを置いているのかもしれないが、ちょっと早すぎてボリューム不足だな…と感じてしまった。

アース・トゥ・エコーを総合評価するなら?

アース・トゥ・エコーを総合評価するなら、星5中の星3評価である。

全体的にまとまりが良いものの、やっぱりどこかボリューム不足感は否めない。

ストーリーはまぁ普通。特に伏線があるわけでも無い。

映画序盤で、「ヒントはこの時点であちらこちらにあったのに」みたいなセリフがあったけど、その伏線を回収できていないような気がした。

もしかすると私の観察不足かもしれないのでそこは大きくは触れないが、正直ちょっと物足りない。

ただ、個人的にはあのビデオカメラ視点で物語が進んでいくのは「うわ、臨場感あるな」と思ったので高評価。

だが、バック・トゥ・ザ・フューチャーのような壮大なSF物語としてみてしまうと、かなりインパクトが薄いのでそこは要注意だ。

そういう意味も含めて、個人的には星3評価とした。

アース・トゥ・エコーはどんな人にオススメ?

アース・トゥ・エコーは、ティーンエイジャーが主役なので、子どもたちにまずはオススメしたい。

もちろん大人が見ても楽しめる作品ではあるが、子どもたちが見ることで、まさにラピュタを見たあとのように、

「あの雲にもしかしてラピュタあるかな!?」

と想像を膨らませることができる作品だろう。

「この缶にECHOが入ってるかも!?」

みたいな。

子供達が見ることで、自分の今と重ねあわせることができる映画なのではないかな…なんて考えてしまった。

ぜひ、画面の前の子供達。視聴をオススメするよ。

終わりに

アース・トゥ・エコーについて感想を述べてきた。

余談だが、ネバダ州といえばトレマーズの舞台でもある。

なんか…もしかしたらトレマーズに出てくるあの地中を動く化け物が現れるんじゃないか?なんてちょいと期待をしたが、もちろんそんなことはなかった。それで良いんだけどね。

私の小さな思い出だけれど、アース・トゥ・エコーのように、友達と遠出をしたことがある。

私が生まれ育った街の隣町まで自転車を走らせたけれど、あの時は軽くSTAND BY MEだった。

友達3〜4人とチャリを走らせていて、工場地帯と田んぼ道が連ねているあの風景を見ながら、私はコソッとウォークマンを取り出して小田和正の「たしかなこと」を聞いていた記憶がある。

あの時の記憶からすでに十数年経っているけれど、いまだにそのことはよく覚えているものである。

あの時の友達とは、既に連絡なんて取り合う仲でもなくなってしまったし、今どこで何をしているかもわからない。

今更会いたいわけじゃないのに、アース・トゥ・エコーを観ていたらその時の記憶を突然思い出してしまった。

映画ってのは良いものである。

なんてクサイことを言いながら、今回のレビューはこの辺で終わろう。




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