ふぉぐです。
ついさっき、『ドラえもん のび太とロボット王国』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ドラえもん のび太とロボット王国』ってどんな映画?あらすじは?
『ドラえもん のび太とロボット王国』は、2002年公開のアニメ映画。
監督は芝山努。主演は大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太。
あらすじとしては、「別の惑星からやってきてしまったポコという少年ロボット。ポコを送り届けるためにドラえもんたちはタイムマシンによって時空間を旅すると、そこにはロボットと人間が共存している惑星があった」という物語である。
スネ夫がASOBOという犬型ロボットを自慢していると、のび太もクラゲ型のロボットが欲しくなりドラえもんに頼み込む。
ドラえもんはミーちゃんという猫とデートに忙しく、のび太にかまってる暇はなかった。
のび太は、スペアポケットで22世紀の通販が利用できる道具をだし、でたらめにボタンを押して大量のロボットを注文してしまうのだった。
そのロボットたちに混じって、見慣れぬロボットも時空を超えてやってきた。
街中で大騒ぎをしている未来のロボットたちをなんとか送り返したドラえもんたちの前に、見慣れぬロボットがやってくる。
ロボットは、スネ夫のASOBOが狂犬ロボットの見えてしまい、その影響で意識を失う。
ドラえもんの調査によると、そのロボットは地球以外で製造されたロボットだった。
『ドラえもん のび太とロボット王国』は、若干薄味のロボット映画だった
というわけで『ドラえもん のび太とロボット王国』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「若干薄味のロボット映画だなぁ…」
という感じである。
うーん、薄い。
特に大人が見ると薄さを感じてしまうタイプの映画である。
ドラえもん映画にはありがちな「ロボット」をプロットとして利用しているのは別に良いのだが、やはりSF的な要素がありつつ感情的なテーマを扱っているからか、どうしても押し付けがましい雰囲気を感じてしまう。
「ロボットは人間の忠実な下僕である」
という考え方があっても良いような気がする。もちろん『ドラえもん のび太とロボット王国』という映画の伝えたいことが「人間とロボットの共存共栄」なのだから致し方ないことではあるが。
ロボット王国でのストーリーもそこまで多様性に富んでいなく、ワクワクするようなこともほとんどなしに終わってしまうのがいただけない。
ラスボスの本当の姿がわかったところで、特に「ええ!?」とも思わなかったの痛い。伏線がまるでない。
全体的なリズム感こそ良いものの、ストーリーとしてみるなら薄味だったな…という印象だ。
『ドラえもん のび太とロボット王国』の良い点
『ドラえもん のび太とロボット王国』の良い点は、やはりリズム感だろう。
ドラえもんの映画では大体言えることだが、リズム感が良いのでサクサク見られる。
今作はまた、1時間20分ちょいという短時間映画でもあるので、サクッと小腹を満たすような感じで見られるのが良いところだ。
『ドラえもん のび太とロボット王国』の悪い点
『ドラえもん のび太とロボット王国』の悪い点は、やはりストーリーの薄さだろう。
ロボット王国のバックグラウンド、そしてポコたちのバックグラウンドが希薄なため、最後の方でロケットが飛び立ってしまった瞬間の絶望感・悲壮感をあまり感じない。
もう少しキャラクターを掘り下げていれば、あのシーンはもっと良いものになっていたのでは…と思う。
また、ストーリー自体も希薄なため、大人が見ると若干物足りない。
『ドラえもん のび太とロボット王国』を総合評価するなら?
『ドラえもん のび太とロボット王国』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
うーん、個人的には微妙。
もう一度みようとは思わない類の作品である。
ドラえもん映画は名作が多いが、今作に関しては個人的には評価できない作品だった。
『ドラえもん のび太とロボット王国』はどんな人にオススメ?
『ドラえもん のび太とロボット王国』は、ドラえもんシリーズが好きな人におすすめしておきたい。
終わりに
『ドラえもん のび太とロボット王国』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。