【ネタバレ感想】『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』は、少しダルさを感じるSFアニメ映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』ってどんな映画?あらすじは?

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』は、1985年公開のアニメ映画。

監督は芝山努。主演は大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太。

あらすじとしては、「地球に逃げ込んできたピリカ星人のパピとともに、ピリカ星の支配を目論むPCIA(ピシア)軍を打倒する」という物語である。

スネ夫&ジャイアンと共にSF映画を撮影していたのび太だったが、のび太はヘマをやらかして解雇を言い渡される。

のび太はドラえもんに頼んでスネ夫をびっくりさせるようなSF映画を撮りたいと頼み、助手としてしずかちゃんを訪ねてみる。

すると、しずかちゃんは自身の所有するぬいぐるみを使ってメルヘンな物語を撮りたいと言い出し、お気に入りのぬいぐるみや人形をドラえもんの道具で簡易ロボットにし、撮影に臨む。

順調に進んでいた撮影だったが、途中でしずかちゃんお気に入りのぬいぐるみがいなくなってしまう。

悲しむしずかちゃんだったが、なんとのび太の家の庭にそのぬいぐるみが転がっていた。

めでたしめでたしと思っていたところに、次はジャイアンとスネ夫が家に殴り込みにやってくる。

どうやら、せっかく徹夜してつくった映画用のプラモデルが、クジラのような物体に破壊されたらしく、それをのび太とドラえもんのせいだと思っていたようだった。

しかし、それはピリカ星にのさばるピシア軍によるものだった。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』は、少しダルさを感じるSFアニメ映画だった

というわけで『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「少しダルさを感じるSFアニメ映画だな」

という感じである。

ストーリー自体は、当時大人気だったであろうスターウォーズと、そしてガリヴァー旅行記とを足したような、そんな物語である。

終盤こそガリヴァー旅行記のような雰囲気が存分に出てきて楽しめたのだが、ピリカ星に着くまで〜ついてからの話がやけに長く感じてしまった。

ドラえもんの道具の出番も、今作ではスモールライトにばかり(ライトだけに)脚光が当たっていて、「ビックライト使えば良いのに」と何度思ったかわからない。

全体的に(仕方のないこととはいえ)ご都合主義的な雰囲気が強いアニメ作品だな…と感じた。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の良い点

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の良い点は、なんといってもその世界観にあるだろう。

ドラえもん映画シリーズは大体のことに言えるが、やはり世界観が素晴らしい。

今作は圧倒的にガリヴァー的雰囲気とスターウォーズ的雰囲気が見事にマッチしている。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の悪い点

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の悪い点は、ドラえもんの道具の使い所があまりないところだ。

というより、明らかに「それ道具使えばなんとかなるじゃん」ってところで道具を使わずに、あえて人力的なことをすることにイライラしてしまう。

道具の出番があまりないところが、『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のウィークポイントと言えよう。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』を総合評価するなら?

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。

個人的にはまぁ…普通。

もう一度観たいか?と言われると素直にうんとは言えないぐらいの作品だ。

やはり、前半の冗長なシーンで飽きてしまうため、最後のどんでん返し的なシーンまでいくのにかなりの体力を要するのが難点。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』はどんな人にオススメ?

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』は、ドラえもん映画が好きな人におすすめしておこう。

終わりに

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』についてレビューしてきた。

特に言いたいともないので、この辺で終わろう。