【感想】ドント・ブリーズは、幽霊が出てこないホラー映画なのにめっちゃ怖かった

ふぉぐです。

ついさっき、「ドント・ブリーズ」を観終わったので、早速レビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開で感想&レビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




ドント・ブリーズってどんな映画?あらすじは?

ドント・ブリーズは、2016年公開のホラー映画。

監督はフェデ・アルバデス。主演はジェーン・レヴィ。

あらすじとしては、「大金を所持している盲目の老人宅に強盗として侵入するが、その老人はかなりヤバイ奴だった」という話である。

ロッキー、アレックス、マネーの3人は、1万ドル以上の被害は出さない強盗だった(1万ドル以上盗むと、警察から目をつけられやすくなるらしい)。

ある日、マネーが盗品を売ったところ、全く金にならなかった。

売人に文句を言うと、売人は「良い話がある」といってマネーに「盲目の老人」の話をする。

マネーはロッキーとアレックスに「盲目の老人」の話をした。

盲目の老人は、どうやら寂れた街で一人暮らしをしていて、家には30万ドルもの大金を隠し持ってるかもしれない…という。さらに、盲目の老人は退役軍人で、目が見えないらしかった。

アレックスは、1万ドル以上の金が絡む強盗はしない方針だったが、アレックスが想いを寄せるロッキーには「早くデトロイトを飛び出てカリフォルニアに行きたい」という夢があったので、渋々ながらもOKを出す。

夜。車で寂れた街に到着し、老人宅に向かうと、老人宅は窓に鉄格子が張り巡らされていて、ドアの鍵も複雑になっているほどの厳戒態勢だった。

ロッキーが2階のトイレ窓から老人宅に侵入し、玄関のドアを開ける。

老人宅に入った3人は、いつも強盗をしているように、慣れた手つきで物色するが、どこにも金らしきものは見当たらない。

マネーが老人の寝ている部屋に入り、麻酔薬(睡眠薬?)のようなものを蒸気のように噴射させ、老人をぐっすり眠らせる。

すると、明らかに厳重な鍵の締め方をしているドアを発見する。

無理やりこじ開けようとするマネーは、持ってきた拳銃で鍵を破壊する。

しかし、アレックスは「強盗として入るときに拳銃を所持していることの危険性」をわかっていた。アメリカの法律では、強盗が拳銃を持っているなら、正当防衛として強盗を拳銃で殺しても良いらしい(Wikipedia参照)。

マネーが無知すぎることに嫌気がさしたアレックスは、一人で帰ろうと玄関に向かう。

すると、マネーとロッキーの元に眠っていたはずの老人が現れる。

目が見えない老人は、マネーの声に反応して近づき、マネーが持っていた拳銃でマネーの頭を撃ち抜いてしまう。

老人は、マネーが「俺一人で入ったんだ」と言っていたのを信用しておらず、他にも強盗の仲間がいるんじゃないかと家中を探し回るのだった。

ドント・ブリーズは、幽霊が出てこないホラー映画なのにめっちゃ怖かった

ドント・ブリーズ、ぶっちゃけめっちゃくちゃ怖かった。

なんだろ、私は非科学的なもの(それこそ幽霊とか)が出てくるホラー映画が苦手だし、そういう怖さってなんか…「理にかなってないよな」と思ってしまうことが多々ある。

どちらかというとリアリスト的な一面を持っているので、それこそ「ゲット・アウト」のようなホラー映画が好みである。

そんな私でも、今作「ドント・ブリーズ」はめちゃくちゃ面白いと思ったし、怖さに関しても一級品だった。

正直、目が見えないということ以外は普通のおっさんが強盗を追いかけ回すだけの鬼ごっこ映画といえばそうなのだけれど、そのおっさんが狂気に満ち溢れていて怖い。

その怖さは、恐らく「密室」というところが大きく絡んでいるように思う。

ドント・ブリーズでは、「デトロイト」という設定であるにも関わらず、作中でのほとんどのシーンはおっさんの家だ。

さらに、このおっさんの家がめちゃくちゃ広い。

上は2階まであり、地下室もある。部屋は多分15ぐらいあるんじゃないかな…結構大きい家での生死をかけた鬼ごっこになる(物語後半では実際に生死をかけるどころか精子をかけられそうになるけど)。

窓から逃げられそうなものだけど、ほとんどの窓には鉄格子が嵌められているし、鍵も複雑になっているので抜け出そうにも抜け出せない。ホラーゲーム青鬼のリアル版みたいな感じだろうか。

外に出たら出たで、猛犬が追いかけ回してくるし、なんかもうとにかく怖い。

警察を呼びたくても呼べない緊迫のシチュエーション

ドント・ブリーズでは、最終的に日本で言うところのセコム的な通報システムに連絡して警察を呼ぶわけだが、それまでのシーンで警察を呼べないわけがある。

それは、警察を呼んだら自分たちまで捕まってしまうからだ

ここを理解していないと、

「なぜ警察呼ばないの?」

という疑問を持ってしまいがちだが、彼らは強盗として侵入しているからこそこのシチュエーションが成り立つし、恐怖のシチュエーションになりうるのである。

これが例えば、冒険心で廃墟の家に侵入してみました…ぐらいだったら、不法侵入としてちょっとした罪には問われるかもしれないけど、せいぜい注意とか少額の罰金ぐらいだろう。

だが、彼らは強盗として侵入しているのである。

だからこそ、無闇やたらに警察は呼べないし、なんとしてでも老人が隠し持っていた大金を持ち帰りたいわけである。

この緊迫のシチュエーションが面白い要因なのではないだろうか。

無音が怖い

私はホラー映画に関しては初心者なので多くは語れないけれど、この映画は無音の使い方が上手いと思った。

私は昔から音楽が好きなのだが、音楽で大事なのはメロディーよりも「間の取り方」と言われることがある。

例えば、楽曲のギターソロで無音の状態を数拍いれるだけで、ソロに緊張感が生まれるからだ。

まさにドント・ブリーズでも同じようなことが言えていて、無音状態を作り出すことで観客に「何か来るんじゃないか?」という予想をさせることができる。

しかし、一旦予想を打ち消してからの老人出現…みたいな心臓バックバクシーンが多いのもまた面白い要因だろう。

無音の使い方が上手いので、本当にこっちまでドント・ブリーズ(息ができない)状態になってしまう。

ドント・ブリーズを総合評価するなら?

ドント・ブリーズを総合評価するなら、星5中の星4評価である。

個人的には非常に面白い部類のホラー映画だと感じた。

ラストの終わり方も、「実は老人は生きていた」という後味の悪い感じで終わる。

後味の良さを求める人には恐らく悪い評価になりがちだが、個人的にはこの後味の悪さもドント・ブリーズの良さのような気がしている。

全体的にまとまりもよく、1時間半無いぐらいのスピーディーさなのに内容が濃いのでおすすめだ。

ドント・ブリーズはどんな人におすすめ?

ドント・ブリーズは、幽霊系のホラー映画が苦手な人にオススメしたい。

この映画は全編を通して非科学的なものは一切出てこないので、私のように非科学的なものが苦手な人には楽しめる作品だろう。

また、ちょっとパニック映画的な要素もあるので、パニック映画が好きな人も見て損はないはずだ。

終わりに

ドント・ブリーズについてレビューしてきた。

余談だが、マネーがおいたあの睡眠導入剤がなぜ老人に効かなかったのかが疑問である。

老人は退役軍人という設定だから、もしかするとそういう薬物に慣れているのかもしれないけど…うーむ、疑問だ。

ところで、あんな睡眠導入剤があるのなら、私にもちょっと分け与えてほしいものである。

最近寝つきが悪くて非常に睡眠不足である…。

睡眠不足は能力にも影響するし作業効率もダウンするので、マジで大敵ィィイ!!!