ふぉぐです。
ついさっき、『ディスタービア』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ディスタービア』ってどんな映画?あらすじは?
『ディスタービア』は、2007年公開のサスペンス映画。
監督はD・J・カルーソ。クレジットはされていないが、製作総指揮としてスティーヴン・スピルバーグ。
主演はシャイア・ラブーフ、サラ・ローマー。
あらすじとしては、「教師を暴行してしまったケイルは、自宅謹慎処分を受ける。その際に、近所のとある住人を観察していたところ、その住人が不可解な行動をとる」という物語である。
ケイルは、父親と釣りをして帰るとき、交通事故にあって父親を亡くしてしまう。
そのことが原因で授業にも身が入らず、うだつの上がらない毎日を過ごしていた時、スペイン語の授業で教師がケイルの父親の話をして、それが原因でケイルは教師を殴ってしまう。
裁判になり、ケイルは少年院に1年入りそうになったが、父親が亡くなっていることを加味し、自宅謹慎3ヶ月の処分を受ける。
その際、自宅から逃げようとした際に警察に自動で通報がいくシステムを足につけられるのだった。
暇な毎日が始まる…と思っていたケイルだったが、ケイルの隣に美人な女の子が引っ越してくる。
ケイルはその女の子を家から双眼鏡で観察するようになるが、と同時に近所の人たちを観察するようにもなっていく。
すると、近所に住むターナーが、なにやら不可解な行動をしていた。
ケイルは、もしかしてターナーは女性が行方不明になっている事件の犯人なのでは…と推測を立てる。
『ディスタービア』は、謎な点が多い消化不良サスペンス映画だった
というわけで『ディスタービア』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「謎な点が多いなぁ…」
という印象である。全体的に謎が多い。
私が、「これはどういうことだったんだろう」と思った点をいくつか挙げておこう。
- ケイルと父親が交通事故にあった時、あおり運転のような感じで事故にあった。車が横転したあとも追撃するようにぶつかってきたあの車は結局なんだったのか
- アシュリーの母親がアシュリーに「お願い」と頼んでいた時に、アシュリーは「嫌な感じ」と言っていたが、あれは結局伏線ではなかったのか(実は私は、『ディスタービア』の犯人が中盤までアシュリー一家の犯行だと思っていた…笑)
- ケイルの母親がほぼ家にいなかったのはなぜなのか
- なぜ、ターナーは女性を誘拐して殺していたのか
などなどだろうか。多分、もっと探せばあると思うのだが、今思い出せるのはこれぐらいである。
全体として、コメディ調でもありドキッとするような演出もあったり、振れ幅の大きな映画だった印象である。そして消化不良気味…。
良くも悪くもティーン向け映画かな
『ディスタービア』は、ティーン向け映画として宣伝されていた。
そういう情報を入れつつ観たのだが、まぁ確かに良くも悪くもティーン映画かなという印象である。
青春あり、笑いあり、サスペンスあり…。
ぶっちゃけサスペンス映画としてみるなら青春要素や笑い要素なんてほぼ必要ないし、むしろ蛇足でしかない。
だが、まぁティーン向けの映画と考えるなら、そういう蛇足的な面もある意味でエンターテインメントとして発揮されているのかなとも感じた。
だから、良い意味で言えばティーン向け。悪い意味でもティーン向けである。
『ディスタービア』を総合評価するなら?
『ディスタービア』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
うーん、個人的には微妙。
ぶっちゃけ後半からはサスペンス一辺倒になってハッピーエンドで終わるのでそこは良し。
また、アシュリー役のサラが美人さんだなぁと思ったのでそこもまた良し。
この2つを加味して星2評価…と言ったところだろうか。
減点要素としては、やはり蛇足感が目立つ。
「その演出、いる?」
「そのシーン、いる?」
というようなところが何箇所かあって、中だるみを感じてしまうところもややあった。
なので、全体としてみるなら星2評価と言ったところだろうか。
『ディスタービア』はどんな人にオススメ?
『ディスタービア』は、ティーン向け映画ということで10代の若者たちにオススメしたい。
特に高校生が観ると面白い映画かもしれない。
終わりに
『ディスタービア』についてレビューしてきた。
余談だが、『ディスタービア』、同じくティーンエイジャーが主役のサスペンス映画、「グッド・ネイバー」に似てるなと思った。
グッド・ネイバーを観てない人がいると思うので、ここではネタバレを防ぐが、グッド・ネイバーと違う点は主人公たちの計画性と、そしてエンディングだろうか。
ぜひ、興味がある人はグッドネイバーも観てみてほしい。