【ネタバレ感想】『ファインド・ミー』は、中途半端な結末を迎えるサスペンス映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『ファインド・ミー』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。




『ファインド・ミー』ってどんな映画?あらすじは?

『ファインド・ミー』は、2016年公開のサスペンス映画。

監督はザック・ウェドン。主演はアーロン・ポール、アナベル・ウォーリス。

あらすじとしては、「突如失踪した恋人の手がかりをつかもうとする彼氏へ、様々な困難が押し寄せる」という物語である。

デヴィッドは、バスを降りて自分のアパートへと向かっていた。

前を歩く女性は、デヴィッドが自分のことをつけているストーカーだと勘違いし、デヴィッドに「なんかよう!?」と詰め寄る。

しかし、デヴィッドが暮らすアパートは、その女性も暮らしているアパートだった。

たまたま同じアパートに住んでいたデヴィッドにひどいことを言ってしまった…ということで、その女性・クレアは、デヴィッドと徐々に親しくなっていく。

デヴィッドはウェブ系のデザイナーを、クレアは趣味の延長のような形で写真家をしているのだという。

デヴィッドもクレアも、お互いに惹かれ合い、2人はついに恋人となり、一緒に暮らすようになるのだった。

しかし、デヴィッドはクレアに、ある不可解な点を感じていた。

それは、クレアが自分の故郷や家族の話を一切しないことだ。

デヴィッドがそれらの話題に触れようとすると、必ずクレアは話題を逸らすのだった。

だが、一緒に暮らす上で、そんな小さな話はなんてことなく。

デヴィッドは、クレアと幸せな毎日を過ごすのだった。

だがある日、デヴィッドが朝目を覚ますと、クレアがいなくなっていた。

全く心当たりがないデヴィッドは、クレアの携帯に留守電を入れる。

あまりにも帰ってこないことを心配したデヴィッドは、警察に届け出る。

だが、彼女は全く帰ってこず、そのまま行方不明となってしまった。

一年後。デヴィッドは、「もしかしたらクレアが帰ってくるかもしれない」という淡い期待を持って、ずっと同じ家に住んでいたが、ついに家の管理人から「そろそろ開けてほしい」と頼まれ、荷物を整理することになる。

そこに、クレアの友達だというバック・キャメロンという黒人男性が現れる。

バックは、デヴィッドの荷物整理を助けてあげていたが、実はそこにはある陰謀が隠されたいた。

『ファインド・ミー』は、中途半端な結末を迎えるサスペンス映画だった

『ファインド・ミー』予告編

というわけで『ファインド・ミー』を観終わったわけだが…。

まず最初の感想としては、

「中途半端な結末だなぁ…」

と思えるようなサスペンス映画だったという印象だ…。

うーん、ぶっちゃけ、微妙。見る人によっては面白くないと感じてしまうかもしれない。

途中までは普通に面白い感じで、

「なぜクレアは失踪してしまったんだろう?」

とサスペンスチックにストーリーが進んでいく。

だが、ストーリーが進んでいくにつれてちょっとずつ「これ、面白いのかな…」と不安要素が出てきてしまっていた。

私がまず『ファインド・ミー』を観ていて感じた不安要素は、「車工場のおっさん」をデヴィッドが辿った件である。

なぜデヴィッドが車工場のおっさんを辿ったのか…は、クレアが残した写真を元にしたからなんだけれど、じゃあなぜクレアはその写真を撮ったのか…がいまいちわからないからだ。

こういうサスペンス映画の場合、その写真に何かしらの「証拠」となるようなものが写っていて、それをたどるために行くことが多い。

しかし、『ファインド・ミー』においては、クレアが残した写真がどんな意味を持つのか…が全くわからないため、デヴィッドがなぜその車工場に行ったのか…も理解しにくい。

もっと言えば、車工場に行った時に、写真に写っていたおっさんが出てくればなんとなく収まりがいいものの、デヴィッドを手厳しく出迎えたおっさんが写真に写っていたわけではない(多分)。

かと言って、車工場があとでもう一度出てくるわけでもなく…。

微妙すぎるストーリー展開に、不安要素がにじみ出てきた瞬間である。

『ファインド・ミー』が面白くなかった理由

この時点ですでに不満タラタラなことを言いまくっているが、ここからはより詳しく、

「『ファインド・ミー』がなぜ面白くなかったのか」

を個人的に考察してみようと思う。

クレアがどの団体に所属しているのかがわからない

まず、『ファインド・ミー』を観ていて思ったのが、

「クレアって結局、どの団体に所属しているの?」

というところだ。

物語中盤で、デヴィッドが森で襲われた後に出会った人物が、

「国防総省のものだ」

と自己紹介していた。

で、彼が「クレアは極秘任務の36時間後に死んだ」と言ったということは、クレアも国防省の所属している可能性が極めて高い。

とは言え、厳密に「クレアは国防省に所属している」と断言されているわけではないので、その辺は曖昧である。

そもそも、なぜ国防省のその男性がフィルムを狙っているのかもよくわからない。映画ではさほど言及されていない。

このように、クレアは結局どこの団体に所属しているのかがパッとしないのである。

クレアの友達の黒人男性は結局何者?

クレアがどの団体に所属しているのかもよくわからなかったが、クレアの友達だというあの黒人男性(バック)もよくわからない。

結局あいつは何者だったのだろうか…。

クレアの仲間だと最初は思っていたけれど、クレアのフィルムを探していたということは、国防省の男の仲間や部下である可能性が極めて高いかなと。

伏線回収的要素がほぼなし

『ファインド・ミー』がが面白くなかった理由の一番として、

「伏線回収」

がほとんどないことが挙げられるのではないか…と考察する。

だいたいこういうサスペンスものは、最初の方のシーンで出てくるものが後から「こういう繋がりがあったのだ」という感じでババーンと出てくることが多い。

だけど、『ファインド・ミー』ではそれがない。とにかくストーリーが進んでデヴィッドがボロボロになるだけ。

最初の「記憶喪失」のようなシーンはどういう意味?

『ファインド・ミー』の最初のシーンが気になった方は多いだろう。

2人が記憶喪失になって、

「実は俺たち、知り合いなのか?」

みたいなことを言い合うシーンである。

あれは私なりの解釈では、2人の新居を祝うための、彼らなりに楽しむための劇…みたいなものだと思っている。

デヴィッドとクレアの出会いは、そもそもがクレアの「ストーカーかもしれない」という勘違いからである。

それを再現するような形で、わざわざバスでも知らないフリをしたりしていた…というわけだ。

それか、2人はちょっと喧嘩をしていたけれど、昔のことを思い出すかのような振る舞いをして勝手に仲直りした…というオチだと思う。

どっちにしろ、物語的にはあまり関係のない話だったように思っている。

『ファインド・ミー』を総合評価するなら?

『ファインド・ミー』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。

うーん…微妙。

というか、私としては面白くない。

一応、中盤まではちょっとワクワクしたので、それを踏まえて星2評価…と言った感じだろうか。

全体で見ると、支離滅裂…というか、あまりにもキャラクターたちのバックグラウンドがぼやけすぎえてわけがわからなかった。

『ファインド・ミー』はどんな人にオススメ?

『ファインド・ミー』は、いつもとは違うサスペンス映画を観たい人にオススメだ。

私としては面白くなかったが、見る人が見れば面白いかもしれない。

終わりに

『ファインド・ミー』についてレビューしてきた。

ぶっちゃけ、特に何もいうことがないので、今回はこの辺で終わりにしよう…笑。