【ネタバレ感想】『サークル』は、人間の心理を突くだけのオチなし映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『サークル』を観終わったのでさっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。




『サークル』ってどんな映画?あらすじは?

『サークル』は、2015年公開のサスペンス・スリラー映画。

監督はアーロン・ハン。今作には明確な主人公がいないので、主演は明記しない。

あらすじとしては、「突如として、謎の円形の部屋に集められた50人の男女。約2分に1回のペースで、全員参加の投票システムがやってきて、もっとも投票数の多かった人物は、電機子ショックのようなもので殺されていく…」という物語である。

ある女性が目を覚ますと、そこは暗い…でもちょっと赤がある、不気味な円形の部屋だった。

どうやら自分以外の人は眠っているのか、返事がない。

すると、女性が移動しようとすると、急にブザーのようなものが鳴り響く。

自分がいた丸い場所以外のところに行こうとするとブザーがなるシステムのようだ。

ある男性がその女性に、「そこから動くな!何があるかわからない!」と言い、そっとしているように諭す。

徐々に部屋内の人々が目を覚ましていくと、その部屋には50人の老若男女がいた。

なぜこの50人なのか、なぜこんな部屋にいるのか。

理由を探ろうとしている中で、急に一人が電気ショックのようなもので殺されてしまう。

解決の糸口を見つけていこうとする中でわかったことがある。

部屋の床に書かれている矢印のような模様は、自分の手がゲームコントローラーのスティックのような役割で動かすことができ、その矢印がある場所にいる人に投票することができる。

投票がもっとも多かった人物が、電気ショックで殺されていく。

もし、投票が同数の人物が2名以上現れた場合は、そこからさらに多数決を取っていく…というようなものだった。

そしておそらく…、最後に残った一人がこの部屋から脱出できる。

誰が、なんのためにこんなことをしているのか…。

『サークル』は、人間の心理を突くだけのオチなし映画だった

というわけで『サークル』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「人間の心理を突くだけのオチなし映画だなぁ…」

という感じだろうか…。

うーん、題材としては面白い。ライアーゲームの少数決の「多数決ver」みたいで、人間が必死に解決策を模索している姿が垣間見れる。

あるものは「子どもを殺そう!」と言ったり、あるものは「妊婦は守ろう!」と言ったり。

それぞれに考えや意義主張があり、そのどれもがああいう極限的な状況下では「善」にもなるし「悪」にもなりうるんだなぁ…という感じである。

だが…それだけなのだ…。

それだけ。50人である種の殺し合いをして、最終的には一人が勝ち残って…。

オチとしては、「宇宙人がさらった」という感じで終わるんだけど…それだけ。

それ以上でもそれ以下でもない。

序盤〜中盤ぐらいまでは面白く見れるんだけど、徐々にダルさを感じてくる。

惜しい作品だなぁと思った。

『サークル』は、オチを求める作品ではないのかもしれない

『サークル』を観終わって思ったのは、

「この作品はオチを求める作品じゃないのかもしれないなぁ…」

ということである。

前述のように、『サークル』では人間心理を垣間見れる。

「多数決で選ばれてしまったら、殺される」

というような極限空間の中で、人はどんな風に変貌するのか…というのが面白いのではないだろうか。

私が「ここは考えさせらるなぁ」と思った点を一つあげてみよう。

『サークル』では、途中で「善人と悪人を分けよう」という提案がある女性からなされる。

じゃあ、善人と悪人の定義はなんなのだろうか。

もし、犯罪を犯した…というのが「悪人」としての境界線なのだとしたら、もしその犯罪が誰かをかばう目的で結果的に犯罪となってしまっていたら…?

「善人」とはいうけれど、この世に純真潔白な善人はいない。いるとしたら赤ん坊ぐらいである。

ほとんどの人は、人生を生きていく中で何かしら悪いことをしてしまう。

嘘をついたり、誰かを口で攻撃してしまったり、嫉妬や妬み、誰かを怪我させることだってあるだろう。

また、「ちょっとならいいか」といって赤信号を無視する人だっているかもしれない。

そう、『サークル』のなかで、本当の意味での「善人」は、まだ生まれてもいなかった妊婦のお腹の中にいた赤ちゃんだけなのだ。

このように、自分の命を守るためならなんでも平気にやってしまう…。

それが人間なのかもしれない…。

『サークル』を総合評価するなら?

『サークル』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。

うーん、まぁ…まぁ。

オチを求めてしまうと多分星1評価ぐらいになるかもしれない。それぐらいオチがない。

ただ、人間心理の変化などを楽しむのなら、星2評価でもいいかな。

でも、基本的にずっと同じシーンなので、飽きる人はすぐ飽きてしまうだろう。

『サークル』はどんな人にオススメ?

『サークル』は、人間心理的なものを知りたい人にオススメである。

かなりドロドロしているので、そういうのが好きな人には楽しめるだろう。

終わりに

『サークル』についてレビューしてきた。

余談だが先日見た「ザ・サークル」とはなんの関係もないので注意である。

以上…。




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