【ネタバレ感想】『チャーリーとチョコレート工場 』は、独特の世界観のあるコメディ映画だった

『チャーリーとチョコレート工場 』は、独特の世界観のあるコメディ映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『チャーリーとチョコレート工場 』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。

では、さっそくレビューに移ろう。

『チャーリーとチョコレート工場 』ってどんな映画?あらすじは?

『チャーリーとチョコレート工場 』は、2005年公開のファンタジー・コメディ映画。

監督はティム・バートン。主演はジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、デヴィッド・ケリー。

あらすじとしては、「世界でたった5枚だけのゴールドチケットを、自身の板チョコに組み込んで、当たった子供たちを工場に招待するウィリー・ウォンカ。貧しい暮らしをするチャーリーは、最後の5枚目を引き当てる」という物語である。

祖父母4人、そして両親、自分の7人で貧しい暮らしをしているチャーリー。

ある日、世界中に美味しいチョコレートを届けているウィリー・ウォンカが、自身の板チョコに「ゴールドチケット」を5枚仕組むというニュースが飛び交った。

そのゴールドチケットを引き当てれば、ウォンカの工場に入れる権利が与えられる。

さらには副賞として、5人のうち一人のみに特別な何かを与えるという。

世界中の子供達や大人が、ゴールドチケットをゲットするために一斉にウォンカのチョコレートを買い漁った。

すると、世界中でゴールドチケットが当たった子供達がニュースになる。

チャーリーも誕生日プレゼントとおじいちゃんのへそくりで2枚チョコレートを買ってもらうが、あたらずに意気消沈していた。

しかし、道で拾ったお金でチョコレートを買うと、なんとゴールドチケットが封入されていた!

晴れてウォンカの工場に行けることになったチャーリーは、おじいちゃんと共にウォンカの工場へと向かうのだった。

『チャーリーとチョコレート工場 』は、独特の世界観のあるコメディ映画だった

というわけで『チャーリーとチョコレート工場 』を観終わった。

まず最初の感想としては、

「独特の世界観のあるコメディ映画だなぁ」

という感じである。

今作はどうやら2回目の原作を基にした映画化らしく、1971年に「夢のチョコレート工場」という、同じく原作を基にした映画が制作されている。

全体的に独特な世界観が強く、人によっては不気味ささえ感じる世界観だな…と感じた。

それはおそらく、ウンパルンパの存在感や、全体的な色使いなどがあいまっているのが不気味さの根元だろう。

ストーリーとしてはわかりやすかったので、好印象な作品であろう。

『チャーリーとチョコレート工場 』の良い点

『チャーリーとチョコレート工場 』の良い点は、メッセージ性のあるところだ。

今作はチャーリーを除いた4人が、それぞれの階層で脱落(脱落という言い方があっているのかは定かではないが)していく様子が描かれていく。

チャーリー以外の4人の子供たちはそのどれもがどこかおかしいところがあったり、傲慢だったり卑しいところがあったりする子供たちである。

そして最後に残ったチャーリーに、ウォンカが「家族を捨てて、僕の工場を引き継いで欲しい」と申し出る。

おそらく、チャーリー以外の子供達が最後に残っていたとしたら、

「OK」

と即答しただろう。

しかし、チャーリーはそうではなかった。

チャーリーは家族を大事にしていたから、ウォンカの提案には乗れなかった。

もしかすると、ウォンカの心情というか、求めている人材的にはチャーリー以外の4人が合っていたのかもしれない。

だが、ウォンカに足りないものはチャーリーのような心だったのである。

そういう意味で、「家族って大事だよね」というわかりやすいメッセージが組み込まれていたなぁ…と思う。

『チャーリーとチョコレート工場 』の悪い点

『チャーリーとチョコレート工場 』の悪い点は、不気味な点だろう。

ストーリーもリズム感も、そのどれもが素晴らしい今作だが、やはり世界観に賛否両論が分かれやすいように思う。

全体的に薄気味悪く、カラフルな雰囲気が異世界観を放っている。

好きな人には好きだろうし、受け入れられない人には受け入れにくいタイプの世界だ。

私的には、特になんとも思わずにみられた。だが、不気味さを感じる人の気持ちもわかる。

『チャーリーとチョコレート工場 』を総合評価するなら?

『チャーリーとチョコレート工場 』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。

全体的には面白い作品である。

おそらく、『チャーリーとチョコレート工場 』が不気味だと言われるゆえんは、「人間の心」を持っているのがチャーリーとおじいちゃんぐらいしかいないところだろう。

普通、例えばああいう工場にはアルバイトや社員が働いていて、そういう人たちが案内していくはずだ。

しかし、ウォンカの工場をウォンカが紹介して周り、途中にはあまり意思疎通をしないウンパルンパや機械やリスがいるだけ。

人間的な感情が見れないのが、不気味さのゆえんではないだろうか。

『チャーリーとチョコレート工場 』はどんな人にオススメ?

『チャーリーとチョコレート工場 』は、ファンタジー映画が好きな人におすすめしておきたい。

終わりに

『チャーリーとチョコレート工場 』についてレビューしてきた。

特に言いたいこともないので、この辺で終わろう。