【ネタバレ感想】『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、ビジネスマンにおすすめしたい映画だった

ふぉぐです。

ついさっき、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観終わったので、早速レビューしていこうと思う。

ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだ観ていない方はご注意を。

では、早速レビューに移ろう。




『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ってどんな映画?あらすじは?

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、2002年(日本では2003年)公開のヒューマンドラマ・クライム映画。

監督はスティーヴン・スピルバーグ。主演はレオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス。

あらすじとしては、フランク・W・アバグネイル・Jrという人物の自伝である「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」という小説を元にした映画版となっている。

フランク・W・アバグネイル・Jrは、裕福な家庭で育ったお坊ちゃんだった。

フランク・W・アバグネイル・Jrが16歳のある日、両親が離婚をすることになり、そのことがショックでフランク・W・アバグネイル・Jrは家出をしてしまう。

家出をするも、やはり金がないと1人では生活できない。

そう思ったフランク・W・アバグネイル・Jrは、誕生日に父親からもらった小切手を使って、小切手偽造の詐欺を行い始めた。

最初こそ、「この銀行ではお取り扱いできません」と門前払いをされていたフランク・W・アバグネイル・Jrだったが、父親が取引先との交渉で行なっていたことや、幾度となく詐欺にチャレンジしていくことで「どうすれば金を借りることができるのか」を自分で発見していくことに成功する。

さらに、パイロットや医師、弁護士までにまで偽装して、様々な人を騙してお金を手にしていくフランク・W・アバグネイル・Jr。

ある日、小切手を偽装しているところをFBI捜査官のカールに踏み込まれたが、見事な芝居をうって難なくその場を脱出。

以後、FBI捜査官カールとフランク・W・アバグネイル・Jrは、追い/追われるの関係になっていくのだった。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、ビジネスマンにおすすめしたい映画だった

というわけで『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観終わったわけである…が。

この映画を観ている時に、とにかくビジネスマンにおすすめしたい映画だなぁと感じた。

あ、誤解して欲しくないが、もちろん「詐欺をしろ!」ということでおすすめしているわけではない。

この映画には、「ビジネスで使えるエッセンス」が豊富に詰まっている。

特に私が「ああ、この方法は良いねぇ」と思ったのが、「相手の名前を覚えること」である。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』では、フランクが相手に「君、名前は?」と聞いているシーンが幾度となくある。

名前を聞かれた方は「〇〇です」と名乗って、それを覚えたフランクは、

「〇〇ね。ところで〇〇、君は〜〜」

と会話を繋げていく。

なぜか、名前を聞かれた人物は嬉しそうな表情をしているのである。

このエッセンス、実は自己啓発本で有名なデール・カーネギーの「人を動かす」という本にも書かれているテクニックである。

人は、名前を覚えられると嬉しいから、とにかく名前だけでも覚える。覚えられない時はメモをする…みたいなことが書かれていたような…。

確かに、名前で呼ばれると嬉しいのは昔から誰もが感じていることだ。

例えば好きな子に「ねえねえ、君さ…」と言われるよりも、

「ねえねえ、〇〇くんさ、消しゴム貸してくれないかな…」

と言われた方が嬉しかったりしたもんだ。小学生の頃なんか特に。

このように、もちろん名前を覚えるというテクニックだけではないので、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』はビジネスマンが見るとかなり面白い映画なのでは…と思った。

意外と、絶体絶命な状況でもなんとかなる…っていう教えが盛り込まれてるのもGOODである。

スピルバーグのテンポの良さはすごい

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』以外の作品でも大体そうなんだけど、やっぱりスピルバーグ監督の作る映画のテンポの良さは凄まじい。

めちゃくちゃテンポが良いし、中だるみするようなところも個人的にはなかった。

結構、こういうクライム・サスペンスチックな雰囲気のある映画って、トリックを作っている最中などのシーンで意外と中だるみすることがあったりする。

個人的には(名前を出して申し訳ないんだけど)「ドラゴンタトゥーの女」がそうだったりする。

ドラゴンタトゥーの女は、映画として総体的に見れば面白い作品なんだけれど、個人的にちょっと中だるみするシーンが多い。あと主人公とパートナーの女性とが接触するまでに随分時間かかるし。

そういう意味では、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』はかなりスピーディーでテンポよく、サクサクと話が進んでいくわりにはガッツリと重厚感のあるストーリーに仕上がっている。

おそらく、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が自伝小説だというのもあるんだろうけれど、やはり面白い映画になるかどうかは監督の腕次第的なところがあるんじゃないかなぁ…なんて思った。

レオナルド・ディカプリオってイケメンですな

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の主演は、あの有名俳優「レオ様」な訳だが…。

今でこそ、ちょっとお太りになられてグリズリーっぽい感じになってしまったレオ様だが、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でのレオ様はやはりかっこいい。

個人的には、フランスの刑務所からアメリカへいく時の長髪姿のレオ様がかっこいいと思う。

ちょっとやさぐれた感じ…というか。なんとなく絶望感がある中にミステリアスさを感じるレオ様はイケメンである。

ただ、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ではちょっと疑問に思ったことがある。

どう見ても高校生には見えないぞ。

ルパンVS銭形警部

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、日本の伝説的漫画である「ルパン三世」のルパン&銭形の関係に似ている気がする。

天才泥棒のルパンと、それを追うICPOの銭形。

フランクにはルパンのように最強すぎる仲間こそいないものの、その天才的な頭脳でFBIの手から逃れている。かっこよすぎるだろ。

なんとなく、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を見ていたらルパンと銭形を思い出してしまった…。

意外とそういう人、多いのではないだろうか。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を総合評価するなら?

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を総合評価するなら、星5中の星4評価である。

全体としては高クオリティ。そしてテンポが良くてストーリーも面白い。

オープニングの、あのピクトグラムを用いた感じのアニメーションも秀逸でセンスを感じる。

ただ、個人的に「うーん」と思ったのが、映像の切り返し方である。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、序盤に「刑務所の状況」を見せて、その後に過去へ戻る…というような演出をしていたが、個人的にこの演出は必要だったのかな…?と思った。

ぶっちゃけ、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に関してはそんな小細工のようなことをしなくても、過去→現在というように普通に段階を踏む形でもよかった気がする。

現在を最初に持ってくることで、返ってストーリーがわかりにくくなってしまったし、

「結局捕まるんだよねそういえば」

と、FBIが突入してきたときのハラハラ感も薄れてしまった。

最終的にはFBIに就職する形でグッドエンドを迎えるのだけれど、あの演出のせいでドキドキが半減したかな…という感じである。

そこを減点して、星4とさせてもらった。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』はどんな人にオススメ?

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、最初にも言ったようにビジネスマンにはぜひ見て欲しい映画である。

  • どうすれば交渉がうまくいくのか
  • 人に好かれるにはどうすればいいのか
  • 困難や絶体絶命でも意外と抜け道はあったりする

などなど、人生および仕事をしていく上で重要なことが詰まっている。

もちろん、もともとこの映画は自己啓発的な意味合いでは作られていないと思うので、見る人によっては、

「どこにビジネスで役立ちそうなことが演出されてんだよ」

と憤慨してしまうかもしれない。しかし、それこそ起業をしたり、自分でビジネスを行っていこうと思っている人にとって、

「意外と人生で役立つことは、何に対しても繋がってるよね」

という着眼点を持つことは大事であり、洞察力の深さがないと成功することはできないと思っている。

そういう意味においても、まさに上から目線で申し訳ないのだが、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を自己啓発的意義を察知するための登竜門として見ておいて損はないと思う。

終わりに

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』についてレビューしてきた。

余談だが、「プライベート・ライアン」のような役どころのトム・ハンクスが、私は意外と好きである。

あの、凛々しい感じで頼り甲斐のある上司…みたいな。

今回の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でも、トム・ハンクスは部下を従えて操作を行ったりしていた。

あの、仕事ができる感じを演出しているトム・ハンクスが、「フォレスト・ガンプ」で演出していたようなちょっと抜けてるトム・ハンクスとのギャップでめちゃくちゃかっこよく見えてしまうのである。

トム・ハンクス…かっこよし…。