ふぉぐです。
ついさっき、『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
Contents
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』ってどんな映画?あらすじは?
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』は、2017年公開のサスペンス・クライム映画。
監督はポール・ソレット。主演はエイドリアン・ブロディ、ジョン・マルコヴィッチ、ロリー・カルキン、アントニオ・バンデラス。
あらすじとしては、「強盗の3人は、警察から逃げるためにある倉庫へと入り込む。その倉庫を探索していると、恐ろしい犬が待ち受けていた」という物語である。
ある強盗4人組は、金庫を奪って車で逃走していた。
しかし、ある倉庫前で事故を起こし、運転していた一人が死亡。
残った3人は、足となる車が事故ったため、仕方なく倉庫にて警察の目から逃れようとする。
倉庫はとても大きく、幾重にも部屋が連なっていた。
3人で探索していると、一番若手が「ヤクを打ちたい」と言い出す。
若手がロッカー倉庫をみてまわっていると、大きな犬がいた。
犬は、真っ黒な身体をしていて、人間を食い荒らしていた。
3人は急いで逃げるが、逃げる時に若手がヤクの入った袋を忘れてしまい、犬がこないようにバリケードを張った向こう側へ置き忘れてしまった。
どうにかしてヤクを打ちたい若手は、二人の隙を見て犬がいる向こう側の部屋へと向かう。
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』は、ストーリー性のない犯罪サスペンス映画だった
というわけで『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「ストーリー性のない犯罪サスペンス映画だなぁ」
という印象である。
うーん、全体的に見るとちょっと…微妙かな。
映画の途中途中で、犬に関するそれぞれのエピソードが出てくるが、あれは必要だったのか疑問だし…。
何より、闘犬を主宰?していたあの人物も、なぜ闘犬をやっていたのかがよくわからない。
全体的にストーリー性がなく、映像の美麗さやちょっと緊迫した雰囲気だけが良かった映画だな…という感じである。
ロリー・カルキン演じる若手が話す犬の話は泣ける
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』では、登場人物がそれぞれ犬に関する話をしていくのだが、中でもロリー・カルキン演じる若手が話す犬の話は泣ける。
足を負傷しているシェパード犬を連れ帰った子どもの頃の若手。
どうにかして学校給食を持ち帰ったりしつつ餌を与えていたが、ある日父に見つかって、暴力的な父は犬を殺してしまう…という話である。
当時のことを思い出した若手は、涙をしつつ別部屋へいき、薬剤で命を絶ってしまう。
優しい人物なのに、強盗なんてするんだろうか…。
っていうか、この映画の登場人物、みんな基本的に良い人たちなんですけど…。
その辺のギャップも相まって、楽しめない感じになってしまった…笑。
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』を総合評価するなら?
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』を総合評価するなら、星5中の星2評価である。
全体的には…ぶっちゃけ微妙。
映像の撮り方というか、演出というか。
そういうところはめちゃくちゃ良い感じに仕上がっているだけに、ストーリー性がほとんどないのが残念である。
これでストーリーが抜群だったら、なかなかの良作になっていた気がするのだが…。
俳優陣もかなり厳かな人たちを集めているから、本当にストーリーだけがもったいなかったな…って感じだ。
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』はどんな人にオススメ?
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』は、犬が好きな人におすすめしたい。
どうやら『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』は、犬のために作ったような映画らしい。
犬をもっと愛して、そして犬を保護していく世界を構築するため…というか。
そういう意識を植え付けさせてくれる、そんな映画である。
終わりに
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』についてレビューしてきた。
余談だが、私は犬より猫派である。
理由は簡単。
『バレット・ヘッド/キラー・ドッグ』でも言っていたが、猫の方がめんどくさくなくて良い…。
もちろん犬も嫌いではないけど、個人的には猫派である。