ふぉぐです。
ついさっき、『ブラックフット』をみたので、さっそくレビューしていきたいと思う。
ちなみに、ネタバレ全開でレビューしていくので、まだみていない方はご注意を。
では、さっそくレビューに移ろう。
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『ブラックフット』ってどんな映画?あらすじは?
『ブラックフット』は、2014年公開のヒューマンドラマ・ホラー映画。
監督はアダム・マクドナルド。主演はミッシー・ペリグリム、ジェフ・ループ、エリック・バルフォー。
あらすじとしては、「森でキャンプをしていたカップルのもとに、黒い熊が現れる」という物語である。
アレックスとジェンは、休日に二人で森へキャンプへ行くことにする。
森へ入るところの事務所でカヌーを借りるが、アレックスは「地図は必要ない」と言って、森の地図をもらうことなくジェンとともに森へ入っていく。
森で1日目のテントを張って、アレックスが薪を割りに行って戻ってくると、ジェンが通りすがりの男性と親しく話していた。
男性は魚を数匹釣っていて、一緒に食べないか?と食事を提案する。
しかし、アレックスは男性を不気味がり、一瞬拒否しようとしたが、「誤解していた」として一緒に食事することにする。
そしてその日の夜のうちに、男性はどこかへ行ってしまった。彼はツアーガイドだった。
翌朝、アレックスとジェンは「ブラックフットの小道」というスポットを目指して足を進めるが、途中でアレックスは熊らしき生物の足跡を見つける。
気にも留めないアレックスだったが、これが命取りとなっていく。
『ブラックフット』は、肩透かし気味のアニマルホラー映画だった
というわけで『ブラックフット』を観終わった。
まず最初の感想としては、
「肩透かし気味のアニマルホラー映画だなぁ」
という感じである。
全体として雰囲気は最高。
変に驚かすようなカットを入れ込んでくるわけでもなく、抑え気味な音楽とともに迫ってくる黒熊(おそらくアメリカクロクマ)が猛烈に怖い。
怖いのだが、クマが出演するシーンがほんの数分しかないのが残念である。
この映画をパニック映画としてみるとかなり肩透かしを食らうが、いわゆるヒューマンドラマ的ホラー映画としてみるなら、相当恐ろしい映画なのでは…とも思う。
評価の難しい映画である。
『ブラックフット』の良い点
『ブラックフット』の良い点は、なんと言ってもその雰囲気にあるだろう。
舞台は(おそらく)アメリカの森なのだが、いかにもクマが出てきそうな感じの風合いが恐ろしい。
なんというか、針葉樹のような木が生えそろっているあたりがおどろおどろしい。
そして、クマがアレックスを襲うシーンもリアリティに溢れていて、特にテントからちょっとみた時にクマがそこにいる恐ろしさたるや…である。
もし自分があのような状況だったら…と思うと…。
リアリティに溢れている点が『ブラックフット』の良い点だろう。
『ブラックフット』の悪い点
『ブラックフット』の悪い点は、クマが出てこなさすぎなところだろうか。
前述のように、この映画をモンスターパニック映画としてみるのか、それともヒューマンドラマ的ホラー映画としてみるのか…で評価が変わってくる。
前者視点で『ブラックフット』をみると、明らかに『ブラックフット』はクマの出演回数が少なすぎる。
さらには、前半〜中盤にかけて、カップル同士のいざこざなどでイライラしてくる。
それが最後のシーンにかけての伏線的役割なのかもしれないが、だとしても長すぎる気もする。
『ブラックフット』を総合評価するなら?
『ブラックフット』を総合評価するなら、星5中の星3評価である。
個人的には及第点。
まぁ…普通。
クマの恐ろしさを描ききってはいるものの、やはりどこか消化不良。
もう少しクマのシーンを多くしても良いなと思いつつ、逆にクマのシーンが多すぎても胃もたれ気味になる。
ただ、今作に関していうならばもう少しクマのシーンが必要なのでは…と思う。
『ブラックフット』はどんな人にオススメ?
『ブラックフット』は、クマが人を襲うリアリティ映画が好きな人におすすめしておきたい。
だが、途中…ちょっとダレる。
終わりに
『ブラックフット』についてレビューしてきた。
特に言いたいこともないのでこの辺で終わろう。